現在、従妹と同居中です。



俺28歳、従妹は現役で合格したので18歳です。






最初は別に同棲とかではなくて、大学2回生の時から弟と2人で広めのアパート借りて住んでいたんですけど、弟が去年転勤して引っ越しました。



1人で住むには家賃が高いので単身者用の部屋を探そうと思ったんですけど、去年実家に帰った時に叔母と母から・・・。






「従妹が4月から大学入学のために上京するけど、東京で1人暮らしはあまりさせたくない。でもちょうどあんたところの部屋が空いてるから、そこで面倒を見てやってくれ」と。






俺の意思は関係なく、ほぼ決定事項でした。






俺が上京してからはたまにしか会ってませんでしたけど、子どもの頃から知っているし、半分家族みたいなもんだから、同居を始めた頃は共同生活の相手が弟から従妹に変わっただけ、という感じでした。



でも従妹はそうは思っていなかったようです。






さすがに従妹に手を出すのは躊躇われたんですが、魚心あれば水心あり、というやつでしょうか。



言葉の使い方は間違っているかもしれませんが、そこら辺はご理解ください。



簡単な料理を教えたり、カラオケに行ったり、映画を観に行ったり、買い物に付き合ったり(原宿なんて上京10年目にして初めて行きましたよ)、水族館に行ったり(サンシャインも初めて)、美術館に行ったり、TDL行ったり、そうやって親交を深めていった感じです。






従妹は最初、借りてきた猫のように大人しかったです。



変にかしこまって、「◯◯さん、よろしくお願いします」とか挨拶するし。



普段は俺のことを「お兄ちゃん」「◯◯お兄ちゃん」ですが、初日はずっと「◯◯さん」と名前で呼んでました。



しかも時々中途半端な敬語を使うからこそばゆい・・・。



まあ一晩寝たら落ち着いたのか、元の「お兄ちゃん」に戻ってましたけど。






6月の頭に、ある映画を2人で観に行ったんですよ。



俺はその映画の主役の人の大ファンで、公開前からすごく楽しみにしていたんですが、女の子と2人で観に行くような映画ではない。



でも1人で黙って行くのもなんなので、一応声掛けてみたら二つ返事でOKでした。



映画の内容は、俺としては満足でしたけど、信者以外にはそれなりの出来だったので、従妹は退屈はしなかったにせよ、あんまり面白くなかったかな?と思ったんですが、映画の後でご飯食べに行っても終始ニコニコで。






で、帰り。



駅からアパートに向かう途中、いつの間にか手を握って歩いてました。



いつどうやって、どっちから握ったのか覚えてなくて、そういや手を握って歩くのも初めてだな~とかアホなことをぼんやり考えていたら・・・。






従妹「今日は初めてお兄ちゃんからデートに誘ってもらえたから、すごい嬉しかった」






俺「う~ん、そうか?」(俺はデートのつもりではなかった)






従妹「そうだよ~。いっつも私からお出かけしようって言ってたし」






俺「・・・えっと、うん、まあ」






従妹「何か、帰っちゃうのが勿体無いね」(くっついてくる)






