大学時代、とある会員制の宿泊施設でフロント係のアルバイトをしていた。



客室数は10室しかなく、会費だけでも利益が出るという。



今では考えられないような宿泊施設だ。



本場で修行した料理人、一流ホテルで修行したというマネージャー。



しかしどうしたことか、給仕係はパート主婦や学生バイトが多くを占めていた。



それでも華のある、今で言うところのキャバ嬢に近い容姿の女性ばかりだった。






そんな中、俺が密かに好意を持っていた女の子がいた。



麻衣ちゃんという子だ。



彼女は名門女子大に通う大学1年生。



長い黒髪が美しい、華奢で大人しい子だった。



少しだけ行動が遅く、言われたことしか仕事をしないため、仕事仲間の間ではあまり評判が良くなかったが・・・。






その日は宿泊者が1組もおらず、俺は留守番を命ぜられた。



なぜか麻衣も一緒だった。



支配人に「22時になったら麻衣さんを帰らせるように」と言われ、大学生ながらフロント責任者を命ぜられていた俺は責任感たっぷりに、「ハイ」と答えた。



お客様は誰もいらっしゃらないのでフロントデスクを掃除し、溜まっている書類を整理し、翌日に支配人が仕事しやすくなるよう準備をしておいた。



支配人の喜ぶ顔が見たかったのだ。






そして、20時30分。



俺が出勤してから3時間以上経つ。



麻衣はレストランスペースで割り箸を袋詰めしているとのことだったが、いくらなんでも長過ぎるだろ・・・と思って、俺はレストランのドアを開けた。



すると麻衣は驚くべきことに、ずっと突っ立ったまま壁の時計を見つめていたのだ。






「・・・あのー、何やってんの?」






「あっ、割り箸を袋詰めしろって言われたんだけど、終わったんで早く10時にならないかなぁって思って」






「・・・もしかして、1ロットしかやってない?」






「はい、次の袋もやれとは言われてないんで・・・」






「3時間かけて1ロットの指示を出すと思う?ところで何時頃に終わったの?」






「6時半頃に終わりました」






「もしかして、それからずっと時計を眺めてたの?」






「うん・・・」






だめた、こりゃ評判悪くて当然だ。



・・・しかし可愛い。






「たぶん、明日怒られると思うよ」






「明日、休みですから・・・」






「いや、そうじゃなくて・・・あの、俺、手伝うからさ、一緒にやろうよ」






「えっ、ホントですか?」






という具合で、俺たちはフロント後ろの事務室で一緒に割り箸の袋詰め作業をすることにした。






「あと1時間半しかないからね、頑張ろう」






そう言いつつ、俺は1時間半も一緒にいれることを嬉しく思った。



と同時に、もっと早く声をかけるべきだったと少し後悔をした。






袋詰め作業は単調なもので、俺たちは色んな話をした。






「就職活動ってどんなですか?」(俺は4年生だった)とか、「車の免許持ってるんですか、すごーい」とか。






18歳の女の子と22歳の男が一緒になれば、当然始まるのが恋の話だ。



いわゆる恋バナ。



・・・残念ながら麻衣には彼氏がいたようだ。



(まあ俺もカノジョがいたんだけど)






「カレシ、どんな人?」






「うーん、大きな人、それで強いの。柔道やってて黒帯なんだって。それでね、すごい束縛するの。いつも電話しかけてきて『どこいる?』ってしつこいの」






いやはや手強いぞ。



ナニかしようとしていたが、いきなり萎えた。



ナニかして彼氏が攻めてきたら、俺はボコボコにされるだろう。



おそらく一瞬の勝負であろう。



切るか切られるかだ。



俺は彼氏の攻めに警戒しつつ、刀のさやにそっと手をかけた。



・・・俺は知っていた。



束縛に悩む女は結構ヤれることを・・・。



ここは行くべきか行かざるべきか。






「あぁ束縛ね、ウザいよね」






俺は様子を窺うことにした。






「うん、信頼されてないって感じが悔しくて」






オッ、来た来た。



ここは行くべきでしょ。



黒帯君にボコられる勇気を出すことにした。






「あのね、束縛する男ってのは自分に自信がないんだよ。信頼してないわけじゃないと思うよ」






作戦開始だ。



俺は、束縛する彼氏がいかに小さい人間かを懇々と話した。



なぁに簡単さ、自分のことを喋ればいいだけだ。



何を隠そう、俺も自分の彼女に対して束縛王だったんだから(笑)






