あれはもう30年くらい前の出来事だった・・・。
その頃は今と違い、地方の大学に入ると、『下宿』というのが多く存在していた。
僕は初めて親元を離れ、そこで4年間を過ごすことになったのだが、そこには当時小学5年生の沙紀という活発で、将来綺麗になりそうな娘さんが居た。
沙紀はとても明るく、人見知りをしない子で、下宿の看板娘的存在でした。
私を含め4人の下宿人がお世話になっていたが、沙紀はよくそれぞれの部屋に遊びに(と言うよりはみんなの勉強の邪魔に)来ていた。
その中でもなぜか沙紀は、よく僕の部屋へ邪魔しに・・・いや遊びに来ていた。
僕がお世話になってから初めての夏休みのことだ。
まだ恥じらいを知らない沙紀は、タンクトップを着て、横から第二次性長期独特の胸の膨らみが見えていても、全然気にしないで遊びまわっていた。
ロリコンではなかったが、僕もその頃は若さ溢れる青年だったので、そんなものを生で目の前に晒されたら、思わず反応してしまう。
その頃からだったかもしれない、僕が沙紀を意識し始めていたのは・・・。
あれは沙紀が5年生の終わり頃だったと思う。
いつものように僕の部屋に遊びに来て、マンガを読みながら過ごしていた。
「あはは」と笑いながら漫画を読んでいたが、それに飽きたのか沙紀が突然、「ねぇお兄ちゃん、セックスしたことある?」と訊いてきた・・・。
僕はいきなりの展開に言葉を失いかけたが、ちょっと間を置いて、「そ、そりゃあるよ!」と焦りながらも答えた。
確かに高校生の頃、少しだけの期間だったが付き合った彼女がいた。
なんで突然そんな事を聞いたのかと、よく聞いてみれば、学校で性教育の授業があって、好奇心旺盛な沙紀の心に小さな火を点けたようだ。
「へー、あるんだー。どんな感じだったの~?」
沙紀が、大きな目をくりくりさせながら身を乗り出して訊いてくる。
僕は、ちょっとした下心が芽生え、彼女の性格を利用してエッチな遊びを思いついた。
「な~に言ってるんだ。子供の沙紀にはまだ早い話だよ~!!」
すると沙紀は思った通り口先を尖らせ、「もう子供じゃないもーーーーん!」と、僕の前にまだまだ大人のものには程遠い、小さな胸の膨らみを差し出すように胸を張った。
それでも僕が、「全然ないじゃん!」と言うと、「じゃあ触ってみてよー!」って言う。
(しめた!)
僕は心の中でそう叫んでいた。
「え~」
そう言いながらも本人公認で沙紀の胸を触った。
「やっぱないじゃん!」
僕が言うと、さらにムキになった沙紀は、「もっとちゃんと見てよー!」と着ていたシャツを捲りあげた。
夏に見たときより幾分成長していたその胸を目の前にして、僕の股間は思いっきり反応してしまった。
胸に触れるとそれは、大人のふんわりしたものとは違い、独特の張りのある感触で、ますます僕を興奮させるものだった。
僕はさらに、「大人の女性はおっぱいを触ると気持ち良くなるもんなんだぞ!」と意地悪げに言うと、「そんじゃしてみてよ!」と沙紀がまたムキになって言い張る。
「いいけどさ、何されても怒るなよ!」
「分かってるよー。早くしてみてよー!」
もうここまで来ると僕も後戻りできない状態になっていた。
沙紀の小さな乳首を指で軽く撫でていると少しずつ尖ってきたので、可愛い蕾を口に含み、舌で転がしてみる。
「あはぁ、くすぐったいよー」
構わず舐めていると、少しずつ沙紀の体に変化が出始めた。
「んっ、んっ、・・・」
言葉にならないうめきのような声を上げ、体を小刻みに震わせる。
「どうした?痛いか?やめようか?」
「い、いやそのまま続けて。なんか・・・変な感じがするの」
(・・・感じ始めているのか?)
