夕暮れの渋谷駅。



午後7時。



K子からの携帯が鳴る。






「今どこにいるの?」






「ハチ公前の公衆電話」






「わかった。すぐに行くよ」






そこにいたのは肩までのセミロングが美しい、目元パッチリの女の子だった。



私のレベルで70点。



合格ラインの子だ。



内心ほくそ笑みながら、軽く居酒屋で腹ごしらえへ。



酒を飲みながらエッチな話題を切り出すも、K子はケラケラ笑って受け流す。






「俺ね、実はエッチな小説を書くのが趣味なんだ」






「へぇー、どんなの?」






「こんなの」






A4にワープロで印刷した5枚ほどの自作短編小説を手渡す。






「うわっ、面白ーい。いつも持ち歩いてるの?」






「女の子と会う時はね。ま、読んでみてよ」






私はビールを空けながら、食い入るように読みふけるK子を見つめていた。



すると2枚目に進んだところで表情が変わってきた。






「うわー、すごーい」






顔はニコニコしているのだが、瞳が心なしか潤ってきているのだ。






小説は2枚目から本格的な前戯とバイブ責めが始まるのを作者の私は当然ながら知っている。



そして3枚目を読むあたりから顔が火照りだしたのか、片手を頬に当てるようになった。



照れ隠しの笑顔さえ、もはやどこかに置き忘れてしまっている。






(あの辺は、男が女に卑猥な言葉を要求しながら挿入を焦らしている部分だ)






