お兄ちゃんがN市に転勤になって2週間が過ぎた。



私は1人暮らしの彼氏の部屋に久しぶりに行くことにした。



お兄ちゃんと結ばれてからは彼氏と会うのは色々と理由をつけて避けていたんだけど、やっぱり寂しいし、彼氏にも悪いと思って・・・。



お母さんには「友達の家に泊まる」と言ってある。






案の定、外でご飯を食べて彼氏の家に着いたら、すぐエッチになった。



彼はろくにキスや愛撫もしないですぐに挿入したがる。



『もう少し時間をかけて欲しい』って態度に出してるんだけど、私が焦らしてるだけと思うらしい。






彼が私の中に入ってきた。



お兄ちゃんのより全然小さい。



一番奥の気持ちいいところまで届かないし、太さもないから壁も広がらなくて、『入って来てる!』っていう刺激が足りない。



彼は必★でピストン運動をしてるけど、私の反応なんてどうでもよくて、自分さえ気持ちよければいいっていう感じ。






私は目を閉じて、お兄ちゃんに抱かれているところを想像した。



ひどい彼女だと思う。



でも、そうでもしないと我慢できなかった。



奥の気持ちいいところまで届かないのは、お兄ちゃんが焦らしてるから・・。



お兄ちゃんの腰の動きがいっそう早くなる。






(あ・・・、お兄ちゃん、気持ちいい)






「お兄ちゃん!」






私は思わず、そう口走っていた。



彼は動きを止めて私の顔を見つめた。






「由香、お前、今なんて・・・」






私は焦りまくって・・・。






「ほら、私、ブラコンだからさ。お兄ちゃんが転勤で行っちゃったのが寂しくて、なんか、つい口から・・・」






彼は私の目を見つめる。



怒っている。



私は目を合わせられない。



しばしの沈黙の後、彼はこう聞いた。






「・・・無理やりされたのか?」






「ううん、違う!」






私は慌てて否定した。



でもそれは真実が他にあることを認めたことになってしまった。






「なんで・・・」






彼は起き上がってベッドに腰掛けると煙草に火をつけた。






(どうしよう・・・)






私は泣きそうになった。



同時に、彼はまだ終わっていないことに気がついた。






「なんでだよ、チクショー」






気まずい沈黙が続く。






(別れたほうがいい。私とお兄ちゃんのことを知られてしまった以上、付き合えない・・・)






私も胸を毛布で隠しながら起き上がった。






「かっちゃん、あのね・・・」



「・・・どんな風にされたんだ?」






「え?」



「お前の兄貴はどうだった、って聞いてるんだよ!」






「どう・・・、って」






私の頭の中に、お兄ちゃんによって与えられた最高の快感がフラッシュバックした。



彼は煙草を乱暴に揉み消すと、私の両肩をぐっと掴んだ。



目が血走っている。






「良かったのかよ」



「え・・・」






「良かったのかっ!?」



「かっちゃん、やめて。恐い!」






「答えろ!」



「良か・・った・・・」






彼は私を突き飛ばした。






「あっ」






私はベッドに倒れこんだ拍子に壁に頭をぶつけた。



こんな乱暴な扱いは受けたことがない。



痛みと恐怖で思考が停止する。






「お前、お前・・・」






彼がのしかかってきた。



目は真っ赤に充血してギラギラして、肩で息をしている。






(★される)






カラダがこわばった。






「めちゃめちゃにしてやる!」






彼はそう叫んで、私に強引にキスをしながら私のおっぱいをすごい力で掴んできた。



ちぎられるかと思うくらいの強さだった。






「痛っ。かっちゃん、お願い、やめてぇっ」






私は顔を横に剃らせて泣き叫んだ。



でも彼はやめてくれない。



首、耳、頬、あご、私はありとあらゆるところを吸われ、噛まれた。



彼は両方のおっぱいを鷲掴みにしたまま左の乳房に思い切り歯を立てた。






「痛ああああい」






その瞬間、脳に届いた痛みの感覚が私の性感を刺激した。



カラダが明らかに反応してる。






(痛くて、怖くて、嫌なはずなのに・・・)






彼は、さらに左の乳首に乱暴に吸い付いた。



このままだと噛み切られてしまいそうだった。






「お願い、痛く、しないで・・・」






自分の声がとてもやらしくなっている。



彼は私の声が聞こえないかのように乳首に歯を立てようとした。






「!!」






私は目を瞑った。



彼は痛くなる直前のところで歯を止めると、激しく両方の乳房を揉み続けながら右の乳首にも吸い付いていった。



息が荒い。



もっと痛くしていじめて欲しかったような、ほっとしたような、変な感じ。



あそこの奥が熱く湿ってきたのが自分でも分かった。






彼はおっぱいに飽きたのか、体を下にずらしていった。



おへその周りやわき腹に歯を立てながら。



私は痛みが走るたびに波が高まっていく。



彼は上体を起こすと、私の両膝を左右に押し広げた。



恥ずかしい姿勢になる。



アソコがぐっしょりなのが丸見えになっている。



そして彼は私の脚を開かせたまま煙草に火を点けた。






(根性焼きされる・・・)






