義理の従姉を抱いた。



今からそれを詳しく書こう。






妻や子供が義母たちとリゾートへ行った。



家には俺一人。



暇である。



平日だったので仕事を終え、ブッ◯オフにいると、メールが来た。



それは義理の従姉からだ。






義理の従姉は、義母の兄の娘だ。



年齢は34歳だが年より若く見える。



容姿は端麗とは言えないが可愛らしい。



言うなればブスカワってところ。



仮に『シズカ』と呼ぶ。



ちなみに独身である。






メールは『××という漫画を今度貸して』というもの。






俺は『今日持って行きますよ』と答えた。






午後八時に家へ行くと、実家だから義母の兄が出て来た。



すでに酔っていた。



自分の娘をちゃん付けで呼ぶあたり、だいぶ回っている。



最初は玄関で立ち話をしていたが、流れでコンビニへ行った。



コンビニでぼそりと酒飲みたいと言ったら、シズカは「今から飲もう」と言ってくれた。






しかし義母の兄がすでにリビングでいびきをかいていたので毛布を掛け、俺の家へ。



家族のいない家は静寂そのものだった。



酒や摘みを広げて、どちらともなく他愛もない話を始めた。



テレビの芸人のこと。



好きなバンドのこと。



近くのショッピングモールが潰れないか心配なこと。



都心の駅の混雑のこと。



その他色々だ。






酔いもだいぶ回り、俺はついに秘密の扉を開く。



それはシズカの独身問題だ。



これは義母の兄すら口にしない。



他人の俺だからこそ聞ける、という謎の使命感が俺の口を開かせた。






「シズカさん」






「ん?」






「今、付き合っている人いるんですか?」






シズカは鼻を鳴らすだけ。



缶チューハイを口に含み、ソファにもたれる。






「・・・誰かに『聞け』って言われたの?」






「いや、俺の素朴な疑問」






「そう」






また缶チューハイを口に含んだ。






「まあ、言いたくないってことは、いないってことですね」






「いるよ」






「えっ?嘘?」






シズカはこちらを一瞥すると缶をテーブルに置いて寝そべる。



推定Fカップの胸はブラに抑えられたままそびえ立っていた。






「・・・やっぱり嘘」






「だよねえ」






「ああ、今ひどいこと言った!」






シズカはいきなりを俺の右足首を掴んで引っ張った。



俺は持っていた梅酒の瓶を置いて、彼女の太ももを掴む。



引っ張り合いだ。



太ももは柔らかかった。






「わ、わかったよ。わかった。俺の負けだよ」






「よし、ならいいわ」






「でもさ、俺はシズカさんのこと可愛いと思うよ」






酔っていたせいか自然と口から出た。



シズカは一瞬きょとんとして、すぐに笑みを浮かべた。






「ありがとう!でも『俺は』ってのが気になるなあ」






シズカは上機嫌だ。



よく考えたら二人きりになるのは初めてだ。



しかも身体に触れてしまった。



そう思うと急に勃起してしまった。






「いつかは出会えますよ」






俺はそう言って足を組み直した。



勃起が見られたら恥ずかしいと思ったからだ。






しばらくして、シズカは寝てしまった。



毛布を掛け、俺もソファーに転がった。



時間は午後十一時。






ふと顔を上げると午前二時過ぎ。



そうだ、寝てしまったのだ。



床を見るとシズカが寝ていた。



暖房がつけっぱなしだったせいか汗をかいている。



首筋や額が照り返していた。



俺は寝起きのせいか、また勃起してしまった。



やばいと思い、風呂へ行こうと決めた。



その時、シズカがまた足を掴んできた。






「なにしてんの?」






シズカは大きな目を開いてこちらを見ていた。






「あ、いや、お風呂に入ろうと思って。シズカさんはもう帰りますか?」



「今何時なの?」






「午前二時過ぎくらいです」



「じゃあ五時くらいに帰るよ」






「はあ・・・」






俺は洗面所へ行き全裸に。



見事勃起していた。



タオルを用意し、いざ風呂へ入る時だった。



急にドアが開いた。






「やっほー」



「うわっ!ちょっと!」






「トイレは?」



「隣です、隣!」






俺は追い返すのに必★だった。



しかしシズカはどうだろうか。



目が合っていないのだ。



俺はその視線を追いかけた。



その先には勃起した俺のモノがあった。






「ちょ、ちょっと待って!今起きたばっかりだから!」



「嘘だ。触ってたんでしょ?」






