日奈子と拓也の夫婦生活は、本当にナチュラルなものになってしまった。



そして俺自身も、居候というか、ただの同居している友人という感覚になっていた。






「あ、おはよ~。コーヒー?紅茶?」






日奈子が寝起きの俺に聞いてくる。



俺は少し寝不足気味でまだぼーっとしているが、コーヒーをお願いした。



俺が寝不足なのは、毎夜繰り返される日奈子と拓也の夜の生活のせいだ。



安普請の家なので、隣の部屋でセックスをする声や音が丸聞こえだ。



そして、それだけではなく、昼間の2人の様子も隠しカメラで撮影しているので、それを見て深夜まで起きていることがほとんどだ。






笑顔でコーヒーを運んでくれる日奈子。



でも、昨日の夜も拓也と激しくセックスをしていた。



その笑顔からは、とてもそんなことは想像できない。



本当は俺の嫁・・・。



でも今は完璧に・・・完璧すぎるほど完璧に拓也の嫁を演じている。






「寝癖、凄いぞ」






拓也が笑いながら話し掛けてくる。



俺の寝癖がよほど凄いらしい。



拓也は珍しくスーツを着ていた。






「あれ?スーツ?」






「あぁ、ちょっと会社に手続きがあってな。昨日も言っただろ?」






にこやかに言ってくる拓也。






「そうだっけ。日奈子ちゃんは?一緒?」






俺は日奈子のことをこんな風に呼ぶようになってしまっていた・・・。






「さすがに無理。妻同伴で出勤なん、聞いたことないでしょ?」






笑いながら言う日奈子。



となると、今日休みの俺と2人きりということになる。



同居を始めて以来、初めてのことだ。



俺はなぜかドキドキして緊張してしまった。






「早めに帰ってくるから、またボーリングでも行こうか?」






拓也は楽しそうに話を続ける。






「お、いいね。また叩きのめしてやるよ」






俺はそんな風に強がってみた。






「今度は負けないよ」






拓也は真顔で言う。






「あらら。私を巡って男達が争うのね。美しいって罪だわ」






日奈子がおどけて言う。



最近では3人での生活がすっかり普通になってしまった。



でも、少しずつ痩せていく拓也を見ていると、急に胸がいっぱいになって泣きそうになる時がある。



これだけ医学が進歩しているのに、こんなにも元気そうに見えるのに、1年も生きられない・・・。



どうしても現実として受け止めることが出来ない。






そんな風に拓也の運命に同情しているが、拓也は最初の頃のような遠慮がなくなってきていた。



この前なんかは、日奈子はこんなひどい扱いを受けていた。



俺が隠し撮り動画を確認していると、早送り中にソファに座ってコーヒーを飲む拓也が映る。



慌てて早送りを止める。



すると日奈子が拓也の横に座った。



でも、ただ座っただけではない。



日奈子はすでに全裸だった。



明るい昼間のリビングで、日奈子が一糸まとわぬ格好でソファに座っている。



程よい大きさの胸も、薄ピンク色の乳輪も乳首も丸見えだ。






「ねぇ、ベッド行こうよぉ」






甘えた声で誘う日奈子。






「昨日いっぱいしたじゃん。ちょっと疲れちゃったよ」






拓也がそんなことを言う。



あんなに日奈子とのセックスに感激していたくせに、もうこんな態度をとるようになっていた。



でも、確かに日奈子のセックスのお誘いは多すぎる気がする。



拓也が★んでしまうという事実、日奈子を駆り立てているのかもしれない。






「いじわる。いいよ、勝手にするから!」






日奈子は少しすねたように言うと、座っている拓也のズボンを下ろし始める。



そしてペニスを剥き出しにした。



拓也のペニスは、まだ半立ち程度だ。






「私が裸なのに立ってない!もう飽きちゃったの?」






寂しそうに言う日奈子。






「ち、違うって!昨日4回も出せば立ちも悪くなるって!」






慌てて言い訳をする拓也。



でも、連日複数回搾り取られれば、そうなるのも無理はないと思う。






「大きくするね・・・」






日奈子は、納得できないという顔でフェラチオを始めた。



いつものリビングの、いつものソファの上。



でも日奈子がフェラチオしている相手は、俺ではない・・・。



日奈子は慣れた様子で拓也のペニスを口撃していく。



すると、すぐにムクムクと大きくなる拓也のペニス。



やっぱり、こうやって明るいところで見ると、その大きさに驚き、嫉妬してしまう。






「あぁ、日奈子、気持ちいいよ」






拓也はそんな声を上げながらもテレビを観ている感じだ。



