5年前、夫が海外に単身赴任をした。



子供もおらず、私は1人で気怠い1日を過ごしている。



ワーカーホリック気味のエリートサラリーマンである夫は2ヶ月に1回程しか帰らず、子作りする時間もない。



そうしていくうちに、いつの間に40歳を過ぎ、少し太り始めシワも深くなった。



私は鏡を見てため息をついた。






(このままではいけない)






そう思った私は、思い切って家をリフォームすることにした。






業者さんと何日か打ち合わせをした後、リフォームに取り掛かる。



夏の晴れた朝、チァイムが鳴った。



来た来たと玄関を開けると、そこには40歳ほどの親方さんと、がっちりした6人の若い男達がいた。



みんな色黒で精悍な顔つきをしており、私は思わず惚れ込んでしまった。






「奥さん、この現場はこいつらに任せてあるから、何でも言ってくださいね。頼りになる連中ですよ。俺は違う現場に行きます」






親方は若者達にこまごまと指示をして出て行った。



私は冷たい麦茶を用意し、彼らに工事の希望を伝えた。



みんな頼り甲斐があり、粗野ではあるが優しくて、細やかな気遣いができる人ばかりだった。



私はそんな彼らに思わずときめいてしまった。






そんな日が何日か続いたある日、私が思わず足を滑らせて転んでしまった。



その時、若者達の1人が優しく微笑みながら手を差し伸べてくれた。






「大丈夫ですか?」






「大丈夫よ。ありがとう」






私は彼の手を握る。



彼の手は汗ばんでいたが、むしろ心地良かった。



いい汗だ。



別の若者が、「お前。ずるいぞ」と言った。






「何で?」






「こんな綺麗な奥さんの手を握るなんて、ラッキースケベだな」






「ちょ。そ、そんなつもりじゃ」






手を差し伸べてくれた彼の顔は赤らんでいた。



久しぶりに綺麗だと言われた私は嬉しかった。



お世辞や、ましてや下心ではなく、夏の空のような開けっぴろげな本心から出たのだから。






「ほら。奥さんが困っているぞ」






「いいのよ。ありがとう」






その日から私は彼らのことがすっかり好きになってしまった。






数日後の夕方のことだ。



玄関で、何かのきっかけで私は例の彼の胸に触れてしまったのだ。






「ごめんなさい」






私は謝った。



彼の胸は固く大きかった。



私はスイッチが入ったように彼を抱き締めた。



自分の股間が濡れているのがわかった。






「ちょ、奥さん、やめてください」






「お願い、キスして」






そう言うと彼もスイッチが入ったようでキスを始めた。



お互いの舌を夢中で貪った。



こんな濃厚なキスは生まれて初めてで、私はそれだけで、びしょ濡れになってしまった。






「おい、A。何してんだ。こっちの方も手伝ってくれ」






その日は、そこで終わりになった。



その夜、私は狂ったようにオナニーをしまくった。






私はAとメールアドレスを交換し、外で食事までするようになった。



そしてホテルで・・・。



激しいものを想像していたが、意外とAは優しかった。



最初は物足りなかったが、日を重ねるごとに気持ち良くなっていった。



喘ぎ声は雄叫びに変わり、ついには潮まで吹くように。



特に彼に跨がった時は、ジェットコースターに乗ったような感覚だった。



そして私は、マンコをヒクッヒクッとさせながら白目をひん剥き、泡を吹きながら体を仰け反らせた。



意識が朦朧とし、喘ぎ声も出ない。






「オゴゴゴ」






私はそのまま気絶をしてしまった。






ここまで来ると、ただの不倫だ。



珍しくもないだろう。



しかし、私の欲望はそれだけで終わらなかった。






他の5人ともメールアドレスを交換し、それぞれ狂ったように彼らを貪り食べた。



彼らのチンポは本当に美味しかった。



だが、その事がバレてしまった。



私は苦し紛れに彼らに乱交を提案した。



彼らも承諾した。



不安に思ったが、実際やってみるととにかく気持ち良くて、私は乱交して本当に良かったと思った。






私はそれでも物足りず、クラブに行き、そこで知り合った主婦仲間と一緒に若い男達を貪り食べた。



出会い系サイトでも漁った。



SMにも興味が出てきて、私は「叩いて!」と彼らに懇願するようになった。



叩かれると、それだけでイクようになった。



逆に私がハイヒールで彼らを踏んづけて悦に浸ることもあった。



目隠しをして、後ろから犯されるのはスリルがあった。



目隠しは全頭マスクに変わった。



口だけ穴が開いていたので、私は名前も顔も知らない男達のチンポをしゃぶりまくった。






私はそれでも満足できず、別の主婦の勧めでハイレグのレオタードやコルセットを身につけて、ロンググローブをはめ、エナメルブーツに網タイツ姿で男達とプレイをするようになった。



ここまで来ると、もはや変態だ。



ドン引きして逃げ出す男も出てきた。






しかし、私の変態道はそれだけに止まらなかった。



アナルプレイにもハマった。



最初は痛かったが、だんだんととろけるような快感に変わり、ヨダレをだらだらと流しながらヨガリ狂った。



穴も次第に広がり、ついにはビール瓶も余裕で飲み込めるようになった。



野外プレイにもハマり、車の中や公園、果ては映画館でもするようになった。



ベランダから放尿し、そのままイキ果てたこともあった。






私の変態エピソードを挙げるとキリがない。



それでも私は何食わぬ顔をし、夫が帰って来ると普通に夕食を作っている。



乱交時に私のアナルに入れたネギを洗い、鍋に入れてそれを夫に食べさせる。



夫はそれを美味しそうに食べる。



それを私は虚ろに見ている。






もうすぐ夫も海外赴任を終えて帰って来る。



それまでに男達との関係も清算したいと思っているが、こんな私が夫1人で満足できるか心配だ。