俺は、束縛男は彼女に浮気される危険性が高いことを知っていた。



だから不安になり、より束縛してしまうというジレンマに苦しんでいたんだ。



そう、俺は浮気などしたことがないチキンな非モテ男だったんだ。



しかも彼女ができたことが不思議なくらい、デブでブサメンだ。






だが今回はイケる。






麻衣の彼氏はガタイのいい黒帯か。



きっと麻衣はデブマニアだ。



ここは人生最大の賭けをさせていただこう。



遊びまくってるイケメンスリムな友人達と同じ土俵に立ちたいという密かな野望もあった。



そう決意した瞬間、性の女神が俺に微笑んだ。






「でね、カレシ、私の身体をすぐ触るの。(脇腹を指して)ココとか、ココとか・・・。くすぐったいからもうやめてって言うんだけど、やめてくれないの。カレシは、『感じるだろ?』って言うんだけど、全然。私って不感症なのかな?まぁ男の人がダメなのか、そのカレシがダメなのか、よくわかんないんだけど・・・」






麻衣は一気にダーッと喋り出した。



こんなに饒舌に喋る麻衣を見たことがなかった。






「もしかして、まだエッチしてないの?」






俺は恐る恐る聞いてみた。






「うん、だって触られるとザワザワってなるんだもん、男の人がダメなのかなぁ?」






「・・・じゃ、俺が触ってみてあげようか?」






「えっ?・・・うん」






麻衣の目はウルウルと潤んでいる。



自分の鼻息だけが耳に木霊する。



この空気感、凄い。



ドゥクって我慢汁が尿道を移動したのがわかった。



こんな感覚は生まれて初めてだ。



俺は彼女の方へ1歩2歩と歩き、事務椅子に座っている麻衣の脇腹を下から上へ撫でた。






「ここ?カレシが触るのは?」






「うん・・・街中とかでココ触って『感じるだろ?』とか言うから嫌で嫌で」






「ふぅん。・・・で、どう?やっぱりザワザワってする?」






「・・・わかんない」






「嫌な感じ、する?」






「・・・ううん。でもなんか不思議な感じ」






俺は両脇腹を撫でている手の親指を出して、胸の膨らみを下から上へと押し上げてみた。






「フゥン・・・」






彼女の鼻息が聞こえた。






(これはいけるっ!)






俺は喉がカラカラだった。



ごくりと唾を飲み込んだ。



なんだか熱病に冒されているかのごとく、フラフラした感情で麻衣の胸を押し上げた。



ここで空気が変わった。



蛍光灯のジジジジって音と彼女の鼻息と俺の鼻息。



そして水槽のコポコポコポという音だけが響く。






「じゃ、ここ(乳首の辺り)も触ってみるね。ここはまだ触られたことない?」






「うん・・・」






「俺が最初に触っても、いいの?」






「・・・うん」






麻衣はハァハァ言いながら、答えるのがやっと、という感じだ。



俺は少しだけ指の腹に力を入れて、レストランの制服のブラウスの上から乳首の辺りを押し上げた。






「フゥッ、フン、フゥ、フッ」






もはや麻衣は肩で息をしている。



俺の指の動きにあわせて肩が上下に揺れている。



ふと時計を見ると21時45分。






やべ、あと15分だ。



・・・少しペースを早めなくては。






ちなみに割り箸の袋詰めは全然進んでいない。



まだ3ロット目だ。



まぁいいや、あとで俺1人でやるか。



俺はブラウスの中に手を入れた。






「あっ」






麻衣は肩をビクっとさせた。






「ダメ・・・だった?」






「ううん、冷たくて・・・手が」






やっぱりこの子は少し変だ。



でもそこが可愛い!