「沙紀、セックスはこんなもんじゃないんだぞ!」
「知ってるよ、おチンチンをここに入れるんでしょ?」
足を広げ、意外にもあっさりと答えが返ってきた。
でもさすがに僕も子供には挿入は無理だろうと思っていたので、「それは絶対に無理だよ!」と言った。
「いいよ、やってみて!」
そう言うと沙紀は服を全部脱ぎ、膝を立てて横たわった。
さすがにそこまでされると僕の理性も吹き飛んだ。
(すでに冷静じゃないか・・・)
沙紀の股間に舌を這わせ、舐め始めた。
「やだあ、くすぐったい」
最初は笑い混じりに体をよじらせていたが、そのうち「あっ」「んん!」と小さな声を上げ、呼吸を乱し始めた。
僕はさらに激しく舐め、クリトリスを刺激してやった。
「はぁ~、なんかとっても気持ちいい~」
数分後、沙紀は「あっ、あっ、何これ、えっ!」と言った次の瞬間、腰を大きくビクッと震わせ、その後しばらく全身を震わせていた。
どうやらイカせてしまったらしい。
僕も服を脱ぎ、勃起したモノを沙紀の小さな手に握らせた。
「え、これ、おチンチン?」
沙紀はびっくりして顔を上げ、手の中のモノを見ていた。
「手を動かしてみて」
僕が言うと沙紀は恐る恐る扱き始める。
「すごーい、熱くてなんかピクピクしてる」
ぎこちないながらもその刺激は僕に言いようのない快感を与えていた。
「なんなヌルヌルしてきた・・・」
透明な液が尿道から溢れ、沙紀の手をベトベトにして潤滑油の役割を果たしていた。
沙紀は顔を近づけ、舌先で僕のモノを舐め始めた。
そこまでするとは思わなかった僕は驚いて、「え?ちょっと・・・」と声を上げると・・・。
「おチンチンをこうすると男の人は気持ちいいって友達に聞いたから」
沙紀はそう言うと僕のモノを咥え込み、口で扱くように頭を揺する。
「ああ・・・気持ちいいよ」
僕が言うと沙紀は嬉しそうに微笑み、その行為を続ける。
沙紀に僕の顔に跨がるように言い、シックスナインの体勢で互いの性器を愛撫し合った。
ときどき歯が当たって痛かったが、快感と興奮の方が勝っていた。
「お兄ちゃん、おかしくなっちゃうよ」
息も絶え絶えの沙紀が苦しげに言う。
もう僕には理性など残っていなかった。
沙紀の足を広げると、股間に僕のモノを宛てがい、先に押し進めた。
意外にもカリの部分までは、舐めた潤滑と幼い愛液のおかげか、するっと入った。
「あっ!痛っ!」
正気に戻った沙紀に、「止めようか?」と聞いてみたが、「ううん、大丈夫!」と、顔をしかめながらも首を振る。
その言葉で僕は慎重に先へ進み始める。
半分くらいまで進むと壁に当たり、肩で苦しそうに息をしている沙紀に、「動いても大丈夫?」と聞いてみた。
「うん!大丈夫!」
健気にそう答える沙紀・・・。
少しずつ動き始めると、「んっ、んっ」と小さく声を上げる。
これほどまでになく興奮していた僕はすぐに沙紀の中へ思いっきり出してしまっていた・・・。
「あっ!」
沙紀も僕のモノを中で感じ取ったようだった。
抜き取ると幸い出血もそんなになく、中から白いモノがドロッと出てきた。
それを指先ですくい取り、「これがセイシなのね・・・」と沙紀は放心したように見ていた。
僕は妊娠を心配したが、幸い沙紀にはまだ生理が来ておらず、ひとまず安心した。
それからというもの、僕が大学を卒業するまでの間、毎日のように沙紀との秘め事は続いた。
もちろん中出しで・・・。
中1の5月に生理が来てからはコンドームを付けた。
従順なのをいいことに顔射も試したりした。
口に出すと、「不味い!」と吐き出していたが・・・。
安全日には生で思い切り楽しんだ。
月日は流れ・・・その沙紀は・・・って?
もちろん今は僕の妻になっている。
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