僕が中学時代に兄が結婚した。



兄嫁は高校卒業後2年ほどでの結婚だったから、僕より5歳年上ということになる。



兄が田舎の家に兄嫁となる女の人を連れて来た時、都会的な服装に包まれたスレンダーな体つきを眩しく見た覚えがある。






夏の暑い日だった。



当時はミニスカート全盛で、短めのスカートから露出する太腿、その上の翳りを覗き見するようにちらっと視線を向ける僕は、その頃は男女の営みとかも全然知らない状態で、若い女の人への憧憬が主な動機だった。






部屋に入ったとき、昼寝をしているその女の人を見つけたが、ピンクのサッカー地のワンピースの裾が肌蹴て、意外にむっちりした太腿を見てドキドキと胸が高鳴り、顔を上気させながら見つめていた。



いつ起きて変な目で見られるのも困るので、少しでも目に焼き付けようと足首から、膝、太腿の内側から脚の付け根の方にゆっくりと視線を移しながら、ワンピースに隠された部分がどうなっているのだろうと想像しながら、視姦した。



寝息に伴う、うねるようなお腹の動きを、汗ばんだ身体で見続けていた。






そんな兄夫婦のアパートに来て5日になる。



今回は大学受験のため、少し早めに居候を決めこんだ形となった。



競争率の高い学部の受験なのでイライラが募っていた。



昼間は追い込みの参考書に目を通し、気分転換に兄夫婦の小さな子供と遊んだりした。



初めて兄嫁を見たときに比べて、子供を産んでからは、兄嫁の体つきは腰のあたりに丸みを帯び、台所で炊事仕事をする後ろ姿を見ると、ふくらはぎから太腿、お尻から腰にかけて格段に若妻の熟れた体に変化してしまっていた。






保育所に子供を預けて帰って来た兄嫁は額に汗いっぱいで、「なんか冷たい飲み物でも一緒に飲む?」と本を読んでいる僕を覗き込んで微笑んだ。






「ちょうど喉が渇いていたんだ、ありがとう、お願いします」






本を置いて、テーブルに腰掛けて待った。






「はい、どうぞ、召し上がれ」






グラス全体が汗をかいたように水滴が一面についていた。



外出から帰ったばかりなので、兄嫁の首筋は汗でまだ濡れていた。






「ふ~、疲れが飛んでいきそう」






一口飲んで微笑みかけてきた。






「毎日、ご苦労様です。主婦も本当に大変なんだ・・・。それに僕みたいな居候がいついているし」






申しわけなさそうに兄嫁に話した。



しばらくとりとめもない話をして、その間、兄嫁がしきりに首を左右に曲げたり、肩をすくめる仕草をするので、「お義姉さん、肩が凝ってそうだね。さっきから首を動かしてるから・・・」と聞いた。






