29歳、お嬢様、OL、初めての精飲、初めての剃毛・・・。






その日は土曜日で休みだった。



私は四谷の行きつけの店で散髪をし、山手線で渋谷へ眼鏡を取りに行くところだったのだが、電車の中で携帯が鳴る。






「伝言聞いたんですけど・・・」






忘れた頃のリアクションだ。



テレクラで2週間ほど前にオープンにレスをつけた人から電話が掛かってきたのだ。






プロフィールは、『29歳で、OL、都内に一人暮らし、彼氏はいない。セックス自体も相性によって、感じるときと、感じないときがある』などというメッセージ。






29歳にもなって彼氏が居ないというところに不安を覚えたけれど、『よろしければ、お会いしませんか?あなたより一つ上ですけど・・・。相性なら、色んな経験をしてみるのもいいかもしれませんよ』といったレスと携帯番号を返したが、返信がなく、放っておいたのだった。






携帯に掛けてきた彼女は、「今日は会社も休みで、すごく暇だし、お盆なので友達も実家へ戻ったり旅行に行ってて何もやることがない」と言うので、「それじゃあ、ごはんでも食べましょう」と誘うと即OK。



私は半信半疑ながらも、その日の渋谷17時30分、109の2Fを指定した。



デブかもしれないという不安はやはりある。






その時間。



やはり来ない・・・(涙)






15分ほど待っていたが、もう帰ろうとしたとき再び携帯に着信。



用意に手間取ってちょっと遅くなったけど、今、渋谷駅に着いたとのこと。



そのときに服装などを確認した。






待ち合わせ場所に現れた彼女(仮名・理香)は『テレ上(テレクラにかけてくる女の中ではスタイル、ルックスともに上類な女のこと)』。



29歳と言ってたが、25歳くらいにしか見えない。



お嬢様っぽい感じ。



ハキハキとした女性で、(へー、こういう女の子もテレコミするのか)と思ったほど。






体型はスリム。



ロングヘアは私好み。



声は軽やかな感じの高い優しい声。



これも私好み。






とりあえず定番のスパゲティ屋さんで色々話をする。



最初は世間話。



◯江に一人暮らし、メーカーの事務関係の仕事をやっていて、「いいかげんお局になっているけれど、こういう性格だからお局になりきれない」と笑わせる。



まあ、いいお姉さんと思われているのだろう。






しかし、話してみた感じはしっかり者だが、雰囲気的になんか寂しい影を察知した私。



もうちょっと突っ込んだ話でもしようかなと思ったが、店の雰囲気が許さない。



二人でハーフワインを空けたので、酔い醒ましに街をふらつくことにした。






散歩しながら話をエッチ方向へ持っていくと、「4年間セックスしていない。初体験は20歳の時だった。その人とは25歳まで付きあったけど、結局相手は他の人を選んでしまった。絶望して3~4人くらいの男と行き当たりばったりで寝たこともあったけど、全然気持ち良くなかった」と意外な告白。



しかも好奇心は旺盛のようで、週刊誌やらレディコミで仕入れた知識でバイブの存在は知っていたのだが、「本物が見たい」と言いだし、『セビアン(SMグッズやアダルトグッズの専門店)』へ連れていくことに。






縄やロウソクやボディスーツを見る彼女は平常心に見えたが、目の輝きまでは止められなかった。



しかし、持ち金のない私は何も買わなかった。






それまでは手も繋がないでいたのだが、ROXYへの階段上で、すっと手を伸ばすと素直に繋いでくる。



そのままROXYへ。



酒に弱いと言いながら、彼女は結局3杯もおかわりをしてヘロヘロになっていた。






当然、彼女がその気になっていることはわかっていたが、私は口説こうか口説くまいか迷っていた。



でも、手の甲へキスしても抵抗せず、かえって濡れた目で僕を見つめる彼女。






「そんな目で見られたらキスしたくなるから、やめなさい」と言ったら、彼女は黙って目を閉じた。






チュ。






そのあと、ホテルへ。






午前1時ころ。



ホテルに来るのも久しぶりだと言っていた。



部屋に入り、お風呂の準備をしたあとで、がっしりと抱き合う。






「寂しかったの?」






そう聞くと、コクンと頷く。






「慰めにはならないかもしれないけど・・・」と、唇を合わせ、舌を進入させると、彼女も遠慮がちにチロチロと舐めてくる。






それがやがて大胆に私の舌を吸うようになってきた。



息を切らしながら、ぐちゅぐちゅといやらしい音が部屋に響き渡る。



そうされながら彼女は私の股間を弄り始めた。






(こんなに大人しそうな娘なのに・・・)






