それからというもの・・・ハマっちゃいましたぁ。






月1回だった風俗が月2回になり、もちろん全部アキさんをご指名。



彼女の出勤日と休みが合わないときは、夜勤明けでも体に鞭打って強行した。



どうせ延長するんだからと、コースも最初から120分にした。






リピーター確保が目的で、こっそり本番させる嬢がいることは知ってる。



店の方も見て見ぬふりをしてるんだろうなとも思う。



でも俺はそれまで、本番に持ち込んだ嬢を含め、同じ子を指名したことはなかった。



主義ってより、単純に色んな嬢と遊んでみたかっただけだけど。



アキさんはその方針を見事に打ち砕いたわけで、作戦にまんまとはまってリピーターになるのも何だかシャクな気がしたが、そんなことどうでもよくなるくらい彼女は最高だった。






最高の笑顔で登場。



楽しいトークに続いて、お風呂でラブラブ&イチャイチャ。



ベッドじゃ俺の攻めを受け止めて、演技でも何でもイキまくってくれる。



そして、なぜかいつもアキさんの方から迎え入れるように挿入。



中で動かすと、全身の神経がチンコに集中したような快感だ。



いつも彼女を先にイカせてやると頑張ったが、同時イキに持ち込むのがやっと。



人生でここまでセックスに集中したことがあったか、というくらいの充実度だわ。






1回目はゴム付きだが、ベッドでの2回目と風呂場での3回目は生が基本だ。



さすがに怖くなったんで、後で性病検査したけど。



この辺はビビリだな。



生だとアソコのフィット感が3割増しって感じで、射精を我慢するのは毎回大変。



アキさんも具合がいいらしく、ハメるたび中イキを連発してくれた。



この辺は彼女が名器というより、俺のチンコとの相性が良かったんだと思う。






時間限定の恋人気分というか、不倫気分を味わえる点でもアキさんは最高だった。



一種のロールプレイングで「◯◯さん(俺)、好きよ」「俺も好きです」なんて抱き合いながら互いに言ったり。



こんなこと他の嬢じゃしたことなかった。






プレーはもちろん、別れ際のキスまで、俺的にはツボにはまりまくりのサービス。



学生時代は風俗にハマる友達を『バカじゃねーの』という目で見てたが、そんな態度を心の底から謝りたいと思ったわ。



うん、気持ちは分かりますって。






最初のプレーでアドレスを交換して、もちろんアキさんのは仕事用の携帯だが、メールのやり取りもするようになった。



プレー後の「今日はありがとう」とか「今週の出勤は火曜と金曜です。よろしくね」とか営業メールが基本だが、そのうち「今日は終わり!買い物して主婦モードに戻りま~す」みたいな近況報告っぽい内容も入ってくる。



とりあえず俺も小まめに返信した。






彼女が昼頃からの出勤で、俺が最初の客になる日は、勤務に入る前に待ち合わせて、昼飯に付き合ってくれたりもした。



本当はこの手の“店外デート”も有料サービスの一部で、ロングコースの客が利用するらしいが、俺は時間外ってことで例外にしてくれた。



食事しながら話したんだが、アキさんは本物の主婦。



勤務も平日昼間だけだそうだ。



プロフの年齢は31歳だが実際は34歳で、安リーマンの旦那と子供が1人。



旦那とは「ほとんどレス」・・・と、とりあえず彼女は言ってた。



一回、電源を切り忘れたらしく、プレー前のトークタイム中に小学生の娘さんから私用携帯に電話がかかってきた。



むちゃくちゃ焦ってたな。



当たり前か。






3サイズはスタッフに聞かれたんで、適当に言ったらそのまま載ったそうだ。



風俗初体験ってのも嘘で、今の店に入る前、短期間だが別の店にいたという。






俺は基本、嬢に仕事を始めたきっかけとか聞かないことにしてるんだが、アキさんは「お小遣いが欲しくてね。旦那の給料も安いし」と話してくれた。






ちなみに「なんで俺と本番しちゃったんですか?」と聞いたら、「だって・・・好みのオチンチンだったし」との答え。



なんじゃそりゃ。






ちなみに俺のは“ソープで褒められるけど嫌がられるほどじゃない”サイズだ。



他の客とは「絶対にしてない!」と言い切る。



もちろん自主申告だけどな。






アキさん曰く、最初の店で客に半ば無理やり挿入されたことがあったそうだ。



彼女が「本番があるなんて聞いてません」と店に文句を言ったら、スタッフは「申し訳ない。客にはちゃんと警告しておくから」と謝ったものの、相手が上客だったのか結局うやむやに。



挙句、同じ客の予約を入れようとしたんで、店に不信感を持ってさっさとやめた・・・と、本人は言ってた。



もちろん全部本当のことだなんて思ってないが、疑ってどうする?