横目で様子を窺っていると、K子の足元が少しモジモジしているのに気づいた。



作戦は決まった。



そうこうしているうちに全て読み終えたK子は、「ふぅーありがとう。面白かった」と小説を手渡してきた。






「刺激が強かったかな?」



「うん、ちょっと・・・」






「出ようか?」



「・・・はい」






居酒屋から外へ出てすぐにK子の手を握って歩きだす。



二人の足取りは自然に道玄坂へ。






「どう?小説読んで感じた?」



「うーん、わかんない。でも変な気持ちになっちゃった・・・」






「エッチしたくなったんでしょ?」



「そうかもしんない・・・」






やがて、やや大きめのラブホにイン。



部屋に入った玄関先でK子を抱き締める。






「あっ」






蚊の鳴くような声を発した可憐な朱唇をすかさず塞ぐ。



舌を差し入れると弱々しく吸ってくる。



K子の歯茎部に舌先を這わせると、「あん、ふうん」と鼻息が漏れる。



もう完全にこっちのペースだ。






ブラウスをたくし上げて、やや小振りの乳房をブラの上から円を描くようにして捏ねてやる。



手の大きな私には遊び部分が大きかったが、それよりも19歳の弾力ある揉み心地に私は酔った。



ディープなキスを交わしながら、左手をスカートの中へと忍び込ませる。



敏感なクロッチ部分を中指の腹で前後にぐいぐい往復させる。



パンストとパンティを通しても、そこの熱っぽさと湿り具合ははっきりと感知できた。






「もう濡れてるんじゃないの?ん?」






耳たぶを甘噛みしながら私はつぶやいた。






「わかんない・・・」






K子はすっかり興奮したらしく、ハアハアとますます息を荒ぶらせる。



私はその時、ソファーの上に大きな窓があるのに気づいた。






「あっちのソファーに行こう」






私は一旦K子から離れて、部屋の中ほどにあるソファーに移動した。



開き戸と大きな窓を開けると外のホテル街が丸見えだ。






「ちょっとこっちへ来てごらん」






K子はキョトンとした顔つきでソファーに近づき、上がってきた。



ちょうど子供が電車の窓から外を見る時に膝を立てて座席に上がってくるように・・・。






「ほうら、あちこちのホテルが見えるよ。みんなエッチしまくってるんだね」






「本当だあ、なんだか恥ずかしくなっちゃう」






窓の外の気を取られているK子のバストを後ろから掴みとる。






「あっ、いやだぁ・・・」






「いやらしいK子の姿をみんなに見てもらおうね」






ブラウスもブラジャーもアゴの下までたぐり上げておいて、ピンク色に輝くほどよい大きさの乳首をクリクリと指弄してやる。






「あんっ、恥ずかしい・・・見られちゃう、誰かに見られちゃう・・・」






K子は目を閉じている。



自らを快感の淵に追い立てるように・・・。






「あそこのビルから浮浪者がこっちを見ているよ」






全くの作り話なのだがK子には関係ない。






「いやだ、恥ずかしい。恥ずかしいよお」






「浮浪者がK子のおっぱいを見てオナニーを始めたよ。ほうら、もっと見せてあげるんだ」






「そ、そんな・・・やだあ」






戸惑うK子の乳房を片手で揉みあげながら、もう一方の手でスカートを脱がせにかかる。



ベージュのパンストにピンクのショーツが目に眩しい。






「おじさんが大きくて太いおちんちんをせっせとしごいているよ、K子のいやらしいコリコリした乳首を見て・・・。ほら、もっと見せてあげなよ」






再びK子の股間に手を当てて、下着の上からクレバスを撫で擦ってやると、ビクンと全身を震わせる。






「ああ・・・」






ここは一発決めといてやろうと思った私は、パンストとショーツをぐいっとずり下げる。



白くて形のいい臀部が飛び出す。



お尻の方から手を忍び込ませていくと、すぐにぬかるみに当たった。



指を割れ目に沿って動かしてやるクチュクチュと音が立った。






「もうぐちょぐちょに濡れてるよ、K子のいやらしいところ」



「ああ、恥ずかしい・・・」






「いつからこんなに濡れてるの?」



「さっき、小説読んだ時から・・・」






「K子も小説のようにされたいと思ったんだろ?」



「うん・・・そう思ってたらジンジンきちゃって・・・あっ」






私の指が狭隘な肉洞に入り込み、Gスポットを探り当てた。



刺激するとK子の声のボリュームがひときわ大きくなる。






「ここ、いいの?」



「う、うん・・・感じる・・・」






「ここは?」



「あんんんっ」






最深部に指先を進めていくと、コリコリしたところに出くわした。






「このコリコリしたところ、感じる?」






コクコクッと頷きを繰り返すK子。






「子宮口が下りてきたようだよ。エッチが本当に好きなんだね」






K子の締まり具合はまあまあだ。



ミミズ千匹のようにはいかないが、適度に緊張と緩和を与えてくる。






「ああ、ああーー」






子宮口をさらに責め立てていると、胸を反らすようにして声をあげた。



窓べりに両手をついて大きく背中を反らせる19歳の色っぽさは、私の征服欲を掻き立てた。



とにかくまずは唇で奉仕させたくなってきたのだ。






「フェラは知ってるよね?」



「う、うん・・・」






「しゃぶりたくなってきただろう?」



「・・・はい」






スラックスを素早く脱ぎ捨て、下着の合わせ目から自分のモノを引き出した私は、ソファーの背もたれに片足を上げてK子の口元にせせり出した。






「ちゃんとおねだりするんだよ、『K子はおちんちんが大好きです、しゃぶらせて下さい』ってね」



「えっ、でも・・・」






「でもじゃないよ。エッチって流れが大切なんだから、君も俺に合わせてくれなくっちゃ・・・」



「・・・わかりました」






「じゃあ、復習しよう。K子はこのおちんちんをどうしたい?」



「・・・しゃぶりたいです。おちんちんをしゃぶらせて下さい」






「よし、いい子だ。おちんちんの先っぽはどうなってる?」



「濡れてます、透明の液で・・・」






「舌で掬い取ってくれるかな」



「はい」






唇を半開きにして舌を出すK子。



