少し不機嫌になった妻はあそこを締めてくれません。
妻が感じるスイートスポットは私の突けない奥深いところにあります。
入り口付近の、いつもはキュッと締まるところも、私のペニスが細くて頼りないことを思い知らせるように、緩いのです。
しかし自分で一回出した精液がヌルヌルとペニスにまとわりつき、得も言われぬ快感です。
頭の中では、今挿入している妻の性器は、西脇の巨根にさんざんピストンされたばかりで、緩くなっているのだと想像していました。
かえって、緩い方が淫猥に感じました。
あの日の夕方に戻ったつもりです。
私が何も知らずに、浮気した男の部屋からそのまま出てきた妻とデートした日です。
あの時は知らなかったけれど、他の男の巨根に一晩中、そして次の日も授業をさぼって、デートの直前まで徹底的に犯され悶え狂わされた肢体です。
中出しまでされ、精液を滴らせたままの、緩い膣・・・。
満たされない性欲に疼く妻の性器をいかせられない悔しさ・・・。
こんな感覚も、しかし、興奮を増すばかりです。
「美歩、きもちいい・・・あそこ、ヌルヌルする・・・」
「・・・」
懸命に突いても抵抗のない濡れた膣です。
あの浮気の時のようにかき回されることを求めて疼いている膣奥に、私のモノは届かないのです。
「美歩のあそこさ・・・」
口に出して言ってみたくなりました。
「西脇にされた時みたいに、緩くなってるんだね・・・」
「!」
同時にあそこがキュッと締まるのが感じられました。
私の言葉に反応したようです。
「僕のチンコじゃもの足りないオマンコになっちゃってるんだね」
「そ、そうよ・・・」
「美歩、エッチ」
「そんなの興奮するの?」
「ついさっき、やられたみたい・・あいつのデカチンに拡げられちゃって・・・」
「・・・うん、大きいのでやられたばっか・・・」
私の、妄想的な言葉に興奮したようで、乗ってきてくれました。
やはりわざとあそこは緩いままです。
「西脇のチンコの形なの?」
「そう・・たーくんには、緩いでしょ・・・」
「僕にはガバガバなんだ」
「おっきいの入れられちゃったから・・・あそこの形変わっちゃってる」
こちらを振り向いて、見つめてきます。
『ねえ、私のあそこ、あなたの小さいので気持ち良くできるの?私の身体、西脇君の巨根の感じ、憶えてるのよ・・』
「あいつの太いので、また、されたいって思ってるんだ・・・」
「そう・・大きいのが欲しい・・」
「僕のより?」
「うん、たーくんのより大きいのでされたいのっ」
だんだんと快感が高まってきたのか、時々、膣がきつくなる瞬間が分かります。
「ァ、ァ」と、少しずつ声を出しています。
お尻の穴もピクピクと動きます。
「あいつにバックでされたんだよね」
「された・・アアアン・・・」
「あいつの時は、奥に届いてたの?」
「すごい奥まで来てた。たーくんのおちんちんが届かないとこ。狭いところも、おっきい亀頭がグリグリしてすごかったのっ・・」
以前から、私のモノが奥の気持ちいいところまで届かないことは2人とも分かっていました。
指や体位で工夫したり、それほど大きくはない野菜ですることで満足していたはずだったのです。
インポの間にはバイブも買いました。
しかし、わざわざ『届かない』と口に出して言うことはありませんでした。
ましてや、他の男の巨根を、そこにねじ込まれたことがある、などということはタブーのような言葉だったはずです。
しかしもうこの時には、そんなたがは外れてしまっていました。
「僕のが届かない奥までされてたんだ」
「奥、すごいのでされた・・・。たーくんの時とは全然違うの」
「バックでも中に出されたの?」
「うん、後からも・・出された・・・。一番深いところに入れられたまま、中出しされた・・・」