私は覚悟した。



ふうっと煙が私のアソコに向かって吐き出された。



彼は私のアソコを眺めながら煙草をふかしている。



ふと、彼は煙草を咥えたまま私の両脚を自分の両脇に挟んだ。



そして煙草を持った手をゆっくりとクリに近づけていった。






「お願い!やめてぇ」






熱気が伝わる。



でも押し付けてはこない。






「あ・・・、あ・・・」






私は頭が変になりそうだった。



感じてる。



煙草の熱が快感になっている。



あそこの入り口がヒクヒクと動いて、愛液が分泌されてるのがわかる。



彼も見ているだろう。



いつもの彼とのエッチは、おっぱい揉んで、少しクリを触って、挿入して、彼がイッたらおしまい、っていう感じで、こんな風に刺激され、性器をまじまじと眺められたのは初めてだった。



恥ずかしい。



でも辱められてる自分がすごくエッチな感じがして、あそこの奥が熱くなってきた。






突然彼が、「動くなよ」と言いながら煙草の火を私のアソコの毛に近づけていった。



お兄ちゃんが「ストレートだね」と言ってた私の毛。



チリチリと音がし、焦げた臭いが鼻をついた。






「もう、助けてぇ。お願い・・・」






私の毛が焦がされてるのに、私のカラダはさらに反応していった。



波が高まっていく。






「オナニーしろ」






「え・・・」






「しなかったら、このまま根性焼きだぞ」






彼は煙草の火を私の毛の濃くなっているとこに近づけた。



チリチリチリ・・・。



焦げていく音がする。






「いやぁっ。お願い、言う通りにするから」






私は右手をゆっくりとクリの方に近づけていった。



毛は一部分が焦げてゴワゴワしてるけど、そんなにたくさん燃えちゃったわけじゃないみたい。



ほっとした。






「ん・・・」






私はクリを人差し指で撫でた。






(そうだ。クリはこんなに気持ちよくなるっていうのを彼に見せ付けるチャンスかもしれない)






私は愛液を指ですくうとクリに撫で付けた。



そして両脚を思い切り開き、人差し指と親指で揉むように細かく動かした。






「んん、あ・・・ぁん」






彼は私の脚を解放し、煙草を消すと私のオナニーを見つめる。



(見られてる)と思うだけで、アソコの奥がじゅんってなる。



私は空いたほうの手でおっぱいを揉んだ。



乳首がツンツンになってる。



さっき噛まれたところがヒリヒリする。



アソコもクリもぐっちょりになってる。



指の動きをさらに速くする。






「はぅっ」






全身が短く痙攣する。



私の両脚は快感に耐え切れず閉じてしまった。



(無理やり開かされるかな)と思ったけど、何もされなかった。



私は脚を閉じたまま両脚をまっすぐ高く上にあげて、彼にアソコの割れ目が後ろから見えるようにした。



愛液がお尻の割れ目を伝って背中まで流れていく。



指の動きは止めない。






「あぁっ。ああん。イキそう・・・。由香、このままイッちゃう・・・」






激しい声で喘いだ。



突然彼は膝立ちになり、私の足首を掴んで左右に足を開くと思い切り挿入してきた。






「あぅっ」






その角度だとちょうど入り口から少し入ったところの上の壁に当たる。






「あ、あ、あ、かっちゃん、かっちゃん!由香、気持ちいいよぉ。お願い、もっとして。もっと・・・!」






私は指の動きを止めないまま叫んだ。



波は最高潮に高まって、熱く敏感になった私のアソコは収縮し、入り口がすぼまって奥に空気が入って巾着みたいになった。






「かっちゃ・・・ん、はぅっ。あ・・・ん、あぁぁぁっ」






「お、お、う・・・。ゆ、由香!うぁっ」






彼はその瞬間、私のアソコから棒を抜き出し、擦りながら前に向かって射精した。



あっと思う間もなかった。



彼の精液が私の胸や顔に向かってこぼれていった。



ドロドロとした白い液体が私の髪や頬にもついた。






「・・・」






「あ、由香、ごめん」






かっちゃんはさっきの怒りも忘れて丁寧にティッシュで全部拭いてくれた。



(「全部舐めろ!」って言われたらどうしようかと思っちゃった)






かっちゃんには、この日の夜、「もうお兄ちゃんとエッチしない」って約束させられちゃった。



ひと晩中クリを指と口でいっぱい攻められて、イク直前でやめられちゃうの。






「約束しないと最後までしないよ」って言って・・・。






私はもう気が狂いそうで、「約束します」って言ってしまった・・・。






おしまい。