「そうなのよね、最近、肩が重だるくて」






「僕はおばあちゃん子だから、マッサージに関しては結構鍛えられてるから、してあげようか?」






兄嫁の首筋から肩にかけて見た。






「う~ん、お言葉に甘えて、お願いしちゃおうかな。でも、外出したばかりで汗いっぱいかいてしまってるけど、ごめんなさいね」






「それじゃあ、畳の上に座布団を敷いて座ってください。それとタオルがあれば、普通サイズとバスタオルを・・・」






兄嫁はタオルを用意して、座布団にお尻をつけるように座って、左右の足を外側に投げ出すような格好になった。






「それじゃあ、少しだけお願いね」






肩にタオルを置いて、まず首筋から親指で押さえながら揉んでいった。






「頭を前に倒して」






そう言うと、お腹の方を覗き込むように首の骨が浮き立つくらい頭を前に曲げた。



髪の付け根から4本の指をこめかみに置いて、親指でゆっくりと窪みを押さえた。






「んうう~ん。それってすごく効く」






「やっぱり結構なものだよ。背骨を中心に首から腰まで凝っているんじゃないかなあ?たまには兄貴にマッサージをしてもらわないとだめだよ」






昼間の部屋で2人きりでマッサージを受ける兄嫁と、マッサージをする義弟の僕。



アパートの日当たりは悪く、昼でも電気を点けなければ少し薄暗い。



そういえば、兄嫁が帰ってから部屋には明かりを点けないまま、薄暗い部屋で兄嫁の首筋、肩を後ろから揉んでいる。






「それじゃあ、今度は少し痛いかも知れないけど、ちょっとだけ我慢してね。うつ伏せに寝てくれる。座布団の上にお腹を乗せて両肩の力を抜いて、両手は身体の脇に置いてね」






そして「バスタオルを背中にかけるから」と言い、ワンピースの上にバスタオルを重ねて置いた。



すると、背中の広がり、腰からの曲線、お尻の膨らみが強調されて目の前に横たわる兄嫁の体を上から見下ろす形になった。



肩先から腕の付け根にかけてゆっくりと揉み込んでいく。



何度も繰り返したあと、肩甲骨の内側を親指で上から下に動かしながら押さえていく。



ときどき、声にならない兄嫁の息遣いが聞こえる。






「痛かったら言ってね、少し弱めにするから」






「うん・・・」






気持ちよさそうに目を閉じて身を任せてくれている兄嫁。






「さっきも言ったように、腰のほうも相当凝っていそうに思うけど、どうする?今日は肩だけにしておこうか?」






「肩がすごく軽くなったから、お願いしようかしら。でも、貴重な時間だけど大丈夫?」






「気にしない気にしない」






手のひらを腰の窪みにあてがってしまってる僕。






「少しくすぐったいかもしれないけど、ちょっとは我慢して」






脇腹を、まずは軽くタッチするように腰骨から脇にかけてゆっくりと何度も往復させる。






「こうやると、だんだん緊張が取れてくるから・・・」






ときどき、お腹の方に手のひらを回して、腰骨の窪みまで揉み込むようにしながら少し強めにマッサージする。



微妙に太腿をくねらせて反応する兄嫁。






「腰の筋肉からお尻に繋がる部分のマッサージはどうする?これをやらなくっちゃ、ちょっと中途半端な感じになってしまうけど・・・」






「お願い」






小さな声の兄嫁。



腰骨の出っ張りから窪みにかけて何度も揉み込みながら、お尻の2つの膨らみに手のひらを被せる。



左右対称に右の膨らみは右回りに、左の膨らみは左回りにゆっくりとお尻の肉を回転させる。



お尻の谷間に両手の指を平行になるようにして並べて置き、左右にゆっくりと広げるようにお尻の膨らみを移動させる。



お尻の膨らみの頂上を親指を当てて、骨盤に向かって押し付けるようにして圧迫する。



お尻の膨らみを揉み込む手のひらが、ときどき太腿の付け根に触れるたびに、お尻の山が高くなるのがわかる。



お尻の膨らみの麓を手のひらで掴みながら、上の方にゆっくり移動させ、意識的にパンティーのクロッチの部分に親指が触れるか触れないかでタッチするように手の動きを持っていく。