俺は構わずブラの隙間に指を滑り込ませた。



だんだんとゆっくりと乳首に向かって指を這わせた。



もはや麻衣の吐息だけが耳に響く。



指が乳首に到達する前に指を引っ込めてしまう。



いつの間にか跪いて彼女の胸の辺りに俺の頭がくるという体勢になっていた。



そのため、麻衣の吐息が大きく聞こえる。



吐息の体温が俺の興奮をさらに増長させる。






そしていよいよ乳首だ。



ちなみに麻衣は貧乳だ。



そして乳首は綺麗な桜色をしていた。



まるで官能小説のような表現だが、実際そうだったのだから仕方がない。



俺は麻衣の乳首をニュっと押してみた。



そして何度も押しては離し押ししては離し、そして押し続けて左右に指を振ってみた。






「あっ、あ、ぁ、あ、あ、あぁ・・・あ、あ、ぁぁあ、あ、ああ、あ」






喘ぎ声も可愛い。



再び俺の尿道を我慢汁がドゥクと移動したのがわかる。



俺のトランクスはグチョグチョだ。



気がつけば股間が冷たい。






「身体は正直だなぁ、ヌレヌレじゃないか」というセリフを心の中で自分に向けてみた(笑)






(麻衣のアソコはきっともうヌレヌレなんじゃないか?)と俺はそこで思った。






・・・確かめたい。



俺の愛撫を受け入れ、その結果、愛液を分泌した証拠をこの指に絡めてみたい。



俺は彼女のカモシカのような華奢で綺麗な足を、太ももから股間へ撫で上げ、スカートの中に手を入れた。



普通、他の女性たちは制服にストッキングを穿くものだが、麻衣は常に生足だった。



俺はそのカモシカのような生足をいつも憧れの目で眺めていた。



そのカモシカ生足が俺の前に!



俺の指の先に!






スカートの中は湿り気を帯びていた。



彼女の汗と体温とが充満していた。



太ももは薄っすらと汗ばんていた。



指を股間に近付けていくと、麻衣は少しずつ腰を後ろに引いていった。



相変わらず水槽はコポコポと空気を出し続け、蛍光灯はジジジジと俺たちを照らしていた。



ついに!



ついに、俺の指は麻衣のアソコに辿り着いた。



下着の上からだが、夢にまで見た憧れの麻衣の・・・。






(凄い。ヌルヌル。パンティの上からでもヌルヌル!)






愛液が多過ぎてパンティに沁み出してしまっているのだ。



感動した。



ちなみに自分の彼女は愛液が少ない。



サラサラとした液体が薄っすらと出るだけ。



それが普通だと思っていた。



だが麻衣は凄かった。



この粘度、そして量、何より温度。



何もかもが凄かった。



パンティの表面は冷たいのだが、グッと押すと中から温かい愛液がジワーっと出てくるのだ。






俺は麻衣の愛液を指で楽しんだ。



まるで指が全身に化けたかのごとく、すべてがヌメヌメになったような気分を味わった。



このまま、まみれていたい・・・。



気がつくと麻衣は俺の髪の毛を撫でていた。






(これは麻衣なりの受け入れのサインだ!)






