店を出た後、タクシーを拾って俺の家に行った。



部屋に入ると麗奈は、「わー綺麗。彼氏は何回掃除してあげてもすぐ汚くなっちゃうんですよ」と言った。



そう、俺は綺麗好きなんだ。



平日は仕事ばかりで家にいる時間自体が少ないから部屋がグチャグチャになる要素もないし、週末は欠かさず家の掃除をする。



麗奈はソファに座った。



俺はインスタントコーヒーを煎れてあげた。






「ありがとうございます」と言って麗奈はコーヒーを飲んだ。






俺は麗奈の隣に座った。



これから始まることを想像してドギマギした。



何だか落ち着かない。



なんて話しかければよいのか分からない。



麗奈も無言でコーヒーを飲んで、キョロキョロと部屋を眺めた後・・・。






「タカシさんらしい部屋というか、人が住んでない部屋みたい」






「あんまり物もないしね、寝るだけの場所みたいなもんだから」






麗奈は、「そっかー、忙しいですもんね仕事」と言った後、コーヒーをテーブルに置いて、体を俺の方に向けた。



視線がぶつかる。



そして、「明日、朝早いんですもんね」と言った後・・・。






「立ってもらってもいいですか?」






「ん?」






「ほら、仁王立ちって言うんですよね、あれです」






俺は麗奈が言う通り立ち上がった。



麗奈の目の前に俺の股間がある。



すると麗奈はベルトに手をかけ、ガチャガチャとベルトを外しにかかった。






(いきなりかよ!)






無言で突っ込みを入れつつも、興奮しはじめている俺がいた。






ベルトを外してファスナーを下ろす麗奈。



何というか、手慣れている。



そして、「下ろしますよ」と言ってズボンを下ろされた。



やばい。



この時点で、かなり興奮してる俺。



すでに半勃ちな俺。



麗奈はズボンを脱がせると、すぐにボクサーパンツも下ろした。



麗奈の前の前に曝け出されてしまう俺のチンポ。



それを見た麗奈は、「わぁ、おっきい!」と言った。



俺のチンポは確かに大きい方で、今まで付き合った女たちも、最初見たときは似たような反応を示すことが多い。






「でもこれって、まだ勃ってないですよね?」






「まだ半勃ち」






「すごぉい、勃ってないのに彼氏のより大きい気がする。まだ大きくなるんですよね?」






そして手で竿を上下に擦り始めた。



同時に玉も手の平で撫で回す。



これは相当に慣れてるなと思った。



そして、だんだんと勃起していく自分を感じていた。



さらに手のひらで亀頭をグリングリグンと擦られた。






(気持ちよすぎる・・・!手だけでイッてしまいそうだ!)






俺は完全に勃起していた。



そして一度チュッと亀頭にキスをした後、麗奈は完全に勃起したチンポをまじまじと眺めてきた。






「ほんとにおっきい・・・確実に今まで見た中で一番大きいです」






俺は何と言っていいものか分からず、とりあえず「ありがとう」と答えておいた。






「・・・太さも長さも凄い、びっくりです」






それから麗奈はチュッチュッと亀頭にキスした後、軽く口で咥えながら舌で亀頭を舐め始めた。



上目遣いで俺の方を見てくる。



視線が合う。






(美人だ、そんな美人にフェラされてるよ・・・このシチュエーション、やべぇ・・・)






ますます興奮する俺。






「気持ちいいですか?」と聞く麗奈に、「凄いよ、気持ちいい」と答える。






すると麗奈は口を開いて亀頭を口に含んだ。



同時に舌で亀頭の先を刺激し続ける。



一度口から離し、「ぅんっ、やっぱり凄い大きいっ」と言い、再び口に含み、今度は顔を上下に動かし始めた。



部屋中にチュパチュパ、たまにジュルジュルといった音が響き渡る。



上目遣いで麗奈が俺を見てくる。






(麗奈・・・エロすぎるよ・・・)






