昨日は、ちょっとした修羅場があった。



それは今カノと別れること。






姉ちゃんとセックス、いや、挿入する気はないけど、とりあえず、姉ちゃんのFカップ吸うためには、ちゃんと今カノと縁を切らなきゃならない。



そうじゃないと、姉ちゃんに完全に信用してもらえないからね。



今のままじゃ、ただの二股。



今カノと完全に縁を切ったら、もう姉の外堀は完全に埋めたようなもの。






俺は、今カノを電話で呼び出し、近所のファーストフードに入った。



実はもう、姉のこと抜きに、今カノとは別れるつもりだったから、ここ1、2週間つれなくしてたんだ。



今カノは久しぶりに会うからと、気合入れてお洒落してきてた。



でも、俺はその夜姉ちゃんとメシ食うデートの約束してたから、さっさと別れ話して家に帰るつもりだった。



頭のことは姉ちゃんのことでいっぱい。






今カノは、俺に好意を持ってるようですぐやらせてくれそうだったから口説いただけで、恋愛感情なんて全くと言っていいほどなかった。



萌え感情すらない。



外見も化粧して、ようやく中の下ぐらいの女。



女としたら、姉ちゃんのほうが全然上。



いいところといったら、バカだから、コンドーム無しでやらせてくれるとこぐらい。



だから別れることに何の躊躇いもなかった。






ファーストフードのテーブルに着いたら、深刻な表情をしている俺に・・・。






彼女「どうしたの?」






俺「なあ、△△、実は俺、好きな人ができたんだ」






彼女「ええっ!?」






俺「今まで付き合えて楽しかった。でも嘘はつけない。だから、別れて欲しいんだ」






彼女「えええっ!」






さすがに、今カノはパニクった。






彼女「誰なの?誰を好きになったの?」






俺「△△の知らない女の人だよ。△△のこと、大事に思ってるから、遊びで付き合ったりできない。だから、けじめとして別れて欲しい」






彼女「えっえっえっ」






まあ、つれなくしてたから、別れの予感はあったんだと思う。



今カノは泣き始めた。






「△△は、美人だから、俺よりももっといい男と巡り会えるよ。ごめん」






(あくまでも、最後まで誉めて、相手を立てて、別れる。基本だね)