結構飲んだせいか、変に舞い上がっている気がする。



これって普通、「じゃあ休んでいこうか?」って言わせるサインだよなあ・・・。



この子は自分のしてることの意味を分ってんのかなあ・・・。



休んでいくのはともかく、ある種の意思表示だよなあ・・・。



でも、見た目より結構あるんだなあ・・・柔らかいなあ・・・。



などと、煩悩が駆け巡っているうちに帰宅。






今日、従妹が(もしかしたらアルコールが影響しているかもしれないが)、ここまでの行動に出たからには、曖昧なまま放置しておくのはいい選択肢ではない。



しかし、まだ酔いが多少残っているような気がするので、ひとまず風呂に入らせる。



これがコンパやサークルの相手なら、いい雰囲気のところで一気呵成に攻め込むところだけど、従妹とは間を置いて、冷静になって話し合った方がいい。






従妹が上がった後、俺も入る。



俺は男にしては結構長風呂で、夏でも40分ぐらい入っているのだが、今日は気を落ち着かせるためにシャワーに打たれていたら1時間近く経っていた。



帰ってきてから2時間ほどになる。



風呂上がりにいつも飲むスポーツドリンクをグラスに注いで居間に戻ると、自分の部屋から従妹が出てきた。



テーブルに座ると、さっきと同じように隣にくっついてくる。






従妹「お兄ちゃんポカリ飲んでるの?私も飲んでいい?」






スポーツドリンクは俺が買ってくるが、飲みたくなったら勝手に飲んでいいと言ってあるのに、わざわざ聞いてくる。



俺が「いいよ」と答えたら、俺の持ってるグラスを取り上げて、半分ほど飲んでしまった。






俺「コラコラ、俺のを飲むんじゃない。自分で注いできなさい」






従妹「えへへ~、お兄ちゃんのが欲しかったんだもん」






さらにすり寄ってきて、俺の肩に頭をもたれさせる。



間を置いたのに全然変わらね~。



前々から好意を示すような素振りはあったけど、ここまで積極的に示してきたのは初めて。






従妹「ねえ・・・お兄ちゃん、私のことどう思ってる?」






それまで少しふざけた感じだったのが急に真顔になる。



やばい。



機先を制された。



反応に困っているうち・・・。






従妹「私はお兄ちゃんのこと好き」






従妹を女の子として好きなのかどうなのか、それまでは自分でもよく分からなかった。



ほんのりとしたシャンプーの香りだとか、お風呂上がりの薄っすら桜色に染まった頬だとか、少し潤んだ瞳だとか、柔らかい体の感触だとか、そういう“色香に惑わされた”のかもしれないけど、はっきり従妹の気持ちを言葉で聞いた瞬間、従妹を抱き寄せてキスしていた。



顔を離し、突然の行為にびっくりした顔をしている従妹に、「俺も◯◯ちゃんのことが好き」と言った・・・ように思う。



記憶が混乱していてはっきり覚えていないのだが、後になって従妹に、「あの時、俺、◯◯ちゃんに好きやって言った?」と聞いても変に照れて、はっきり答えてくれない。



別に、照れさせるために冗談で言っているのではないのだが。






その後、もう一度従妹を抱き寄せてキスした。



今度は従妹も心構えが出来ていたのか、俺の首に手を回し、俺が従妹の唇の間に舌を滑り込ませると口を開き、俺の舌を受け入れてくれた。






(考えなしに、ついやってしまった~、俺はアホか~)






キスのあと、従妹の体を抱き締めながら、俺は自分の後先考えない反射的な行為に呆れていた。






『一線を越えるのは時間の問題なんじゃないの?』



『一線を越えるだけなら簡単だと思いますが、こういうのはその後どうするかが問題ですから、慎重にならないといけません』






確かこういうやり取りを、以前2ちゃんでしてたんだよなあ・・・。



脊髄反射的に行動して、修羅場も何度も経験して、自分では少しは大人になったと思ってたけど、全然学習してやがらねえ。



でも済んでしまったことは仕方ないし、やらないで後悔するならやって後悔する方がマシ。



というのが俺の行動理念だし、なるようになるし、なるようにしかならない、と開き直るも、でも相手は従妹で、叔母さんやうちの母親には何て言えばいいんだ。



叔母さんは俺のことを信頼して従妹を預けたんだよなあ。



それとも甲斐性なしの人畜無害なヤツだと思ってたんかなあ。



などと、ぐだぐだと考えていた。






その一方で、そういう混乱した自分を醒めた目で認識している自分がいる。



このまま従妹のパジャマを脱がせてしまいたい衝動に駆られるが、これ以上のことを勢いでするのはマズい。



今ならまだ引き返せる。



というか、引き返すつもりはあんまりないんだが、とにかく時間を置いて冷静になれ。



それから決めても遅くない。






どれぐらいの時間抱き合っていたのか分からないが、猛烈に克己心を発揮して、とにかく時間ももう遅いことだし、2人とも明日は早いから、今日はもう寝ようと言って体を離した。



