約20年前の話。






当時、俺には彼女がいた。



彼女はアパートで一人暮らし。



体の相性も悪くなく、若さゆえの交際を楽しんでいた。



この彼女を『Y』としよう。






俺とYの共通の友人に『M』という同級生がいた。



Mは決して可愛いとは言えない容姿をしている。



例えるならアニメのキャラクターそのものだ。



しかしながら、持ち前の明るい性格でみんなのムードメーカー的存在だった。



そして、Mはすでに結婚している。



Mの旦那は『T』としよう。



Tも同じく学生時代の同級生だ。






ある日、Yとの話の中で、「Mって口でするの上手いんだよ」という話になった。



その時は、なぜYがそんなことを知っているのかは考えもしなかった。



むしろ、「口でするのが上手い」の方が気になって仕方なかった。



そう俺は、後で気づいたが、口でされるのが好きだ。



女が俺のを咥えて、いやらしい音を立てながら動くのを見ているのがたまらなく好きだ。



Yも口での奉仕は上手い方だった。



でも、飲んでもらうことは無かった。






それから数ヶ月が経ち、フェラのことなど忘れてかけていた。



ある日、MがYのアパートに遊びに来た。



Mの旦那Tは夜間の仕事で今日は居ないと言う。



夜になり、Mが帰ることになり、理由は忘れたが俺がMを送って行くことになった。






俺の車で送っている時に・・・。






M「もうすぐTが仕事が終わって帰ってくるみたい」






俺「それなら、Tを待ってようか」






ということで、Tの仕事場付近の駐車場で二人でTの帰りを待つことにした。






どれくらいの時間が経ったのかは覚えていない。



他愛もない話だったと思う。



しかし俺は、ここで思った。






隣にいるMは、人妻だけどフェラが上手い。



Yの友達だけどフェラが上手い。



Mの旦那のTとも知り合いだがMはフェラが上手い。






そう考えながら、すでに俺は口走っていた。






俺「なあ、Mってフェラ上手いんだって?」






M「あー、なんか言われたことある」






俺「Yが言ってたよ。Mはフェラが上手いって」






M「Yだってしてくれるでしょ?」






俺「あまりしてくれないんだよ」(ウソをついてみた)






M「・・・」






俺「ねえ!」






M「??」






俺「口でしてよ、俺のを」






とっさに言ってしまった。



言ったのと同時くらいに、ズボンとパンツを下ろした。



もう勃起状態で少し我慢汁が出ていたと思う。






M「俺くんのならいいよ」






俺「まじで?じゃあ頼むよ」






Tが突然帰ってくるかもしれないという緊張感がある。



だけど俺は、口での奉仕を選択した。



だんだんとMが俺の股に近づいてきた。



ゆっくりと口に含む。



Mの唇が俺の息子に360度フィットする。



舌の動きが速い。



丁度いい刺激だ。






(こいつは確かに上手いかもしれない)と思った。






それからは、ジュボジュボといやらしい音が車内に響いた。



そう、Mはバキュームフェラが上手かった。



唾液と我慢汁が混ざり合い余計にいやらしい音が響く。



たまに裏筋を舌が這うように舐め、そしてバキューム。



だんだんとMの動きも速くなってくる。



俺は、我慢が出来なくなった。






俺「イキそう、出すよ」






頷くM。



俺はMの口の中に放出した。



しかし、Mは口を離そうとはしない。



放出したあとも、丹念に掃除をしてくれた。



ティッシュを出そうとした時。






M「飲んじゃった」






俺「マジで??ちょっと嬉しい」






M「あたし飲んでも平気だから飲んじゃったよ。いつも飲んでるし」






まじか。



こいつ、実はいいやつだなと思った。






俺「いやー、Mめちゃめちゃ上手いよ。超気持ちよかった。しかも飲んでくれたし」






Mはニコッと笑うだけだった。






イッた後、俺は急に罪悪感に駆られた。



やってしまった。



秘密を作ってしまった。






ま、いっか。






M「Tが帰って来なそうだから家に帰る」






俺「ああ、そうだな、じゃあ家の前まで送ってくよ」






その移動中に、Mが話してくれたことがある。






M「実はあたし、学生のころO君とも毎日やってたんだよね。Tと結婚した後も、続いてた」






俺「まじか。Mってエッチ好きなんだな」






Mはまたしてもニコッと笑うだけだった。



『O』というのは、俺とYとMとTの学生時代の共通の友人だった。






俺は内心“Oと穴兄弟にならなくて良かった”と、ほっとした。