それだけ言うと、俺は立ち上がってその場を去ろうとした。






「ま、待って!」と、今カノは追ってこようとしたが、俺はさっさと店を出てバイクに跨って去っていった。






なんかつれなく見えるかもしれないけど、別れ話はさっさとしてさっさと切り上げたほうがいいよ。



泣かれて周囲の好奇の目に晒されるのもあれだし。



まあ、さっさと帰らないと姉ちゃんの約束の時間に遅れるというのもあったけど。






それじゃ、姉ちゃんとのデートの話。



夕方から、姉ちゃんと映画を観て、その後食事する約束をしていた。






時間になったから、「姉ちゃん用意できた?」と、姉ちゃんの部屋のドアを叩いた。






「うん」と言って、姉ちゃんが部屋から出てきた。






姉ちゃん、黒いワンピース着ていた。



しかも、珍しく谷間が見えるやつ。



姉ちゃんが谷間見せるなんて本当に珍しい。



皆無と言っていいぐらい。



そんな服持ってたんだと思うぐらい。



普通の女だったら、巨乳は武器なんだろうが、姉ちゃんからしたらちょっとコンプレックスになってたみたいだ。



いつもできる限り胸の大きさが目立たないような服を着ている。



いつもジーパンなので、スカート穿くのも珍しい。






俺はこの瞬間、勝利を確信したね。



間違いなく、乳吸える、ニヤリッ。






「わお、クールビューテェー」






俺が思わず口走ると、「バカね」と、姉は笑った。



その笑顔が可愛くてソフトにキスすると・・・。






姉「口紅ついちゃうよ」






俺「ついた?」






「ついてないけど・・・」と、姉ちゃんは笑った。






玄関を出ようとしたら・・・。






母「どこいくの?二人で?」






俺「ん、ちょっと映画観に。飯も食べてくるから」






母「ふ~ん」






なんか、少し気まずかった。



母からすると、何で弟と映画観に行くのに、あんなに気合入れて姉ちゃんがお洒落してるのか違和感あったのかもしれない。






映画は『パフューム~ある人★しの物語~』。



エロティックなシーンも姉ちゃんにはいい刺激になったと思う。






それから居酒屋で酒飲んで飯を食う。



姉ちゃんに酒を飲ませて、ガードを甘くする。



姉ちゃんと雰囲気よく会話できたよ。



つい、ちらちら谷間に目が行ってしまっていたが。



あれは気づかれたかもしれない。






それから、姉ちゃんを適当に酔わせてから、地元の公園に誘う。



この公園は、青姦が多いことで有名。



俺が中学のときの初体験を済ましたのもこの公園だった。



思い出の公園だ。






歩いていると、何人かのカップルが、ベンチでいちゃついていた。



俺の狙い通りだった。



姉ちゃんは気づかない振りしてるけど、絶対意識してたと思う。



この公園の怪しい雰囲気を。






公園の外灯の下で、俺は立ち止まった。



周囲には、人目を気にせずキスしたり、乳揉んだりするバカカップル。






「姉ちゃん」






俺は姉ちゃんの方を振り向く。






「なに?」






姉ちゃんは、バカカップルと酒のせいもあって頬を染めている。



おっさん臭い雰囲気だが、それなりのムードは作れていたと思う。






俺はゆっくりと姉ちゃんを抱き締めた。



姉ちゃんも抵抗しなかった。



それからゆっくりとキス。



もう姉ちゃんとは10回ぐらいキスしてるけど、そのとき初めて、舌を入れた。



でも、できるだけ下品にならないように、舌を絡ませただけ。



歯茎とかは舐めなかったよ。



とりあえず姉ちゃんの息が我慢できるだけの時間、40秒ぐらいか、ずっと舌を絡ませてた。



唇を離すと、姉ちゃんは放心したように、大きく息を吐いた。






俺はすかさず抱き締めて、耳元で「姉ちゃん、愛してる」と囁いた。






好きだ、可愛いは何度も言ったけど、愛してると言ったのは初めて。



その言葉に姉ちゃんは、びくっと反応した。






大抵の女はこの言葉に弱い。



本当に催眠術にあったように、思考停止に陥る。






「愛してる」は最強呪文とはよく言ったもんだ。






経験上言えるんだけど、どんなだめ男でも、不細工でも、甲斐性無しでも、「愛してる」って自然に上手に言える男は間違いなくモテるね。



ルックスや財産は二の次。



変にルックスとか、話題とか気にするぐらいだったら、鏡の前で「愛してる」って、100回練習したほうが効果的だと思う。






俺「姉ちゃん、大事な話があるんだ。ベンチに座ろう」






姉「う、うん」






空いてるベンチに二人で座った。



真正面のベンチでは、若いカップルがディープキスして乳揉んでる。



まあ、わざとそのカップルが視界に入るベンチに座ったんだけど。



姉ちゃんは少し目のやり場に困ってた。



俺は姉ちゃんとベンチで手を繋いだ。



(こういう、こまめなスキンシップは大事だ)