俺が自分の部屋で明日の用意をしていると、歯磨きを終えた従妹が入ってきた。






従妹「今日はありがとう。楽しかったよ。私の気持ちもはっきり言えたし、お兄ちゃんの気持ちも聞けて嬉しかった。それじゃお休み」






俺の傍につつと寄ると、俺の首に手を掛けて引き寄せ、軽いキスをした。



そして照れた顔をして自分の部屋に戻っていった。






実家は大阪でも随分田舎の方で、従妹の家とは隣同士です。



俺の親父が長男で、叔父(従妹の父親)が次男。



うちに爺さん、婆さんもいて、叔父家族も晩ご飯はほとんどうちで一緒に食べてました。



俺の妹と従妹が仲良くて、妹が従妹の部屋に泊まったりその逆もよくあったりで、そのぶん普通の親戚よりは近しい関係なのかも。



だから叔母も、他人同士で暮らす寮より、従兄の俺と一緒に住まわせたんでしょうけど。






でも俺が18歳、従妹が8歳の時からは盆と正月にしか会ってなくて、近くで育つのと、断続的に大人になっていくのを見るのとは違いますし、大勢の中で2人が傍にいるのと、2人きりで暮らすのとでは、やはり距離感が微妙に変わったんだと今にして思います。



例えば俺が実家にいて、従妹をうちで引き取るというだけであれば、ここまで親密になっていなかったのかもしれません。



まあ仮定の話なんですけどね。



という話を先日従妹にしたら、機嫌を損ねました。






翌朝。



トーストとコーヒーで朝食を摂る。



食事が終わる頃に隣室の目覚まし時計が鳴ったが、しばらくしても従妹は出てこない。



俺が先に起きると分かっている日は寝起きが悪い。



俺が休みで遅くまで寝ている日や、泊まりの仕事でいない日には、何とか1人で起きているようだが、実家でも叔母に毎朝怒られながら起こしてもらっていたそうだから、自覚があるのかどうか分からないが、頼れる人がいるときは甘える性分のようだ。