私の心は一気に臨界。



しかし声のトーンも低めに、私はある提案をした。



彼女がMの素質がある、と見抜いたからだ。






「今日はいっぱいしたい?」






「うん」






「でも、前は気持ちよくなかったんだろ?」






「あなたなら、気持ちよくなれると思うの」






「どうして?」






「最初に見た時から、ピンってきたから・・・。あ、この人だったら(寝ても)いいなって思ったの・・・」






「だから、あんなにいやらしいキスをしたの?」






「だって・・・我慢できなかった・・・女だって、したくなるときはあるの」






「そりゃ知ってるよ。でも理香みたいに大人しい感じの子があんなに激しいキスするなんて、ちょっとびっくりしたから・・・」






「嫌い?そういうの」






「ううん、大好きだよ」






そう言って再び激しいキス。






「理香は色んなことしてみたいって女の子だろ?」






「色んなことって?」






「縛られたりとか・・・さっきの店でも好奇心で目がらんらんと輝いていたよ」






「やだっ、そんなとこ見てたの・・・」






恥じらう姿を見て、私の予想は確信へと変わった。






「だから、理香のあそこの毛、剃ってみたいんだ」






「えっ?」と理香は私を見る。






「剃るって・・・」






「あそこの毛だよ」






意識的に“簡単なこと”というニュアンスで話す。






「でも・・・」






躊躇する理香を押し倒して再びディープキス。



ベロベログチョグチョ・・・。



そうされると理香もパブロフの犬のように反応して、べちょべちょと舌を絡めてくる。



私はここにいたって初めて、彼女のTシャツを捲り上げ、手を胸に侵入させた。



そしてBカップのバストを揉み始める。






「う、うあぅぅぅはぁぁぁぁ」






かなりビビッドな反応なので、強引なスタイルで胸を激しく揉みしだく。






「うわぁぁんんんん、あんっ、気持ち・・・いいっっっ」






そのままブラを押し上げ、右の乳首を口に含み、ベロベロと獣のように吸い上げながら、乳首の先端は激しく動く舌で刺激を加え続ける。



片方の手はスカートを捲り上げ、パンティの上から激しくクリトリスを擦りつけている。






「はぁぁぁぁああああっっ、いやっ、だめっ、感じるっ、感じすぎて怖いぃぃ」






「まだ何にもしていないのと同じだよ」






「だって、ああっっっ、久しぶりだから・・・」






「じゃあ、やめちゃおうかな?」






激しく動かしていた手を止めると、泣きそうな目でいやいやをする。



たまらない。






「じゃあ、剃ってもいい?」






「絶対剃らなきゃだめ?」






「うん。剃らないと、手抜きしちゃうよ」






「やだ、そんなの・・・」






「きっと、気に入ると思うよ、理香なら」






「どうして・・・」






「理香は、Mなんだよ」






「えっ、嘘ッ」






「嘘じゃないよ、こんなにスケベで恥ずかしがりなんだから・・・」






「そんな・・・」






抗議の目で見るが、無視して手バイブを再開すると、悲しいかな理香は精一杯感じてしまうのだ。






「ほら、こんなにグチョグチョじゃないか・・・」






「だって、気持ちよくなるところだもん」






ブリッコしても許さない。






「そう?だったら、ここは?」






・・・と、脇の舌をベロベロと舐めようとすると、「いやっ、ちゃんと剃ってないから・・・」などと言うのだが、「いいじゃん、理香の毛を見せて」と私も変態度数をパワーアップして強引に舐め倒す。






「いやゃゃゃんん・・・だめぇぇ、そんなとこ、舐められるの初めてだからぁぁぁ」






やはり理香はここも感じる女だった。



でも、まだ許さない。



舌でほじくるように脇の舌を攻める。






「理香はどこでも感じる女の子なんだろ?」






「・・・」






「そうか、まだわからないんだね」






そう言って止めていた手バイブを“強”にしてクリトリスいたぶり攻撃を再開。



体がビクンビクンとし始める。






「ああああああっっ、ごめんなさいっ、どこでも感じますっ」






「じゃあ、俺に何をして欲しいんだ?」






「いっぱい、感じさせて」






「感じさせてください、だろ」






「は、はい・・・いっぱい理香を感じさせてください・・・」






「感じさせる方法はいくらでもあるんだ。こんなにいっぱいいやらしいことを口走ってて、おまんこグチョグチョに濡らしてるくせに、ぶりっこするのかな?」






と、言葉責めを続ける。






「だって・・・あああっっっ・・・そんな・・・Mって変態なんでしょ・・・」






「そんなことはないよ。誰だって、SかMかの素養はあるよ。そういう素養を見抜いてくれるパートナーを見つけて、一番気持ちいいセックスをすればいいじゃないかな?理香は立派なMなんだから」