「違うって!これは朝立ちみたいなもん。さっきまで寝てたから!」



「でも、さっきあたしのこと見てたでしょ?」






「見たって?」






そう言われて俺は気付いた。



さっき俺が起きて彼女の首筋や額を見ていた時、すでに起きていたのだ。



咄嗟の言い訳は・・・浮かばなかった。



俺は風呂場へ逃げた。



追いかけて来たがカギをかけた。






「卑怯者!出てこい!」



「シズカさん、酔っぱらってるんですよ!お茶とか飲んでてください!」






「どこにあるのよ!?」



「冷蔵庫でも好きに開けてください!」






そう言うと、やっといなくなった。



ホッとしてシャワーを浴びた。



しかし最悪だ・・・、まさか勃起のタイミングを見られるとは。



ため息を吐きつつ洗面所へ戻った。






「よっ」






「ちょ、ちょっと!」






シズカがいた。



手には麦茶の入ったコップ。



暑いのか、黄色のシャツに桃色のパンティー。



こっちを見て、くすくすと笑っている。






「もういい加減にしてください」






「わはは。ごめんごめん。怒った?」






「呆れました。ひとまずタオルください」






俺は手を出した。



その瞬間、シズカは麦茶の入ったコップをなんと自分にかけた。






「何やってんですか!」






「あー、大変だー」






シズカはいきなり服を脱ぎ出した。



俺はすぐにシャツを抑えた。



しかし、すでに遅い。



彼女の豊満で色白なFカップはすでに出ていた。



この年にしてピンク色の乳首が愛らしい。



俺はすぐに勃起した。



やばいと思い、手を離してタオルを掴んだがすでに遅し。



シズカはしゃがみ、俺のモノを強く握った。






「ふふ。あたしの勝ちィー!」






「やめてくださいって。まずいですって!」






「だってあたし酔っぱらってるもんねー」






真っ白な顔でシズカはそう叫ぶと、俺のモノを口に含んだ。






「・・・ん・・・っんぐ・・・んん・・・」






生温かい感触と上下運動で俺の足は呆気なく崩壊。



壁に手や肩を当てて、なんとか身を支えた。






「マジでやめ・・・」






「きもひぃい?」






モノを口に入れたまま、シズカは上目遣いで尋ねる。



俺は小さく、「はい」と答えた。



必ずしも上等なテクとは言えない。



しかし、その感触と運動だけで十分気持ちよかった。



ジュポジュポと甘く下品な音を立てる。



ついに俺は降参とばかりに膝をついた。



しかし餌を与えられた動物のようにシズカはモノを離さない。






「待って」



「ん・・・イヤだな」






「ベッドでしない?」



「◯◯ちゃんの?」






「そう。俺の愛する奥さんの」



「・・・とってもいいね!」






最低な二人だと我ながら思う。



しかし俺たちは酔っていた。



それを盾にして、激しいプレイを続けた。



こんな濃厚なセックスはいつぶりだろうか。



俺たちはお互いの尻やビラビラ、穴までなんでも舐めまくった。



唾液まみれの酸っぱい匂いが布団に染みつく。



そして、俺はついにモノを彼女の恥部へ向けた。






「ねえ、コンドーム持って来ていいですか?」






「いらないっしょ?」






シズカはそう言うと貪るように唇を重ねて来た。



そして挿入。



シズカの膣は口よりも熱くなっていた。



風船を割るような音を何度も立てながらの激しいピストン運動。



家なのに獣のように絶叫するシズカ。



俺はすぐにイッた。



中に出したのだ。



しかしまだ折れないので二回戦へ。






「ああ、気持ちいい」






シズカがふいに言う言葉が無意識で嬉しかった。



転がりながらバックや座位をする。



計三回、膣に出した。



ぐしょぐしょになったシズカは美しく見えた。



抱き合うことも無く、二人で天井を見上げた。






「気持ち良すぎでしょ」






シズカはそう言って、指についた精子を舐めた。



俺は笑いながら荒い息を抑えることに努めた。






午前五時。



二人でシャワーを浴びた。



シズカと外へ出て、徒歩三分の彼女の実家へ。



門の前に立ち、シズカは俺を見上げた。






「あ、漫画は?」



「ごめんなさい。そう言えばそれが目的でしたね」






「まあ、いいや。次はいつ、みんな出掛けるの?」



「いやいや。未定です」






「じゃあ、またその時に借りるね」






俺たちはなぜかハイタッチをして別れた。



それから俺たちは、『漫画』というキーワードで不倫セックスに勤しんでいる。



漫画は今も俺の家の中。



借り出されることのない漫画だ。