食器を軽く流した後、ノックしても声が返ってこないのを確認して従妹の部屋に入る。



女の子の甘い香りがする、と思うのは錯覚だろうか。



ベッドの従妹を見ると、やはりまだ寝ている。



もう何度も起こしに来ているが、昨日ああいうことがあったせいで、従妹の寝顔を見ると平静ではいられなくなる。



キスをしたい衝動に駆られるが、寸前で思い止まる。



昨夜は従妹も気が高ぶっていたのかもしれないし、一晩寝て起きたら、「昨夜はちょっとどうかしてた」と照れくさそうに笑うかもしれない。






名前を呼びながら肩を揺する。






「お兄ちゃん、おはよー」






目を開け、しばらく俺を見た後、間延びした声で答える。



従妹はしばしば二度寝するので、確認のため、「おはよう。もう起きた?起きられる?」と聞くと、両手を俺の方に差し伸べてきた。






「起こして~」






甘えた声を出す。



俺が両手を掴むと、俺の手を引っ張り、体を引き寄せて首にしがみつく。



こういう仕草は初めてのことだ。






そういえば昔、実妹(6歳年下)を起こすときもこうだったなあと思いつつ、子どもにするように上体を抱き起こす。



ベッドの端に腰掛けさせるが、まだしがみついたままなので背中と腰に手を回し、抱き上げてベッドから立たせる。



立たせても、まだ俺にしがみついたままだ。



一晩にして甘ったれになってしまった気がする。



従妹がトイレと洗面所に入っている間、コーヒーを淹れ、トーストをセットする。



自分のカバンを用意し、洗面所から出てきた従妹に向かって・・・。






「もうすぐパン焼けるから。じゃあ、行ってきます」






「もう行っちゃうの?ちょっと待って」






玄関で靴を履いている俺に駆け寄ると、首に手を回し、「早く帰ってきてね」と言ってキスした。



駅に向かいながら、どうやら従妹の気持ちを改めて確認する必要はないようだ、と思った。






7月某日。



早朝、目が覚める。



さすがに夏の朝は明るい。



手早く朝食を摂り、出勤の用意をする。



従妹が起きる時間よりも早く家を出て、帰るのも結構遅くなることは前日伝えてあるが、一応テーブルにメモを残しておく。






『もう出勤します。帰りも遅くなるから、晩ご飯は先に食べておいて下さい』






書きながら、ここ最近、毎朝こんな調子だな・・・と思った。



そして夜。






俺「明日も早いから、もう寝るわ。お休み」






従妹「そうなんだ。最近大変そうだね。お休み~」






歯磨きやトイレを済ませ、自分の部屋に戻る。



明日の用意を終え、ちょうど灯りを消そうとした時、部屋の戸がノックされた。



俺の部屋は常に鍵が掛かっていない。



俺の返事を待たずに従妹がそっとドアを開けて入ってきた。



腕には自分の枕を抱えている。






従妹「お兄ちゃん・・・今日は一緒に寝てもいい?」






俺「・・・まあいいけど・・・でもほんと、ただ寝るだけだよ?」






従妹「うん、わかってる」






そう言うと、嬉々として俺のベッドに潜り込んだ。



灯りを消し、俺もあとに続く。



狭いベッドなので自然と体を寄せ合う形になる。






従妹「こうやって寝るのも、何だか久しぶりだね」






俺「そうかも。最近ほったらかしでゴメンな」






従妹「いいよ、お仕事だもん。別に外で遊んだり浮気してるわけじゃないし。・・・でも寂しくなったら、また一緒に寝てもいい?」






事を致した後は、余韻を楽しむために抱き合って一緒に寝ている。



それはいいのだが、普通の恋人と違って最初から同じ屋根の下で暮らしているため、最初からべったりし過ぎるとかえって馴れ過ぎて刺激がなくなると思い、それ以外の日は別々に寝るようにしていた。