「あっっっっ・・・私、Mなの?・・・あんっ、あああ・・・」






「そうだよ、立派なMだよ。だから俺の言う通りしていれば、もっともっと気持ちいいことができると思うよ」






「あああああっっっ、これ以上?・・・あああ・・・あんっ・・・いいっっ」






「そうだよ」






「これ以上気持ちよくなったら、私、★んじゃうぅぅ」






「大丈夫、俺に任せて」






「ひぃやぁぁぁぁ、わかりました、あなたに任せますぅぅ・・・ううう」






「じゃあ、『理香のおまんこの毛を綺麗に剃ってください』って、言ってごらん」






「うぅぅぅ・・・りかの・・・おまんこの毛を剃ってくだ・・・さい」






「だめだめ、そんな声じゃ聞こえないよ。言うことを聞かないと、やめちゃうぞ」






そう言うと理香は激しくいやいやをして、「ごめんなさい」と懇願するので、「もう一度を俺の目を見て言ってごらん」と告げる。






「うぅぅ・・・り・・・かの・・・おまんこのけ、綺麗に・・・剃ってください・・・」






「よし、よく出来た。ご褒美だ」






私はおもむろにパンティの中に手を入れて、クリトリスに直接攻撃をした。



途端に理香は体をびくんっと跳ね上げて、絶頂に達したようだった。






「私・・・イキにくいのに・・・こんなに・・・簡単に・・・」






「言っただろ、理香はMだって。M用に責めただけだよ。理香はやっぱりMなんだよ」






「はい・・・」






その体ではっきりと悟ってしまったのだろう。



理香は自分がMであることを認識したようだった。



Tシャツを脱がせ、スカートを取り去り、ブラとパンティをとって、全裸にさせた。



スリムな体型は私の肉棒をいたく刺激するのだが、まだ、ここでは時期が早い。



そして彼女を誘ってバスルームへと向かった。



風呂はすでに準備OKで、私は理香に体を洗わせた。






「私が洗ってあげる」






「だめだ」






「どうして・・・?」






「いいか、理香は何一つ、自分の意思で行動してはいけない。すべて俺の許可を求めるんだ、いいね」






「・・・はい、わかりました・・・体を洗わせてください・・・」






無論、私は許可し、念入りに洗わせた。



私が終わると、理香の体を隅々まで洗い、ときたま石鹸でヌルヌルになった手で乳房を弄びながら、目標の毛を掻き毟るように洗う。






「バスタブの縁に座って。浅く」






「はい・・・」






私は遂にカミソリを手に持って、理香の陰毛を剃り始めた。



理香は心配そうに覗き込んでいる。






「動いちゃだめだ、ケガするとシャレにならないぞ」






そう言いながら、ジョリ、ジョリ、と上部から剃っていく。



理香の陰毛は薄くもなく、濃くもなく、普通だったが、毛にコシがあり、カミソリではなかなか簡単に綺麗には剃れなかった。



なので、最初は毛の中程からカミソリで切断し、ある程度短くなったものを剃り落とすようにした。



恥丘がすっかり綺麗になり、大陰唇の両横にかかる。



ここはもともと長くないので簡単に剃り落とせた。



アナル付近には毛が無かったので、ここでお湯をかけ、辺りにへばりついている毛をすべて流し落とした。



そこには、すっかりロリになった、29歳のおまんこがあった。



しかも下の唇は薄っすらと開き気味で、しずくまで垂らしていたのだ。






「理香、剃られながら、濡らしていたのか」






「いやんっ、見ないでくださいっ」






「ふーん、初めて会った男にこんな恥ずかしいことをされてビショビショにさせるなんて、本当に理香は淫乱なんだな」






「ご、ごめんなさい・・・お願いです、そんなこと言わないで」






「だめだ。俺へのお詫びにそのいやらしい口で綺麗にするんだ」






そう言って私はすでに膨張していたペニスを理香の目の前に突き出した。



理香は右手で軽く握り、2、3度しごくと、カポッと口に含んだ。



亀頭に激しく舌を絡みつけながら頬を凹ますほど吸引している。






「どうだ、美味いか?」






「はぐっ」






たぶん、『はい』と言っているのだろう。



私はしばらく仁王立ちで理香の奉仕を受けた。



10分ほど奉仕させたが、私はフェラではイケないので、「もういい」と止めさせた。






「私・・・下手なんですか・・・?」






「そんなことはない。俺はフェラじゃいけないから。1時間舐められてもイケないと思う。理香も疲れただろ?これからなんだよ、理香を感じさせるのは」






最後は結構凄味があったかもしれない。



その言葉だけで理香は期待半分、脅え半分の瞳で私を見上げ、「はい」と返事をしたのだった。






<続く>