「今日、付き合ってた彼女と、ちゃんと別れてきた」






俺がそう言うと、姉ちゃんはびっくりしたみたいだった。






姉「えっ、ほんとに?」






俺「うん。俺が好きなのは姉ちゃんだけだから。こんな気持ちのまま彼女と付き合うのは不誠実だと思ったから」






姉「・・・まーくん、お姉ちゃんと、どうしたいの?」






俺「どうって・・・」






姉「お姉ちゃんとは結婚できないんだよ。難しい言葉で、近親相姦って言ってね・・・」






俺「そんな言葉ぐらい知ってるよ。小学生じゃないんだから。姉ちゃんのほうが全然頭いいけど男と女に関してだったら、俺のほうがよく知ってる」






姉ちゃんは少し黙った。






俺「姉ちゃんと結婚できないことぐらいよくわかってる。でも、姉ちゃんを好きなまま他の女の子と付き合えなくなっただけだよ。姉ちゃんも、告白しといて、俺が別の女と続いてたらいい気はしないだろ?これはあくまで、俺の気持ちの問題なんだ」






姉「う、うん」






俺が「姉ちゃんに俺のこと好きになってくれとは言わないよ。俺はこうしてるだけで、幸せなんだ。姉ちゃんと仲のいい弟でいることが。だから、姉ちゃんに好きな人ができて、結婚してもちゃんと祝福するよ。邪魔したりしない。好きな人が幸せになるんだもん」






姉「うん、まーくんは偉いね」






俺「え?」






姉「まーくんは、大人だなって。ここ数日で、ずっと大人っぽく見えてきた。私、姉ちゃんなのに、ずっとリードされてる感じ。なんか、かっこいい」






(かっこいいって言われたときは、マジ嬉しかったね。鼻水出そうになった)






「そんなことないよ」






いったん否定してから俺達は黙った。



目の前では、バカップルのいちゃつきがどんどんエスカレートしている。



男が女のスカートに手を入れて弄り始めた。



俺はいよいよ本題に移るタイミングだと思った。






俺「姉ちゃん。正直に言うよ」






姉「なに?」






俺「俺も男だよ。正直、好きな人を抱きたいと思う」






姉ちゃんは黙って、俯いた。






ここは俺としても最終決戦場だと思った。



姉ちゃんの気持ちは確実に、俺に傾いてる。



じゃないと、キスなんかしてくれないし、谷間の見える服も着ないだろう。



でも、姉であろうとする自制心と戦っているんだと思う。






俺「抱くってわかるよね?ただ、ぎゅって抱っこするだけじゃなくて」






俺が説明すると、姉ちゃんは顔を赤くして・・・。






姉「わ、わかってる。この間見た、DVDみたいなことするんでしょ?」






俺「うん。俺の偽りのない気持ちを言ったら、姉ちゃんを抱きたい」






姉ちゃんは何も言わなかった。



もちろん、返事に困る発言だ。






俺「でも、姉ちゃんが嫌だったら、もちろんしないよ。姉ちゃんが嫌なこと、俺は絶対したくないから。だから、前にも言ったように、変に警戒しないで欲しいんだ」






姉「うん。まーくん」






俺「なに?」






姉「わたしも、まーくんのこと好きだよ」






姉ちゃんは俺を見上げていった。






仕上げだ!と思ったね。






俺は姉ちゃんを抱き締めると、「愛してる」って、もう一度言って、ディープキスした。






その隙にジャブとして、姉ちゃんのFカップに、服の上から触れた。



軽く揉む。



姉ちゃんは抵抗しなかった。



それどころか、俺の背中に手を回している。



完全に女として、姉を落としましたよ!






とりあえず、屋外だからキスして、服の上から乳揉むだけでやめた。



その日はセックスせずに、家に帰った。






余裕でいけたと思うけど、まだ、姉ちゃん処女だから不安が大きいと思う。



姉弟であるという不安じゃなくって、処女である不安のほう。



女って、やっぱり処女捨てるとき痛いから、相当恐怖があると思う。



だから、姉ちゃんの処女は奪う気ないって説明するタイミングがもう少し必要だと思った。



処女じゃなかったら、その後ホテル直行だったけどね。






でもね、少なくとも、ここ3日以内に、絶対、乳吸うよ。



次書き込むときは、ベッドインしたときだから。



姉ちゃんファンの人は期待しといて。






<続く>