少し前までは割合と仕事も暇で、俺も家にいる時間が長かったのだ。



だが従妹のこの言葉を聞いて、最近は共有する時間があまりに少な過ぎたのかもしれないと思い、心が痛んだ。






「寂しい思いさせてゴメン。俺も仕事にかまけて頭がそこまで回らなかった。明日からまた一緒に寝ようか?」






従妹を抱き寄せてそう言うと、従妹は嬉しそうに「うん」と頷いた。



速攻でまた一緒に寝るようになった・・・。



すぐ隣に柔らかい体があるとモヤモヤしてしまうが、そこら辺は体力と性欲を秤に掛けて臨機応変に・・・。






俺「ふむ。15歳でこのバストかあ~」






従妹「うわ、エッチな雑誌見てるの~?!」






俺「エッチじゃないよ。際どい写真もあるけど、それでも水着やし。ほら」






従妹「15歳って、この子?」






俺「うん。そうみたい。15歳でバスト87。エッチぃ体だなあ。これぐらいあったら中学生とエッチしても罪悪感ないかもね」






従妹「(ちょっと拗ねたように)お兄ちゃんって、胸が大きい子の方が好きなの?」






俺「まあ、見た目はね~。でも巨乳って、触っててもあんまり面白くないし。触るんなら(腰を抱き寄せ)これぐらいのサイズの方が好きだな~」






従妹「ああ・・・ちょっと・・・お兄ちゃん・・・」






俺「(胸元に手を潜り込ませて)手のひらサイズの方が感度もいいしね~」






従妹「あ・・・んん・・・やだ・・・お兄ちゃん・・・」






ブラウスのボタンを外し、前を肌蹴させ、ブラを上にずらす。






俺「それに、こういう可愛いおっぱいも、すごくドキドキするよ?」






従妹「やあ・・・ちょっと変態っぽい・・・ああっ」






ピンクの乳首を舌で転がすると、甘い息を漏らした。



その声がもっと聞きたくて、舌の腹で舐め上げ、吸い付き、軽く噛む。



その度に甲高い声で鳴く。






従妹「ああ・・・あああっ・・・やだ・・・お兄ちゃん・・・いや・・・」






声が、吐息が、乳首が、体のくねりが興奮を示しているので、「いや」の言葉には構わず胸への愛撫を続ける。






従妹「ああ・・・駄目だってば・・・ちょっと・・・お兄ちゃん・・・」






官能の吐息に含まれる切実な響きに手を止め、顔を上げる。






俺「どうしたの?」






従妹「あ・・・」






興奮から引き戻されて真顔の俺と目が合うと、少しばつの悪そうな目をする。






従妹「あの・・・ここじゃイヤ・・・ちゃんとベッドでして・・・」






その言葉を聞くと、俺の背筋に甘い痺れが走った。






俺「うわ・・・あゆみちゃんからおねだりするの初めてやな~」






従妹「ええ・・・そんな、おねだりって・・・」






俺「いいからいいから。ベッドでいっぱい可愛がってあげるから」






今のはちょっとオヤジ入っていたかなと思いつつも、赤らめた従妹の顔に、期待の色が見えたような気がした。






その日の夜。



仕事を終え、帰宅する。



早朝から出勤したため、予想外に早く仕事の区切りがついた。



早く、と言っても普通の会社の定時よりも遅いのだが、普段より早いことには違いない。



アパートに着く。



呼び鈴を押し、「ただいま」と声を掛けてから鍵を開ける。



ドアの向こうに人が駆け寄る物音がし、俺がノブに手を掛ける前にドアが開かれた。






「お帰り、お兄ちゃん」






ニコニコした従妹が出迎える。



ドアに手を掛け、大きく開いて三和土に上がると、ドアを閉める前に従妹が抱きついて唇を重ねてくる。






「おいおい、ドアを開けたままだってば」






「じゃあ早く閉めて」






「早くって、あゆみちゃんが・・・まあいいや」






後ろ手にドアを閉め、鍵を掛け、荷物を上がりかまちに置く。






「ただいま」






抱きついたままの従妹の顎を指で上向かせ、口付ける。



最初は軽く唇をついばみ、それを2、3度繰り返した後、両手を従妹の頬に当てて強く唇を重ねる。



従妹の唇に舌を這わせ、軽く歯を当てると、小さく吐息を漏らす。



その隙間に舌を潜り込ませ、従妹の口の中を舐め、舌に絡ませる。



息が苦しくなり、一度顔を離す。






「はあ・・・ちょっと、激しすぎるよ」






従妹の抗議には耳も貸さず、腰に手を掛け強く抱きすくめ、再び唇を貪る。



舌を絡ませるうちに溜まった唾液を従妹の口腔内に流し込むと、従妹はそれを嚥下し、体を震わせた。



顔を離すと荒い息をつき、体を預けてくる。



足元が少しおぼつかないようだ。






「はあはあ・・・今の、お兄ちゃんの唾?」



「そうだよ。気持ち悪かった?」






「ううん。何だか・・・ゾクゾクした」



「もしかして感じちゃった?」






腰に掛けた手を下に滑らせ、お尻を撫でながら聞くと、「え・・・そうなのかな・・・」と、赤い顔を一層赤くして俯く。






