Y子と知り合ったのは、雑誌に載っていたメル友募集サイトがきっかけだった。



そこはいわゆる出会い系ではなく健全な所だったし、自分も多忙な仕事の息抜き程度のつもりだったので、会う事までは考えておらず、趣味のバイクと温泉の話ができればいいな・・・程度の気持ちで登録。



で、一番初めにメールをくれたのがY子だった。






その時、俺は28歳、Y子は大学4回生だったので21か22歳だったのかな。



趣味が同じだった事もあって結構すぐに仲良くなり、2ヶ月位で一緒にツーリングする仲になった。






初めて会ったY子はメールの印象通りボーイッシュな感じ。



美人ではないが、なかなか可愛い。



肩に少しかかる位のショートヘア、身長は150cm代後半位で、体型はかなり細い。



その小柄な身体で、某1200ccネイキッドをそこそこ上手に乗りこなしていた。






その後も2回程一緒に走って、メールのやり取りを重ねているうちに九州の温泉の話になった。



俺はそれまで職場がちょっと忙しく、休日出勤の代休や年次有給が溜まりまくっていた為、9月に日・祝日を絡めて8日間の連休を貰えることになっていて、その時に九州に行くつもりだった。



そこで半分以上冗談のつもりで、「Y子ちゃん、一緒に行かない?(笑)」と聞いてみたところ、なんとOKの返事が出てしまった。



向こうは学生なので、往復のフェリー代は俺が持ってあげる事になったけど。






さすがに二人で泊りがけのツーリングともなれば、ナニかを期待するなという方が無理w



しかしそれまでに会った時には、本当に“ただの普通のツーリング友達”って雰囲気だったし、向こうもサバサバしてるから、そっち方面はあんまり考えてないようにも思える。



まぁ一応、初日だけは別々の部屋で宿を予約しておいて、その後は成り行きまかせって事に・・・。








そんなこんなで出発当日。



仕事を早めに切り上げて、雨の降る中、とあるSAで待ち合わせ。



あいにくの雨はフェリーに乗ってからも激しく降り続き、Y子が少し憂鬱な顔をしていたので、ちょっとネタを振ってみた。






「俺の念力でこの雨を止ませてみせるから、もし九州に上陸した時に雨が止んでたら、一つ目の温泉(※貸切の露天風呂)にバスタオルだけで入ってきてくれる?駄目だったら昼飯に美味しい地鶏を奢るから」






そう言うと、その賭けに乗ってきた。






でも、この時点で外は大雨。



俺自身もほとんど期待はしていなかったのだが・・・。






翌朝、別府港到着1時間前。



・・・雨止んでる。



それどころか薄日も差してる。



エロの神が舞い降りたのか!



湯布院の街並やミルクロードの爽快な風景の中を走りながらも、頭の半分位はその後の温泉が占めていたw






昼過ぎ位に目的地の某温泉へ到着。



先客があがってくるのを待つ間、Y子が恥ずかしそうな顔をしている。



その顔を見て、「・・・あのさ、昨夜の賭けは半分冗談だったから・・・水着でもいいよー」とか言ってしまうバカな俺。



頭の中でもう一人の俺が『お前何言ってんだゴルァ!』と暴れていたが、結果的にはこの一言が好印象を与えたのか、順番が回ってきた後、Y子はちゃんとバスタオル姿で入ってきた。



入る時とあがる時の、「あっち向いてて~」というお願いは聞いたが、こっちは正直、一緒に入ってる間中、白い手足や濡れたタオル越しの体のラインに勃起しっぱなし・・・。



絶対バレてただろうなぁw






その後、風呂から出て服を着る時、壁一枚向こうにいるY子に、「しまった、先に来て壁に穴開けとけばよかった~」などとバカ話をしながら冗談で壁を探ると・・・。






(・・・げげっ、マジで穴開いてる)






はい、誘惑には勝てませんでした。



割と貧乳&下の毛は濃いめ。



その晩のオカズに最適でしたw






翌日は朝から阿蘇の有名な某混浴温泉に。



昨日で吹っ切れたのか、Y子は今日もバスタオルのみ。



周りのおばちゃん方に、「湯舟の底に溜まった泥を塗ると、お肌がツルツルになるよ~」と言われたので、早速顔や腕に塗るY子。



・・・が、片手でしっかりバスタオルの端を押さえていたので上手く塗れないらしい。



そこで「仕方ないな~」とか言いつつ、うなじから背中や肩から鎖骨の辺りに俺が塗ってあげる事に。



柔らかい感触に、またもや反応してしまいそうに・・・。



昨日と違って今日は周りの眼があるのでヤバいw






その後、ループ橋やえびの高原の温泉等に寄ってから、今夜の宿泊予定地の宮崎市内へ。



夕方から降り出した雨の中を走り続けたので、午後7時頃に宮崎駅に到着した頃には二人ともヘトヘト。



駅から電話帳で探したビジネスホテルへ電話した時に、横のY子に聞こえるようにツインの部屋を予約した。



・・・Y子は何も言わない。



これで期待は最高潮へ。






部屋に荷物を置いて、近くのファミレスで夕食を取った後、コンビニでお酒を仕入れて戻ってくる。



別々にシャワーで汗を流した後、飲みながら話しているうち、疲れが出たのかY子がうつらうつらし始めた。






(・・・おいこら、寝るなよ!これからが大事なんだろうが!)






