大学を卒業して某企業に入社した夏の出来事。






その日も、満員電車に乗り込み事務所に向かっていた。



つり革に掴まりウトウトしていたら、自然と勃起♂。



エッチな事を考えていたわけでもなく、朝立ちのような感じだった。






他の乗客にバレたら嫌だなぁと思いながら、すこし前屈みにしていた。



しかし、こういう時に限ってピンチは訪れる。






駅の乗り降りで、自分の前に20代後半くらいの女性が押されてきた。



背を向ける体勢で、電車が横揺れするたびに勃起した息子が、女性のお尻を突いていた。



その状況にスリルと興奮を覚え始めた頃に、彼女も違和感を察したのか、後ろを気にしだした。






(やばい、痴漢と思われてるかもしれない。騒がれたら終わりだ。どうしよ)






とりあえず片手で掴んでいたつり革を両手で持ち、手を上にあげていれば何とかなるかなと冷や冷やしながらも、一向に収まらない息子は、揺れるたびにお尻を突いていた。



そのまま、目的の駅に到着し、助かったと思ったら、彼女もここで降りてきた。



一瞬、睨むような表情でこちらを見たが、そのまま足早に去って行った。






まさか!が起きた。






自社内の設備の仕事をしていたので、電話機の故障で呼ばれた部署に今朝の彼女がいた。



彼女も気づいたのか、チラチラとこちらを見ている。



とにかくその場を早く立ち去りたかったので、予備の電話機に交換して引き上げた・・・が、廊下に出たところで、女に「ちょっと、待ってください」と呼び止められた。



振り返ると、やはり彼女。






(あぁ、終わった・・・)と思いながら、足を止めて彼女の出方を待った。






女「少し、お話があります。いいですか」






冷たい感じで言われた。






「ここじゃ、何ですから・・・」と会議室に移動し、「今朝のことですが」と、じっと、こちらを見つめてきた。






たぶん、焦った顔をしていたと思うし、冷や汗も凄かったと思う。






女「あなたがしたこと、判ってますか?私が訴えたら、あなたは終わりですよ」






俺「いや、あれは故意ではなくて、自然現象で・・・」






・・・みたいな感じだったと思う。



自分が何を言ったかは、あまり覚えていないが、必★な弁明をしてたと思う。






女「訴えられたくないわよね?」






俺「はい」






女「じゃぁ、私の頼みを何でも聞いてくれる?」






この時点で、金かブランド物でも要求されるのかと思った。



この際、それで形がつくならと、俺は「はい」と返事をした。






彼女は「また、後で連絡するから」と会議室を後にした。






その日の終業近くに、内線が鳴った。



彼女からだ。






女「今日は定時で上がれるの?」






俺「はい」






女「じゃぁ、地下鉄の入口で待ってるから、そこに来て」






俺「はい」






一方的な感じの電話だった。



地下鉄の入口に行くと、彼女がいた。






女「着いて来て」






切符を買い、通勤とは違う千代田線に乗り込んだ。



降りた駅は御徒町。



御徒町に何があるか考える。



宝石屋さんが多かったかな。






(やっぱり金品か・・・)と考えながら着いていくと、湯島天神側に向かって歩き出した。






そして、某ラブホテルの前で、腕を組んできて、彼女は「入るよ」と、ホテルの入口に足を向けた。



ロビーでパネルを眺める彼女。






俺「なんで、こんな所に?」






女「後で説明するから・・・この部屋でいいかな」






(もしかして、俺のことタイプ?好きになった?何なの?)






部屋に入ると、バックから何かを取り出す彼女。






女「後ろ向いて」






言う通りに後ろを向くと、背後に近づき俺の手を握った瞬間、カチャ!



もう一方の手を引っ張り、カチャ!



後ろ手に手錠を掛けられてしまった。






俺「えっ、何するんですか!」






女「何でも言うこと聞くんでしょ!」






俺「いや、でも、これって何するの?何か買ってとかじゃないの?」






慌てる俺。






女「私のペットになってもらうの」






彼女はそう言いながら俺の正面に回ってきた。






女「大丈夫よ。痛いとかSMのようなことはしないから。ただ、私を楽しませてね」






そう言うと、ベッドに歩いていきスカートを脱いだ。



そしてショーツも脱ぐとベッドの端に座り、俺に顔を向けて手招きをした。






女「ここに座って、私のを舐めなさい」






流れからして、そうなのかとは思いながらも、まだ半信半疑な俺。






女「早く!!」






その声で座りこみ、彼女の秘部に顔を近づける。



少しキツメの匂いが鼻を刺す。






女「綺麗にしてね。フフッ」






覚悟を決め、彼女の秘部に舌を這わす。



酸っぱいような塩っぱい味が舌に広がる。






女「クリを舐めて・・・アッ、穴の中に舌を入れて、そう、そのまま舐めて・・・ィィ・・・アゥッ。まだ、辞めちゃダメよ。いいって言うまで続けるの!」






その状況は1時間近く、彼女が果てるまで続いた。



手錠を外しながら彼女は・・・。






女「これから呼び出したら、同じように私のペットになること!いいわね。それと、エッチは無しよ。変な気を起こしたら、痴漢のこと訴えるからね!!」






俺「・・・はい」






この関係は、約3ヶ月間続いた。






その年の12月、彼女は結婚を機に会社を辞めた。



はじめて会った時にはすでに結婚は決まっており、何か楽しい事を最後にしたかったそうだ。



男をペットにするAVを観て興味が湧き、タイミングよく俺と出会ったというわけだ。



結果として一度もSEXはさせてもらえず、2回だけ、ホテル備え付けのローションを使って手コキしてくれただけだった。






このおかげでか、今でもクンニすると長い時間するのが癖になってる。



女の子によっては、「そんなに頑張んなくても」って言う子もいるし、「舐めるの好きだね」って笑う子もいる。






でも満足してもらえればOKって思えるので、いい経験ができたかなぁと思ってる。