「でも、お帰りのキスにしては激しすぎるよ~。軽くちゅってするだけでいいの」






「だってあゆみちゃんからいきなりキスしてくるから。こっちにも火がついちゃったよ」






上目遣いで唇を尖らせて抗議する従妹に再び情念をかき立てられ、従妹の額に頬に首筋にキスの雨を降らせる。






「あ・・・ちょっと、まだダメだってば・・・ご飯の用意が・・・」






喘ぎながらも必★に俺の胸に手を当てて押し退けようとする。






「そんなの後でもいいじゃん」






体を弄り、耳たぶを舌で弄りながらそう囁く。






「あ・・・ああ・・・ダメだよ・・・せっかく準備してるんだから・・・」






弱々しいながらも、抵抗が続く。



ここでなし崩しに攻め込んでもいいのだが、こういう場合、大概の女の子には、後で冷静になったときに怒られたり機嫌を損ねたりするので、渋々体を離す。






「ゴメンね・・・また後で、ね。もう少しでご飯の準備できるから、先にお風呂入っておいて」






ふと流しに目をやると、色々な食材が並び、ガスには鍋も掛かっている。



結構手が混んでそうなので、大人しく引き下がる。






「うわあ、今日の晩飯は豪勢そうだなあ。じゃあ楽しみにしてるよ」






そう言って軽く頭を撫でた後、自室に向かった。



シャワーを浴びながら、さっきの行為を反芻する。



10代の頃のようにがっついていたな、と思う。



その前にきちんと話すべきこともあるのだが、ここしばらく彼女もいなかった上に毎日すぐ手の届きそうなところに女の子がいて、知らず知らずのうちに欲求不満になっていたんだろうか。



相手は従妹なんだから、他の女の子と違って、一応クリアーすべき事柄はあるんだから。



そう自分に言い聞かせて浴室から出たが、昨日今日と自分の冷静さに自信が持てなくなっていた。






「おお~」






テーブルに並んだ料理を見て、思わず声を上げた。



野菜のスープ、パスタ、肉料理、ポテトサラダ、ワイン、あと小皿料理が数点並んでいる。



ご飯人間の俺のために、きっちりライスまで用意されている。






「今日はイタリア料理ですよ~」



「すごいな、これ。全部自分で作ったの?」






「うん。パスタのソースはレトルトだけど」



「いや、それでもすごいって」






これだけの量が一斉に食卓に出るのは、ここでは初めてだ。






「時間掛かったんじゃない?」






「でも一枠授業が空いてたから、その間に買い物行って下ごしらえしたし。それでも帰って来るまでには少し間に合わなかったけどね~」






それぞれの品目は、今までに作った料理も多いので、味もそこそこに仕上がっている。






「すごく美味しい」






手を伸ばし、従妹の頭を撫でると、こっちまで嬉しくなるような笑みを浮かべた。






「それにしても今日は気合い入ってるな~」



「そりゃあそうだよ、だってお祝いだもん」






「お祝い?」



「そう。晴れて恋人になれたことのお祝い。今日が特別なんだから、これから毎日こういうご飯なんだ~って期待しないでね?」






この手の込んだ料理はやはりそうだったか。



食事を済ませて落ち着いてからと思っていたが、話題を振るちょうどいいきっかけができた。






「その話なんだけど・・・あゆみちゃんは本当にいいの?」



「え・・・?なにが?」






「んとさ、俺達従兄妹同士なわけだし」



「え?何で?従兄妹同士だなんて、そんなの関係ないじゃない」






「あゆみちゃんは気にしなくても、親とか知り合いとか、他の人が反対したり、変な目で見られたりするかもしれないよ?例えば叔父さん叔母さんやうちの親が、付き合っちゃダメって言ったらどうする?」



「・・・どうしてそんなこと言うの?お兄ちゃんは私と付き合うのが嫌なの?」






それまでの笑みが消え、薄っすらと涙を浮かべて言う。



追いつめるようで胸が痛むが、ここで止めるわけにはいかない。






「いや、そうじゃないって。俺は全然気にしないけど、世の中には血筋とか気にする人がまだ中にはいるし、従姉妹とか親戚同士で付き合ったりするのを変に思う人もやっぱりいると思うよ。まあ他人がとやかく言うのは気にしなかったらいいけど、親に反対されたらどうする?特にこの状況は、2人きりで住んでるのをいいことに、俺があゆみちゃんに手を出したという風にも取られかねないし」






従妹は顔を伏せ、すすり泣いている。



少しでも安心させるために手を伸ばして従妹の頭を撫でる。






「別に難癖付けてるんじゃないって。俺は、あゆみちゃんが俺を好きになってくれたのはすごく嬉しいし、人に何を言われても全然気にしないけど、全くの他人じゃないから、それなりに問題が出てくんのよ。そういうことに対して、重い表現だけど、あゆみちゃんは覚悟ができてるのかなあって思って」