ちょっとひどいなと思うが、セックスの頻度を考えると仕方ないのかなとも思う。






日奈子は夢中でフェラチオを続ける。



睾丸の方まで舐めたり、喉奥まで飲み込んだりして、むせながら責めたりする。



そして拓也の脚を持ち上げ気味にして、アナルまで舐め始める日奈子。



こんな事は、俺でもしてもらったことがない。



日奈子は、なんの躊躇もなく拓也のアナルを舐めていく。



最近では当たり前のようにするようになっていた。






「気持ちいいよ。日奈子、もっと」






拓也は、さすがにテレビを観るのをやめて言う。






「もう、入れていい?」






日奈子は上擦った声と、トロンとした目で聞く。






「もう少し口でして」






拓也はそんな注文をつけた。



すると日奈子は素直にフェラチオを続けた。



拓也は日奈子の髪を優しく撫でている。



でもそこまで興奮してはいないようで、日奈子に入れようとしない。



そのまま結構な時間、日奈子のフェラチオが続く。






すると、「日奈子、イキそう、早く早く!」と、拓也が慌てて日奈子に言う。






すると日奈子は「うん」と言って、慌てて拓也に跨がった。



そして対面座位で繋がると、日奈子はすぐに腰を上下に動かす。



でも2~3回動かした途端、「イクっ!日奈子、イクっ!」と、拓也がうめいて射精した。



日奈子は嬉しそうに拓也にキスをする。



そのまま濃厚なキスを続ける。






日奈子は射精する瞬間にやっと入れてもらえた。



まるで中出しを受けるためだけのセックスだ。



オナホ扱いですらない、ひどい扱いだと思う。



でも日奈子は嬉しそうにキスをしている。






しばらくして日奈子は立ち上がる。



そして拓也の目の前で脚を軽く広げる。



すると日奈子のあそこから拓也の精液が溢れ出す。



それは、そのまま床に液溜まりを作っていく。






「いっぱい出たね。赤ちゃん出来るかなぁ?」






嬉しそうに拓也に話し掛ける日奈子。






「排卵日だっけ?」






「そうだよ。だから今日はこの後、最低3回は注いでね~」






日奈子は笑顔で言った。



拓也も笑いながら「わかったよ」と答えたが、微妙に笑顔が引き攣っているように見えた。






こんな風に日々セックスをしっぱなしの2人・・・。



でも今は本当に久しぶりに2人きりだ。



拓也が出ていく時、当たり前のようにキスをした2人。






「早く帰ってきてね~」






「わかったよ。日奈子、愛してる」






「ふふ、私もー」






そう言ってまたキスをした2人。



久しぶりに離ればなれになるので寂しいと思っている様子だ。



そして2人きりになった俺と日奈子。



妙に緊張してしまう。






「なんか変な感じだね・・・」






日奈子も少し緊張気味だ。






「そうだね。日奈子、ちゃん・・・。辛いことはない?」






「いいよ。2人きりのときは呼び捨てで・・・。ゴメンね。悠斗も辛いよね・・・」






日奈子は申し訳なさそうだ。






「うぅん。あいつに悔いなく過ごしてもらいたいし、俺が言い出したことじゃん」






俺は、痩せ我慢して笑いながら言う。






「ありがとう・・・。ねぇ、してあげる・・・」






日奈子はそう言うと、俺のズボンの上からペニスを擦り始めた。






「い、いや、ダメだって、拓也に悪いし」






思わずそう言った俺に日奈子が吹き出した。






「悠斗、役に入り込みすぎだよ!私、悠斗の奥さんなんだよ。あ、愛してるんだから・・・」






日奈子は照れて顔を真っ赤にしながら言った。



俺は嬉しさと安堵感で腰が抜けそうだった。



日奈子は、すでに心もすべて拓也に捧げてしまっている・・・。



そう思っていた。



俺が少し言葉に詰まりながら「ありがとう」と言うと、日奈子は俺のズボンのチャックを下ろした。



そして、すでにギンギンになっている俺のモノを掴むと、「元気だね。凄く久しぶりな感じ」と言って、しごき始めてくれた。



久しぶりの日奈子の手の感触に気持ち良すぎて声が漏れてしまう。






「気持ちいい?ゴメンね、してあげられなくて」






申し訳なさそうに言う日奈子。



そのまま手コキをしてくれる。



俺はすぐにイキそうな気配がしてきたが、なんとか堪えて日奈子の手の感触を楽しんでいた。



でも、頭の中には、拓也とセックスする日奈子が浮かんでくる。



拓也の大きなペニスで俺とする以上に乱れる日奈子・・・。



それを思い出すと呆気なくイッてしまいそうになる。






「悠斗、もっと気持ち良くなって・・・」