俺が歯を食いしばって、もうヤバい!という顔をしたら、麗奈はチンポから口を離した。



そして、「こっちも好きですか?」と言いながら玉を舐め始めた。



さらに右手で竿を握って擦り続ける。






「アァ・・・すごい」






俺が微かに言うと、「ほんとですか?」と麗奈。



そして舌で玉を転がすようにした後、玉を口に含んで刺激してくる。



それはもう、『あなたはプロですか?』と言いたくなるような妙技だった。



俺はもうイッてしまいそうだった。



でも、イクのが勿体無い気もしていた。



この至福の時間がずっと続いて欲しい、そんな気分だった。






玉舐めを終えた麗奈は、竿を握りながら裏筋をスーッと舐めていく。



そして亀頭の縁をなぞりながら尿道部分を舌でツンツンとしてくる。



その間も竿の刺激は止めない。



これは、ほんとやばかった。






堪らず「あぁ・・・」と声を出すと、下から麗奈の視線を感じる。



下を見ると、やはり麗奈と視線が合う。



再び聞かれる。






「気持ちいいですか?」






「うぅ・・・凄いよ」






居酒屋で麗奈自身が言っていたように、きっとこういう男の表情が好きなんだろうな。



麗奈は、今度はがっぽり口で咥えて、激しく上下に顔を動かした。



竿から手を離して両手を俺の腰の辺りに当てて、まさにバキュームのような感じだ。



凄まじい吸引力だった。



その間もチラチラと俺の表情を窺ってくる。






ほんとにやばい、ほんとに・・・ほんとに・・・。



だってこんな美人が必★に俺のチンポを咥えて、唾液垂らしながらジュッポジュッポしてるんだから・・・。






「やばいっ・・・イキそうっ・・・」






俺が言うと麗奈は、「んっ」と小声を発したかと思うと手で竿を握り直し、口に亀頭を咥えながら強烈な手コキをお見舞いしてきた。






・・・そして、俺は、イッた。



1週間以上溜め込んでいた精液を麗奈の口の中に放出した。



麗奈と視線が重なる中、大量に放出した。



量が多すぎたせいで麗奈の口から白い精液が漏れてしまった。



それを手ですくいとる麗奈。



さらに驚いたことに、麗奈はゴックンと口の中の精液を飲み込んだ。



俺はグタっとなってソファに座り込んだ。



麗奈は口の周りについた精液を手のひらで拭っていた。



その自分の手のひらを見て、さらに軽く口を開いて舌で自分の口の中をなぞるような仕草をした後・・・。






「凄い量・・・大きい人って量も多いのかな?」






俺の隣に座り直した麗奈は、俺のチンポを握って、ぎゅーと精液を絞り出すようにし、そして再び亀頭を口に含んだ。



まさかお掃除フェラまでしてもらえるなんて・・・。



精液を搾り取った後、麗奈は下から覗き込むような恰好で再び聞いてきた。






「気持ちよかったですか?」






「うん・・・凄かった。こんなフェラは初めてだった」






「本当ですか?満足ですか?」






「満足、最高すぎる」






それを聞いた麗奈は満足した様子でティッシュで手や口の周りを拭いた。



そしてコーヒーを一口飲んだ。






「こんなに大きいの初めてだったから顎が疲れちゃった」






そしてソファにドサっと身体を預けて言った。






「だけど・・・凄い興奮でした」






ある意味、変態女なのかなと思った。



フェラして興奮するって、今まで付き合った中でそんな事を言った女はいない。






「じゃあ、濡れてるの?」






「ウフフ・・・、相当に濡れちゃってますね」






「え、じゃあ、したくなっちゃった?」






「それはダメです。浮気になっちゃうから」






麗奈の中では、フェラは浮気ってことにはならないらしい。



2人で食事しただけで浮気という女もいるし、何もしていなくても気持ちが他の女に移ったらそれで浮気って女もいる。



それに比べて、なんと敷居の低い浮気の定義なんだろう。






「でも、こんなの入れられたらどうなっちゃうんだろうって、ちょっと興味は湧いちゃいますけど」






そんな言葉を発しながら麗奈は立ち上がり、「明日は朝早いし、帰りますね」と言った。



そんな思わせぶりな言葉を聞いたら男として黙ってはいられない!



俺も立ち上がって麗奈の身体を掴み、正面で向き合いキスを・・・と思ったが・・・。






「タカシさん・・・これ以上は本当にダメです、ごめんなさい」






麗奈と家を出て、タクシーが拾える道路まで送った。



タクシーを待つ間、麗奈から「ほんとに内緒にしてくださいね」と念を押された。






「でも、ほんとに大きかった。凄かった」






それからさらに・・・。






「最後にもう一つ秘密・・・たぶん私、今日のことを思い出しながらオナニーしちゃうと思います。ありがとうございました」






そう言って麗奈はタクシーで去っていった。






翌日、ちゃんと朝の会議をこなした俺は、オフィスで麗奈の姿を探した。



麗奈が俺の机の横を通り過ぎるとき、ドキっとした。



しかし麗奈から話し掛けてくることはなかった。



・・・当然だよな。



俺も普段通りに接するようにした。



だって、絶対に内緒にするって約束をしたから。






それから麗奈とは日々顔を合わしているが、あの日のことは何もなかったかのように普通に接し、普通に過ごしている。



けれど、俺はあの日のことを思い返してオナニーしている。



今では最高の抜きネタだ。



そしていつの日か、また麗奈のフェラを受けたいと、希望を抱いている。



そしていつの日か、麗奈と最後までしたいと、妄想もしている。