「覚悟って言うか・・・私も、他人にとやかく言われても全然気にしない。法律でも、従兄妹って結婚できるんだし、全然悪いことなんかじゃないだし。それに親が反対したって、もう子どもじゃないんだから、そんな権利ないよ。・・・でも、たぶん反対しないんじゃないかなあ」






スキンシップが効いたのか、俺の発言意図を理解してくれたのか、すすり泣きがだんだん収まり、笑みが戻ってくる。



表情が明るくなったのはいいのだが、その最後の言葉の内容にドキリとなる。






「反対しないって、何でそう思うの?何か理由があるの?」



「だって、うちのお父さんもお母さんも、お兄ちゃんのことしっかりしててエライって言うし、東京行ってもお兄ちゃんに面倒見てもらえば安心だって言ってたし。お兄ちゃんだったら反対はしないよ」






「いや、面倒見てもらうって、そういうことじゃないと思うんだけど。それに、しっかりしてたら従姉妹に手出さないって。逆に怒られそうだよ」



「そんなことないよ~。お父さんなんか、私が小さい頃、『お兄ちゃんのお嫁さんになる』って言ってたから、『そのままお兄ちゃんの所にお嫁に行くのか?』なんて言うし」






「いや、それはさすがに冗談だから言えるんだよ」






何だか妙な方向に話が向いてきた。



さっきまでの深刻さがまるでない。






「まあそれはともかく、話を元に戻すけど、従兄妹同士で付き合うってことに関して色々厄介なこともあると思うけど、あゆみちゃんは大丈夫なんだね?」






「うん、大丈夫」






従妹も真顔に戻り、頷く。






「いきなりきついことを話したけど、それじゃあ気を取り直して2人の新しい関係を祝して乾杯しますか」






「さんせ~」






グラスにワインを注ぎ、掲げる。






「じゃあいくよ。かんぱーい」






「かんぱ~い」






グラスが、チンと澄んだ音を立てた。



時間を掛けて結構な量を食べたが、それでも完食できず、残った分はラップをかけて冷蔵庫に入れる。



後片付けは最低限にして、テーブルで食休み。



栓を開けたワインの残りを飲みつつ、しばらくは普通に雑談していたが、雑談中に手を触る、膝に手を置く、髪を撫でる等のスキンシップが織り込まれ、やがて従妹が俺の隣にぴたりと座り、俺はその肩に腕を回して抱き寄せている。



抱き寄せた従妹から、ほのかにシャンプーとボディソープの香りがする。






「あゆみちゃんは、もうお風呂に入ったの?」






「うん。ご飯の準備してたら汗かいたから。お兄ちゃんが帰ってくる前に入っておこうと思って」






もしかして、先に従妹側の用意を済ませておいた、ということだろうか?



事に備えて体をキレイにしておいたのかな?



そう思うと、劣情が湧き上がってくるのを感じる。






「鍋とか火に掛けたままお風呂に入ったら駄目だよ?」






従妹の首筋に顔を当て、香りを楽しみながら唇を這わせる。



俺は両腕を従妹の腰に回し、従妹は俺の首に回して、互いに引き寄せて体を密着させる。






「うん、それは大丈夫」






普段よりも甘い声で従妹が答える。



モードが切り替わったようだ。



顔を上げ、従妹の顔を覗き込む。



額に額をくっつけると、従妹が目を閉じた。



唇を合わせ、軽く舐める。



それを何度か繰り返すうち、従妹の口が半開きになり、呼吸が浅く速くなる。



顔も上気し、頬が桜色に染まっている。



キスを止めて従妹の顔を眺めていると、従妹が閉じていた目を開け、「どうしたの?」と聞いてくる。






「いや、可愛いな~って思って、顔を見てた」






「もう・・・」






はにかんで視線を逸らす。



その隙に顔を寄せ、唇を重ねる。



舌を口の中に潜り込ませ、軽く歯や口蓋を舐める。



顔を離し、「俺の部屋に行こうか?」と聞くと、赤い顔で「うん」と小さく頷いた従妹を抱きかかえ、俺の部屋まで(と言っても、居間から戸を開けてすぐだが)連れて行き、ベッドの端に2人で腰掛ける。



肩を抱き寄せ、顎に指をかけて顔を上向かせる。



顔を近づけようとすると従妹が口を開いた。






「あの・・・お兄ちゃん・・・」



「どうしたの?」






「その・・・エッチなことするんだよね・・・?」



「まだ心の準備が出来てないなら、しないでおこうか?」






俺の勇み足か?