こっちは雰囲気を楽しめればそれでいいんだし、と割り切って聞いた。






そういや誰かが『時間限定の恋人気分を味わえるのが風俗の醍醐味』と言ってた。






(何言ってんの?気持ち良く出すのが醍醐味でしょ)






以前はそう思ってたが、そいつの言葉も納得できるようになったな。



アキさんの場合は不倫気分だけど、メールや食事もアフターサービスだろうが、ここまでちゃんとしてると大満足だわ。






コロリと騙された俺は、それから半年間というものアキさんにハマりまくった。



もちろんハメまくった。



かなりの出費だが、顧客満足度を考えれば安いもんだ。



しまいにはプレイで3回出した後、家に帰って思い出しながらオナニーして、翌日から次のプレイに備えてオナニーを週1限定にしたり。



完全なアホだったわ。



俺のおかげってわけでもないだろうが、ハマってしばらくしたら店サイトのアキさんのプロフ紹介文が更新されてた。






『抜群のリピーター率はサービスの質の証し!当店一押しの奥様です!』






彼女の仕事が増えるのはめでたいことだが、なぜかイラッときた。






そんなある日、会社から出張命令が出た。



それもアジア某国の僻地に2ヶ月間!



出発の前日、出張準備の名目で有給が取れたんで、“しばらく出し納め”のつもりでアキさんを指名した。



出張のことを話すと「え~っ、しばらく会えないの?寂しいな」と嬉しい反応。



自分でもバカだと思うが、そう言われるとこっちも寂しい気分になる。






ちょっと奮発して180分コース。



いつもはベッドで2回、風呂で1回だが、この日は贅沢気分を味わいながら、ゆっくりベッドで3回戦まで頑張った。



インターバルのピロートークでも、ピッタリ俺に寄り添ってきて可愛さ3割増し。



いつもキスは多いが、普段の倍くらい唇を合わせたと思う。



いつも通り正常位で1回戦、バックで2回戦の後、正常位に戻って3回戦。



2回戦以降は生だから、マンコの感触を直接チンコで堪能する。



この日も脳味噌がトロケそうな気持ち良さ。



女体に狂うってこれだな、と思った。






アキさんは股間を俺に擦り付けるように「ああぁ~~、イクッ!」と中イキ。






そのたび膣がキュッと締まり、俺の胸の下で小さな体がブルブルっと震えた。






「俺も・・・もうすぐ・・・」






我慢も限界に来てラストスパートに入ろうとしたら、アキさんが俺にしがみついて耳元で囁いた。






「中で・・・出して」






「えっ?それ・・・マズいでしょ」






「今日は大丈夫だから」






なんだか熱い視線で俺を見つめるアキさん。



やっぱり好みのタイプだわ。






高1で童貞を捨てて以降、風俗を含めれば結構な数の女にハメてきたが、歴代彼女やピル使用の生挿入店を含め、中出しは未経験だった。



エッチの最中にゴムが敗れて焦ったことはあったけど。






(女が大丈夫と言ってるんだから)



(ピル飲んでるのかな)






腰を振りながら、そんな思いも頭をよぎったが、それより気持ち良さが勝ってしまう悲しい男の性。



どうにでもなれっ!という感じで、一番奥に突っ込んだまま射精した。






「あああぁぁ~~、イクイクイクぅぅ~~~」






アキさんが俺に手脚を絡めて悶える。



これまでにない気持ち良さだった。



まあ人生初の中出しで、いつも以上に興奮してたからかもしれない。



3回目にしてはかなりの量が出た。






「気持ち良すぎて、★ぬかと思っちゃった」






腕枕のアキさんが俺に体をすり寄せる。



いつの間にかプレイそのものと同じくらい、このピロートークが楽しみになってた。



うん、やっぱり“不倫気分”は最高だわ。






アキさんが下腹部をさすりながら「なんか熱い・・・」と呟く。






俺を見上げる視線がいつもより熱く、心なしか潤んでる。



初めて見る表情だったが、中出しプレイで興奮したんだな、と都合良く解釈した。






帰り際、いつもの「◯◯さん、大好きよ」の代わりに「愛してる」とキス。






「俺も愛してます」と唇を重ねながら、出張から戻ったらすぐ指名しようと決めた。






2ヶ月間、馬車馬でももっと楽だろ、というくらいこき使われた。



途中、腹を下して4キロほど痩せたが、これで給料もらってるんだし仕方ない。



最終日はデリのことしか考えず、帰りの機中では早くも勃起してた。



かなりハズい。






出社は翌日だったんで、空港から帰宅して荷物を置くと速攻で店に電話。






「アキさんですか?いやぁ、先月で辞めちゃったんですよね~」






聞き慣れたスタッフの声に俺は固まった。






「その代わりですね、今月から◯◯さん好みのミドリちゃんって新人が・・・」






俺は黙って電話を切った。



出張中は見なかった店のサイトを覗くと、アキさんのプロフが消えてた。






再び携帯を手に取ったが、彼女の携帯が業務用だったことを思い出した。






<続く>