じっとマッサージを受ける兄嫁。






「まだ腰の部分に凝りが残ってるけど、もう少し続ける?」






「もう少し、お願いするわ」






「それじゃあ少しだけ太腿を左右に開いてくれますか?僕が脚の間に入れるくらいに」






ゆっくりと脚を広げる兄嫁。



スカートが肌蹴てパンティーが露出する。






「それじゃあ、少し腰を浮かせてくれる。そう・・・そのくらい」






目の前に突き出されるお尻を見ながら、右膝を脚の付け根の根本から恥骨の前面に差し込んでいく。






「ちょっと抵抗あるかもしれないけど、この姿勢が一番効くから」






先程と同じように、お尻の膨らみに強弱をつけながら揉み込んでいく。



ときどきお尻をうごめかすようにして反応する兄嫁。



お尻の膨らみを押さえながら、差し込んだ右膝を少し浮かすようにする。



自分から恥骨を擦りつけるように動かしてくる兄嫁。



この頃には遠慮なく会陰部に指を走らしてしまっている僕。



手のひらを刀のようにして指先を揃えるようにして、会陰部を指を震わせながら後から前、前から後へと小刻みに動かしている。



ときどき洩れる吐息。



白いパンティーにほんのり滲む染み。



手のひらを会陰部にあてがって、押さえたり離したりして、ときどき中指の腹でちょうどクリトリスのあたりを関節を曲げながら押さえつける。



ビクンと身体を反応させてしまう兄嫁。






「肩から腰にかけて結構凝ってたけど、これで軽くなるんじゃないかな?」






そう言って、一旦兄嫁の身体から離れる。



僕のペニスはさっきからどうしようもないくらい怒張し、張り裂けるように律動を繰り返し、先走りが次々に出る感覚がさっきから続いている。



うつ伏せのままの兄嫁。



沈黙。



薄暗い部屋に2人。






「良ければ前のほうも凝ってそうだから、あと少しだけ続けようか?」






「お願いしようかしら・・・」






小さな声で呟く兄嫁。






「それじゃあ、仰向けになって」






ゆっくりと身体を回転させて仰向けになる兄嫁。



顔に両手のひらを置いて目を覆っている。






「それじゃあ前のほうのマッサージをするね」






まず脇を弄るようにしながら両手の指をうごめかす僕。



大胸筋の付け根の部分のスジから乳房の方向にゆっくり揉みしだいていく。



乳房の膨らみに手のひらを宛てがい、ゆっくりと揉み込む。



揉み込みながら、親指と人差し指で布越しに硬く大きくなった乳首を摘み、転がすように指を擦れ合わせる。



顎を浮かせてマッサージに身を任せ続ける兄嫁。






「胸は布越しでは効果が少ないみたいだから、リラックスする意味で上半身裸になってもらってもいい?」






返事も聞かずにゆっくりとボタンを外していく僕。



ブラジャーのホックを機用にねじって外して、するりと今まで包んでいた乳房から取り去る。



小ぶりの乳房、少し硬くなった乳首が、少し息が荒くなった兄嫁の胸の息遣いに同期して上下に切なげに動く。



直に触る兄嫁の乳房。



どれだけ長く憧れ、想像してきたことか。



その兄嫁の乳房が今、薄暗い部屋で、僕だけのために胸を肌蹴て、淫らな格好でほんのり上気している。






手のひらを右乳房に宛てがい、直に乳房を感じながらゆっくり回したり押したり摘み上げるようにして愛撫するかのようにマッサージする。



左乳房には指を爪を乳房の膨らみの麓から乳首にかけて指を震わせながら何度も往復させる。



ビクンとまた身体を動かす兄嫁。






僕も兄嫁の横に横たわり、首筋から耳たぶまで唇を這わしてみる。



乳房を揉みながら唇を重ねた。



歯と歯が当たるような兄嫁とのファーストキス。



ガチガチと音がするように兄嫁の口が震えている。



もう一度唇を重ねてみる。



今度は唇がまとわりつくようになる。



軽く口を開けるようにして、自然に唇の近くに舌が覗いている。



乳房を激しく揉みながら、重ねた唇に舌を差し込んでみる。



舌先と舌先が当たる。