鈴口のような切れ込みに舌を差し込んでくる。






「ああ、気持ちいいよ。その調子」






チロチロと舌を蠢かしてカウパー液を舐め取るK子は淫乱そのものだ。



やがて舌先はカリの周辺部や、裏筋の敏感なところにまで伸びてきた。



静脈が浮き出たペニスは、すでに唾液とカウパー液でヌルヌルだ。






「あのー、咥えていいですか?」






「ああ、たっぷりしゃぶっていいよ」






K子が口を開けようとした時に腰を進めてやる。



ぐぶっという音がして飲み込まれ、ゆっくりとストロークを開始する。






「そうそう、渋谷の人達にエッチなK子を見てもらおうね」






窓の外には人気はないのだが、明るい部屋の窓際でエッチなことをしているだけで妙に興奮してくるものだ。



こんなことは初めての経験であろうK子も、必★で奉仕に耽っている。






「美味しいか?」






「・・・はい」






5分ほどたっぷりフェラってもらっているうちに、夜風が冷たくなってきたので、窓際遊びは打ち切ることにする。






「シャワー浴びよう」



「先にどうぞ・・・」






「一緒に入ろうよ」



「いいです。それは別で・・・」






無理に誘うのも酷なので先に入る。



バスタオルを巻いて出てきた時には、部屋はほの暗くなっており、彼女もバスタオル一枚だった。






「お先に」






「はい、私も浴びてきまーす」






K子は普段の19歳に戻ったようにバスルームに入っていく。



私は彼女がシャワーを使っているうちにまた元のように明るくしていた。



出てきた彼女は、「もう、エッチなんだからぁ」と軽くすねてみせた。






「いいじゃん、君の全てが見たいんだ」となだめる私。






K子はクスクス笑いながら、ベッドで横たわる私の横に、掛け具で自分の身体を隠しながら恥ずかしそうに滑り込んできた。






結局、思惑通り室内灯をMAXにしてコトを開始した。



掛け具の中でそっとK子のバスタオルを取り、唇を重ねる。



しばらく互いの舌を絡めるようにして吸引し合う。



ほのかな石鹸の匂いが鼻孔をくすぐってくる。



額や瞼、頬、顎先まで次々とキスの雨を注ぐ。






「ん、んん」






キスだけで身をよじるようにして反応するK子。



なかなか感度良好だ。



掛け具を捲り上げて、いよいよ蛍光燈の元に裸体を明らかにする。



19歳の身体はミルクを練ったように白い光沢をとき放っている。



乳房はやや小ぶりだが、ウエストの辺りはキュッと絞り込まれていて、ヒップにかけてのまろやかなラインがなんともセクシーだ。






「きれいだよ、K子」






「あん、恥ずかしい・・・」






私は舌を、耳から首筋、肩、脇腹へと移動させ、小高い乳丘を手で愛撫しつつ、その頂きにあるグミのような突起を口に含んだ。



丁寧に舌先で転がしたり、チュパッチュパッと、わざと音を立てて吸ってみる。






「あっ、あっ、あーーーん」






K子は更にやるせない喘ぎ声を放つ。



左右の乳首を交互に吸い尽くした私は、肋骨に沿って下べりに進む。



ヘソの穴をひと舐めし、少なめの陰毛をゆっくりと味わう。



19歳の瑞々しい味覚が口いっぱいに広がった。



その間も両手で乳房を揉みしだくことを忘れてはいない。



さていよいよ女性の局部とご対面だ。



仰向けに横たわっているK子の両膝を曲げさせて、上に持ち上げる。






「自分で膝を抱えてごらん」






「こうですかぁ?」






「もっと脚を広げて」






目を閉じたK子は、しずしずと脚を90度ほど開く。



薄っすらと茂った陰毛の下方に、淫らな亀裂が姿を現した。



中がよく見えるように両手で左右に押し広げてやる。






「K子は今どこを見られてる?」



「あ、あそこ・・・です」






「はっきり教えてよ。君の田舎の福島ではなんて言うの?ここ」



「えーー、一緒ですよぉ・・・」






「関東四文字なんだね?」



「はい」






「じゃあ言ってみて、その四文字を」



「言うのですかぁ、そんなー」






「言わなくちゃ、こうしちゃうよ」






私は突然亀裂の上端にある、クリトリスに吸いついた。



螺旋状に舌を動かしたり、軽く歯を立ててやったりもした。






「あああーーーん、言います、言いますから・・・」



「このK子のいやらしいところ、ベロベロされているところ、何て言うの?」






「お、オマン・・・コ、です」



「気持ちいい?」






「はい、気持ちいいです」



「じゃあ、『K子のオマンコ気持ちいい』って言ってごらん」






「K子のオマンコ、気持ちいい・・・」






私は舌でグリグリ責めながら、指を浅くぬかるみに漬け込んだ。



入り口付近は水飴を塗ったようにドロドロだ。



左右のピンク色のビラビラが艶かしく光っている。






「ほら、後から後からエッチなおつゆが溢れてくるよ。なんていやらしいオマンコなんだ。こんな淫乱なオマンコは見たことないぞ」






「あ、あああーーー」






「こんなスケベなオマンコには、こうしてやろう」






私は煙草を持つ二本の指を深々と挿入した。






『の』の字を書くように撹拌し、さらにピストン運動も加えてやる。



クリトリスは相変わらず口と舌によって蹂躪されている。






「ああー、そんなこと、されちゃうと、K子変になっちゃう・・・」






「変になっていいんだよ、ここは君と僕の二人だけの世界だからね。思いっきり乱れてごらん」






クリトリス担当を右手の中指に変え、左手で激しくピストンを繰り返すと、K子は膝を持つことさえ困難になったようで、脚をM字に曲げ、両手を左右に投げ出した。



腰もいつの間にか持ち上げて、うねり出している。






「あん、あん、あん、イッちゃうよーー」






「これが好きなんだね、オマンコ二点責めが」






「うん、うん」






K子は黒い髪を打ち振りながら頷く。






「あっ、イッちゃう、だめえ、やだあ、こんなのーーー」






「『オマンコイク』って言うんだよ。いいね」






右手のバイブレーションが最高調に達した時・・・。






「ああー、イクっ、イクっ、イクうううーーー」






シーツを鷲掴みにし、胸を大きく後ろに反らせて、K子は絶頂した。






<続く>