という心の声とは裏腹に、「大丈夫?今日は疲れちゃったし、少し横になっておく?」と声を掛ける。



Y子はただ眠いのかそれともお酒に酔っているのか、椅子に座ったままフニャフニャになっている。



仕方なくお姫さま抱っこでベッドに運ぶと、俺の首に腕を回して軽く抱きつくような格好になった。






(・・・これは、その・・・たぶん、いいって事だよな。うん)






こっちはもうすっかりその気でベッドにY子を横たえる。



途端に聞こえる、Y子の寝息・・・。






(寝やがった・・・)






と思ってたが、1時間程でY子も眼を覚ます。



その後、同じベッドに座ってTVを観ている時に、「Y子ちゃんって、ここくすぐったい?」とか言いながら、脇腹や脚やらを触りまくるが、嫌な顔はしない。



そして見ていた番組も終わり、日付けも変わった頃。






「それじゃおやすみ~」とY子がそのまま横たわる。






(・・・あ、もう駄目)






俺も「おやすみ~」と言いながら、そのままY子の隣で横になり、布団を被る。






「え~、一緒に寝るつもり~?」とか言ってるY子をあしらい、いよいよ本題。






「・・・あのね、さっきの・・・Y子ちゃんのくすぐったい所、わかったよー」






「えー、どこだと思う?」






Tシャツの裾からするすると左手を入れる。






「・・・ここでしょ?」






小振りな胸を撫でるように触る。






「えー、別にくすぐったくないけど・・・」






「本当?我慢してるんでしょー」






そう言いつつ、今度は両手で・・・。






「・・・あー、何か手入ってきてるし・・・触ってる~」






非難にもとれる台詞。



だけど抵抗は無い。






「手じゃダメなのかなぁ・・・それじゃあ、と」






そのままTシャツを捲り上げる。



昨日こっそりと覗き見した小振りな胸とその先端が露わになる。



先端を左右交互に口に含み、舌で転がす。






「・・・ん・・・くぅ・・・」






声が微かに漏れ出す。



しばらく胸を弄んでから、一度上体を起こしてもらい、Tシャツを脱がすついでにキスする。



・・・そう言えば先に胸触ったのにまだキスしてなかったなーなどと、なぜかここで気づく変な俺w






そしてY子のジーンズのホックに手をかける。



と、ここで初めて少し抵抗らしきものがあった。






「どうしたの?」






「・・・あのね、ちょっと恥ずかしいかも・・・」






ここまで来て今さら恥ずかしいも何もなさそうなものだが・・・と思いながら、何とかジーンズを脱がし、あまり色気の無いシンプルなショーツを脱がす。






(ん?股の辺りが何かゴワゴワしてる・・・)






Y子は生理中だった。



ショーツには貼り付けるタイプのナプキンが付いていた。



知識としては知っていたけど、実際に装着中を見たのは初めてだったので、何か妙に生々しかった。






暗さにも徐々に目が慣れてきて、この頃には窓からの明かりだけでも十分になっていた。



改めて見るY子の身体は、かなり細くて胸も無いし、正直あまりスタイルがいい方ではないと思う。



・・・思うが、それでもかなり興奮した。



バイクに乗ってる時とは全然違う“女”を感じた。






全身を触り、舐め、弄り、少しずつ高めていく。



今まで聞いた事もなかったY子のワンオクターブ上の声。



生理中だからか大事な所だけはY子に舐めるのを拒否されたので、指で丁寧に弄くって濡らしていく。



かなり高めたところで、こっちももう我慢の限界。



Y子の脚を広げ、正常位で繋がっていく。



ツーリング前に一応用意しておいたゴムを荷物から取り出すタイミングが無かったので、そのまま生で・・・。



隣の部屋に声が漏れるのを恥ずかしがってか、「・・・ふ・・・くぅん・・・ひゃ・・・ぁうぅ・・・」と声はかなり控えめ。



Y子はよく濡れるタイプらしいが、少し緩めなのか、それともお酒のせいか、昨日抜いたばかりだからかw、いつもは早めな俺がかなり余裕をもって色々な形で楽しめた。






1R目は正常位で放出。



2R目はY子から積極的にフェラしてきたり、上になって腰を使ったりしてきた。






前の男に教育されたのか、かなり上手で、たった2回で最後の一滴までしぼり取られた感じだった。



さすがに眠くなってきたので、2R目が終わってすぐにそのまま眠りに落ちた。



眠る直前、Y子がポツリと、「・・・赤ちゃんできちゃうかもぉw」とか言ってたのを薄っすら覚えている。






翌日からも九州ツーリングを続け、Y子とは2日後にもエッチしたが、旅行直後にちょっとした事でケンカ別れした。



バイクショップ経由の噂で、就職できなくて田舎に帰ったところまでは知っているが、その後は消息不明。



そして現在、新しい彼女と婚約直前の俺は、ある日突然どこかで会わないように祈るばかりです。






・・・なんかひたすら長文な上に、肝心の所の描写が下手で重ね重ねスマン。



付き合ってくれた人、ありがとうです。






<追記>



俺、大阪の人間なので、台詞は本来は関西弁です。



ただ「ホンマかぁ?我慢してんねやろー」とかだと様にならないので、文章中では標準語にしてみました。