これを聞いてまた一気に興奮が高まってしまいます。
「・・だけど・・また・・・早いかも・・」
「まだダメッ」
「ごめん・・中出しって聞いたら・・・」
言い訳をしてしまいます。
じっとしたまま静かになってしまいました。
「・・・中出しされちゃったのも、興奮するんだ?・・・。他の男にされるの、そんなにいいの?」
「・・・」
「・・フーン・・」
少し動かそうとすると、すぐそこに射精が近いことが分かります。
「美歩が西脇君に生でされたとか中出しされたっていうの、そんなに興奮できるの」
「・・・うん」
「美歩のオマンコに他の人の精子入れられちゃうんだよ、いいの?」
「いいっ、アアア。ねえ、中出しされちゃうって、その男の人のものにされちゃうってことだよ?いいの?たーくんそれでもいいの?」
「うん、いい、美歩が中に出されるの興奮する」
興奮に飲み込まれたまま、認めてはいけないことまで、認めてしまったのかも知れません。
今思うと妻はそれなりに真剣に聞いていたのかも知れません。
『中出しされた』ではなく、『中出しされる』なのですから。
「・・ごめん・・やっぱ・・動くとやばい・・・」
「もう・・・」
「・・・」
再び気まずい沈黙です。
『せっかく久しぶりに挿入できたのに何なの・・?ほんとに、美歩のこと犯せないのね、セックスにもなってない・・・。変態みたいなことで興奮して、早漏になって・・・』
そう言われているかのようでした。
「ねえ」
不意に、妻が聞いてきました。
「じゃあ・・いってもいいけど・・・。その代わり、後で、あそこ舐められる?」
「・・え?・・・」
「出した後の美歩のあそこ・・・そういうの大丈夫?」
「・・う、うん・・・」
そういうプレイはしたことがありませんでした。
(何で、今言い出したのだろう・・・)
しかし、早漏の手前、断れません。
この数週間、口で奉仕することに慣れきっていましたのでさして抵抗もない気もしました。
妻も私のクンニでいくことに慣れてしまい、小さな早漏ペニスの挿入よりも気持ちが良いのでしょう。
我慢我慢と思いながら頑張ります。
一回動かしては休み、また動かして・・・。
妻は軽く、「アン」などと反応を示してくれます。
それでもあそこは緩くしたままです。
「西脇君に言われたんだ・・・」
「え?」
動きが止まります。
何を言い出すのでしょうか?
緊張と期待が高まってしまいます。
「なに・・を?」
「あの日ね、たーくんとデートの前、最後に中に出された後でね・・」
「・・うん・・」
「あー・・やっぱ・・・言わない方がいいかも」
「なんでー・・気になる」
「生々しいし」
「いいよ、もう・・」
「いいの?」
「うん」
「聞きたい?」
「うん・・」
「たーくんが変態さんだから言うんだからね」
「・・・うん・・」
「精子たっぷり入ってるから、あそこ彼氏に舐めさせてみなよ、って」
「本当にしたの?」
「あそこ舐めさせたりはしてない」
『変態だから言う』という言葉の意味はどちらなのでしょうか。
変態的な嗜好に合わせて、話を作って言ってくれるというのか、ただ変態なことが分かったから安心して正直に言うというのか。
ただ、あの日、ホテルの部屋に入るなりシャワーも浴びずに、前戯もなしにすぐに入れたのを憶えています。
「美歩、すごく濡れてたの、あれ・・・」
「そう、私も濡れてたけど」
「あいつの・・・」
初めて生でさせてくれたあそこは、あいつの精子がまだ入っていたのです・・・。
「何もしてないのに、あそこ、ヌルヌルだったでしょ」
「憶えてる」
「たーくん、さっき、西脇君にされた時みたいに緩くなってるんだねって言ってたけど、あそこに精子入ったままなのも、あの時みたい・・・」