日奈子は泣きそうな顔で言うと、俺のペニスを咥えてくれた。



すぐに舌が絡みついてきて、あまりに気持ち良くてうめいた。



日奈子は明らかにフェラチオの仕方が変わっていた。



上手になったというか、滑らかな感じになっていた。



舌がカリ首を舐め、唇が追い打ちをかけていく。



少しでも気を抜いたら射精してしまいそう・・・。



日奈子は睾丸の方まで舐めてくる。



でもアナルまでは舐めてこない。



俺は一瞬、「舐めて欲しい」と言いかけたが、隠し撮りしていることがバレてしまうと思い言葉を飲み込んだ。



俺は快感に喘ぎながらも、拓也にはして、俺にはしてくれない・・・。



そんな僻みの感情で胸が苦しくなっていた。






「イッちゃう?まだダメだよ・・・」






日奈子はそう言うとショートパンツを脱いでいく。



ショーツも一緒に脱いだようで下半身裸になった。



そして椅子に座る俺に跨がってくる。






「・・・いいの?」






俺は、また聞いてしまった。






「いいに決まってるよ。だって夫婦だもん」






そう言って日奈子は俺のモノを一気に入れてしまった。



久々の膣肉の感触に、俺は入れただけで少し精液を漏らしてしまった。



同時に、生で中に出してしまって平気かなと心配もした。



でも、そんな心配を吹き飛ばすように日奈子の唇が襲ってきた。



久しぶりにした日奈子とのキス。



俺は夢中で舌を絡めた。



ギュゥっと締まる膣。



日奈子も高ぶっている感じだ。



日奈子は興奮しきった顔で、「悠斗、愛してる。ギュッとして」とリクエストしてくる。



俺は日奈子のことをギュッと抱き締めた。



すると日奈子は嬉しそうに笑い、腰を振り始めた。






ここでも俺はショックを受けてしまった。



日奈子の腰の動きが前と違ったからだ。



もともと騎乗位ですることはそれほどなかったが、しても単純に上下に動かす程度だった。



それが今は擦りつけるように腰を押しつけてくる。






俺は動画を思い出していた。



動画の中で、日奈子はこの動きをしながら、「奥が凄いのぉっ!擦れるっ!擦れるのぉっ!腰が止まんないよぉ!」と叫んでいた。



拓也の大きなモノが奥まで届き、そこに子宮口を擦りつけるようにしているのだと思う。



俺とのセックスでは奥に届くことがないので、そんな動きをしなかったのだと思う。






それに気がついた時、俺は嫉妬と敗北感で泣きそうになった。



でも、なぜだかわからないが、爆発的に射精感が高まり、「ひ、日奈子、イクっ、出るっ!」と、うめいてしまった。






「えっ!?もう?い、いいよ、イッてっ!」






日奈子はビックリした顔で慌てて言う。



そして俺は日奈子の中にたっぷりと射精してしまった。






「ふふ、いっぱい出てるのわかるよ~」






嬉しそうに言う日奈子。



俺は、(大丈夫かな?妊娠しないかな?)と、そんな心配をしてしまった。



でもすぐに、(あれだけ拓也に中出しされているのだから、今さらか・・・)と、複雑な気持ちで思った。






「私のこと嫌いになってない?」






繋がったまま不安そうに日奈子が聞く。



俺はすぐに、「そんなことない」と言った。






「良かった・・・。ねぇ、もう1回出来る?」






甘えた顔で日奈子が言う。



でも、俺のモノは急速に硬さを失っていった。






「ゴ、ゴメン。ダメみたい・・・」






「ふふ。そっか。残念。じゃあ久しぶりにお昼でも食べに行かない?」






日奈子はさっぱりした顔で言う。



俺は喜んで日奈子と昼食に出かけた。



お昼を食べながら、一時、昔に戻ったように楽しい時間を過ごした。






帰宅すると拓也がもう帰っていた。



拓也は少し悲しそうな顔で、「お帰り。どこ行ってたの?」と聞いてきた。






「早かったね!今、お昼食べてたんだよ!こんなに早いなら一緒に行けば良かったね!」






嬉しそうに拓也のもとに行く日奈子。



そして自然な動きでキスをした。



拓也は日奈子のキスで機嫌を取り戻した様子で、もう笑顔になっている。






「じゃあ、ボーリング行こうか?」






拓也が言う。



でも俺は、「会社に行かないといけなくなったから」と、それを断った。



もちろん、そんなのは嘘なのだが、拓也に隠れてセックスをしてしまったことで罪悪感のようなものを感じていた俺は、何となく気を利かせてそんな行動を取ってしまった。



日奈子は、一瞬驚いた顔をしたが、すぐに話を合わせてきた。



そして、俺はスーツに着替えて家を出た。






こんな風に気を遣う必要などないのに罪悪感からそうしてしまった。



俺はバカだと思う。