兄嫁の舌の方から絡みついてきた。



目を見つめる。



微かに充血した目の兄嫁。



目を合わせて、今度はゆっくりと唇を重ねる。



兄嫁の両手が背中にまわってくる。



上半身裸の肌を擦り合わせながら、畳の上でキスを、激しく吸い取るようなキスを繰り返す。






顔から唇を離して、また目を見つめて、兄嫁の胸に顔を埋めていく。



乳房を掴みながら乳首を唇に含む。



舌先で乳首の形を何度もなぞりながら、ときどき甘噛みをする。



仰け反る兄嫁。



首筋、脇の下、お臍の周り、腰骨、腰の窪みに舌を這わせながら、太ももの内側をなぞる。



身を捩るようにして、ときどき腰をせり上げてくる兄嫁。



パンティーに指をもっていくと、すでにぐっちょりと濡れて、布の下の構造がわかるくらいに引っ付いてしまっている。



布越しに形をなぞってみる。



ビクンと反応する兄嫁。






一気に下着をおろす。



腰を上げて協力する兄嫁。



身体を下にずらして兄嫁の両脚を大きく開く。



目の前に憧れていた兄嫁のおまんこ。



我慢できなくて、顔を埋めてしまってる僕。



両太腿を抱えるようにして、思い切り左右に開いたまま兄嫁のおまんこにかぶりつくように顔を伏せて、舌を使って掘りさげるようにして舐めている僕。



中指をゆっくり挿入しながらクリトリスを舌先でつつく僕。



自分の乳房を両手で揉んでいる兄嫁。



挿入した中指をゆっくり動かす。



絡み付いて熱い粘膜に包み込まれてるのを実感する。






(こんなだったんだ・・・)






「・・・ちょうだ・・・。い・・・」






兄嫁からせがむような言葉。



焦らす僕。






「まだ凝っているところが残っているから、四つん這いになって」






肘と膝をついて四つん這いになる兄嫁。



真っ裸で、お尻のふたつの膨らみが強調されている。



後ろから顔を間に埋め込んでいく僕。



後の穴の周りから前の穴までクチュクチュいやらしい音を立てながら何度も舐め尽くすようにして、口の周りをいっぱい濡らして会陰部に口をつけ舐め続ける。



お尻をうごめかし始める兄嫁。






「早く・・・お願い。・・・頂戴、ね・・・早く・・・」






後ろから2本重ねた指を一気に挿入する。



背中を反らして顎をあげ、ヒーと声にならない息遣い。



指の関節を曲げ、絡み付いてくる粘膜をかき分けながら前の膨らみを見つける。



押さえつけるようにして揉み込む。



腰をグラインドし始める兄嫁。



下半身裸になる僕。



ペニスを掴んで、会陰のぬかるみにまぶすようにして前後に指で動かす。



クリトリスにペニスが当たるたびに、膝をがくんとさせる兄嫁。



宛てがう。



腰骨を掴み、後ろに引き寄せる。



小陰唇をかき分けるようにして僕のペニスが兄嫁のおまんこに納まっていく。



これまでに経験したことのないような熱いものに包まれるペニス。



兄嫁が自分から腰を使い始める。



擦れるペニスとおまんこ。



腰を動かすたびに漏れてくるいやらしいクチュクチュ音。



後ろから差し入れられ、抜き挿しされながら腰をくねらせる兄嫁。



お尻にお腹をぶつけるようにして何度も腰を叩くように打ち付ける僕。






兄嫁の顔が見たくて、上になるようにお願いする。



畳の上に横たわる僕。



兄嫁の膝が擦り剥けないように座布団を膝にあてがってあげる。



兄嫁が僕のペニスを掴んで、僕を見つめて、あてがってゆっくり腰を下ろす。



また兄嫁の体内に包み込まれる僕のペニス。



下から兄嫁の乳房を手のひらに包み、ゆっくりと揉み込み、腰を突き上げるようにする。



膝を立て、かかとを上げた兄嫁が背中を反らして恥骨を擦りつけながら腰を前後に使い始める。






「してしまったね」






と、兄嫁。






「すごく気持ちいいわ。まだまだ時間あるから、このままずっと続けましょう」






潤ませた目で僕を見つめながら、だらしなく口を少し開いたすごくいやらしい兄嫁の姿を僕は見た。