そう思った俺は麻衣の顔を見上げ、「可愛いよ」と言ってキスをしようと顔を近付けた。






「彼氏に悪いから」






なんと拒まれてしまった。



急に現実に引き戻され、黒帯くんが頭に浮かんだ。



見たことはないが、きっとイガグリ頭で二重アゴの、昔マンガで読んだ柔道マンガに出てくるような奴だろう。



ふと時計を見る。



22時ジャスト。



ヤバい、タイムアウトだ。



でもそんなの関係ねぇ。



俺の髪を撫で続ける麻衣の気持ちを、自分の都合のいいようにとることにした。






パンティの中に手を滑り込ませる。



温かい・・・。



指に愛液をまぶしているだけなのに、全身がまるでチンコになったのごときの感覚。



きっと俺もビクンっビクンとしていたことだろう。



これだけ濡れているのだから・・・と、膣口に指先だけ入れてみる。



(爪はキチンと切ってある)






「い・・・いたっ」






あぁそうだった、処女だった。



指は諦めて、クリのあたりを下から上へ撫で上げる。



凄い!



パッツンパッツンにクリが腫れている。



同時に、「あぁあぁあ、あぁ、あっ」と麻衣の体がビクンと跳ねた。



俺は面白くなり、指に愛液を絡めてクリを下から上へ撫で上げるという行為を何度も繰り返した。



その度に麻衣は、「あぁあぁあ、あぁ、あっ」と跳ね続けた。



何度かそうした行為を続けていた頃、麻衣は急に・・・。






「やめて、やめて、変になる、変になる、あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ」






イクんだろうか?



ちなみに俺は自分の彼女をイかせたことがない。



すなわち女性がイクところは、AV以外で見たことがないのだ。






(・・・見てみたい。自分の愛撫でイク女の子を・・・)






夢のような話じゃないか。



俺は夢中で麻衣のクリを撫で上げ続けた。



本当だったらイク寸前でピタっとやめて、また続けて、さらにイク寸前でやめて・・・を続けて麻衣を狂わせてみたいところだが(AVで習得w)、いかんせん時間が無い。



ここだっ!というところで指の腹に少しだけ力を入れて、撫で上げから回転系に動きを変えてみた。






「あぁ、フゥワ、フンが、へ、へ、変になる、変になるぅ、やめ、や、や、ゃや、や、や、や・・・ヒャッ、ヒャッ、ヒュ、ヒャッ、ヒャッ」






麻衣はまるでシャックリのような声を上げてイッたようだ。



麻衣はハァハァと肩で息をしている。



見ると事務椅子に麻衣の愛液が滴っている。



マズい、染みになる。






「気持ちよかった?」






「ハァハァハァ・・・」






「気持ち良かった?」






「うん・・・もしかしたら彼氏がダメなのかも」






「・・・凄かったね、麻衣ちゃん」






「いつもこうだから困ってるの」






「え、いつもって?したことないのに?」






「あ・・・えとね、あのね、お母さんがいないときに、1人で・・・」






麻衣は顔を赤らめ、下を向いたまま答えた。






(可愛いっ!)






俺は麻衣を抱き締め、思わずキスをした。



今度は拒まれなかった。



彼氏とはキスはしていたのだろう。



口をあんぐり開けて舌を回してきた。



下手だが少し慣れている様子だった。



時計を見る、22時35分。



着替えを素早く済ませば誤差の範囲内だろう。






「やばっ、10時半だよ、早く帰らないと」






「うん、そだねっ」






「結局、何もしなかったね」(←割り箸を指差して)






「でも、他の人たちも仕事しないで喋ってばっかりいるから、たまには私もサボってもいいかなっ」






「あとは俺がやっとくよ」






「ありがと、優しいんだね・・・。(下を向いてモジモジして)好きになっちゃったかも・・・」






何度も言うが、俺はデブのブサメンだ。






「ほら、お母さんに怒られちゃうよ、早く帰らないと」






言い忘れてたが、麻衣の母親もこの宿泊施設でパートをしている掃除のおばちゃんだ。



それから俺は2時間ほど1人でひたすら割り箸の袋詰め作業をした。



ふと椅子を見る。



麻衣の愛液が染みになっている。






(マズい・・・)






そう思いながらも、思い出してまたチンコがビンビンになってきた。