昨日今日のことで体を求めたのは性急すぎたのだろうか?






「あ、そうじゃないの・・・あの・・・その・・・」






「どうしたの?」






従妹がなかなか言い出せなくて口ごもる。



待つ間、何もしないのも間が持たないので、従妹の少し乱れた髪を撫でて整える。






「えっと・・・その・・・初めてだから・・・優しくしてね」






単に照れていたり気後れしているだけかと思っていたから、少し驚いて手を止め、従妹の顔を覗き込んでしまう。






「うわ・・・やっぱりこの言い方、恥ずかしいな~」






言えたことで緊張の反動が来たのか、体を揺すって照れ笑いを浮かべている。






あれは従妹が高校1年生の時だった。



盆に帰省した時、従妹が夏休み前に同級生に告白されたが断った、と実妹から聞いた。



また正月に帰省した時には、どうやら従妹に彼氏が出来たらしくてしょっちゅう長電話して困る、と叔母から聞いていた。



相手がクラブの先輩で、卒業後はどこかの遠くの大学に進学したとかで、2年生から3年生になる春休みに別れてしまった、とも後年に聞いた。



もちろん18歳でまだ処女というのは別段おかしくはないが、告白されたことも何度かあって、1年以上彼氏がいて、実際キスや抱き合うことに馴れている感じがしたし、何より積極的だったから、てっきり経験済みだと思い込んでいたのだ。






「そうなんだ、初めてなんだ」






予想外の言葉に何と言っていいか分からず、馬鹿みたいに相手の言ったことを繰り返す。



処女信仰は特に持ち合わせていないから、俺が初めての相手で格段嬉しいということはない。



が、こちらが気を使ってあげなければいけない事が、当然いくつかある。






「俺に任せておけば大丈夫だから」






そう言って抱き寄せて口付けする。



もちろん全く痛くなく済ませるなんて出来ないのだが、不安を取り除いてあげるためにもきっぱりと言い切る。



緊張や痛みへの不安があれば体が固くなり、挿入時に痛みを伴ってしまう。



時間を掛けて、舌先で舐めたり軽く噛んだりして、柔らかい唇の感触を堪能する。



少し中断して収まりかけていた興奮が従妹の体に戻ってくるのを確認しながら、服の上から体を優しく撫で回す。



柔らかい唇の感触をじっくり楽しんでいると、俺の口の中に従妹の舌が潜り込んできた。



従妹から舌を入れてきたのは初めてのことだ。



しばらくされるがままにする。



従妹の舌が俺の舌や口内を這い回っている。






「ん・・・」






従妹はかすかな呻き声を上げながら体も少しくねらせて俺の口を貪る。



口の中に唾液が溜まり、ぴちゃぴちゃと淫靡な音を立てる。



溜まった唾液が口の端から滴り始めて、ようやく従妹が顔を離す。






「お兄ちゃんの真似して舌を使ってみたけど、背筋がゾクゾクした・・・」






「気持ちよかった?」






「うん、すごく。・・・ねえ、お兄ちゃんも・・・」






従妹が舌を少し伸ばして求めてくる。



それに応えて舌を従妹の口に潜り込ませると、積極的に舌を絡ませてきた。



お互い激しく舐り合う。






「ん・・・んふ・・・」






従妹が甘く鼻を鳴らす。



その声に興奮した俺は、唇を貪ったまま従妹の背中と腰に手を回し、ゆっくりと押し倒す。






<続く>