私とセックスしたくて欲情しているだけだと思っていた、あの日の妻の肢体は、やはり、そんなに単純な興奮の仕方ではなかったのです。
今こうして、自分で出した精液でヌルつく膣に入れていても、西脇に汚された直後のあそこに入れているような気分です。
「ねえ、こういうの本当に聞きたいの?汚くないの?」
「ん、うん・・聞きいけど・・」
汚いか汚くないかと言えば、汚いに決まっています。
しかし、それよりも興奮の方が勝っているのです。
妻は汚いと思われるのは嫌だけれど、話したかったのだと思います。
これまで、私には言えないと思っていたのに、私の普通でない嗜好を発見し喜んでいたのだと思います。
手を伸ばして私のモノが萎えてないか根元を触ってきます。
「・・・」
「大丈夫そう・・カチカチだね」
「うん・・」
「もっと聞きたい?」
「うん・・」
「じゃあ、まだ出しちゃダメよ」
指を離して今度は膣でキュッキュッっと締めます。
「あああ・・それ・・されたら・・」
「変態くん・・可愛い・・」
「あいつのとこでシャワー浴びなかったの?・・」
「西脇君がダメだって言うから」
「だめって・・・」
「たーくんと会うこと知ってたから、そのまま会えって」
「会うって言ったの?」
「うん・・飲み会の時、たーくんバイトで来られないって話してたし。明日デートだって美歩言ってたから」
「・・・出されたまんま来たんだ・・・」
「あそこはトイレで拭いたけど」
「拭いたって・・」
「うん。拭いたってダメだった。ずっとだったし、量もすごかったから、入ってた・・・。奥に入っちゃってたみたい」
膣の深い部分にある狭いところの奥に溜まっていたのでしょうか。
「僕とデートしてる時・・・」
その時はどうなっていたんだろう、どう思っていたんだ・・・。
他の男の精液を注ぎこまれたまま、恋人とデートしていて・・・。
あまりの悔しさと興奮に、言葉が途切れてしまいます。
しかし、妻は躊躇いません。
遠慮無しに言います。
「たまにドロって出てきたの・・・、パンツがグチョグチョ・・・」
「嫌じゃなかったの・・・どう思ってたの?」
「どうって・・。あそこだけじゃないの。全身ベタベタだったから気持ち悪かったんだけど。『あいつとやるんだろ、エロい匂いがするから燃えるぜ』って。『浮気マンコ舐めさせたら、あいつよろこぶよ』って言ってた」
「・・美歩、嫌じゃなかったの・・?」
「たーくん、やだ?」
「そりゃあ・・そんなの・・・。ねえ、だけど、それ、本当はそんなことしてないんでしょ」
「私の作り話だと思う?」
「だってさ・・」
「別にいいけど、本当のことよ。今まで言えなかっただけ。たーくんが美歩の浮気の話でこんなに勃起しちゃう変態くんだなんて知らなかったから。もっと淡白なのかと思ってた」
「分かったよ・・けど・・」
「けど?」
「・・そんな風に言わないでよ・・・」
「だけどほんとのことでしょ?」
「・・うん・・」
本当にしたのかも知れないと思うようになってきました。
差し込んだままのペニスは硬くなったままで、動いたらすぐに出そうでした。
妻も差し込んだ部分に指を這わせ勃起を確かめます。
「あのとき、エッチな匂いっだった?」
「そんな気がする・・」
「結局、一度も西脇君のとこでシャワーさせてもらえなかったの。する前も、後も・・」
「・・・」
「汗とか唾とか精子とか全部付いたまんまだったでしょ。だからデートしてる間もエッチな匂いが気になってやらしいことばっか考えてたから、もう、すぐしたかった」
その時、美歩とシャワーを浴びないでセックスしたのは初めてでした。
確かに、汗ばんだ肢体から立ちのぼる匂いになんだかエロティックな興奮をしたのを憶えています。
興奮した『女』の匂いだと思ったのです。
私に欲情した匂いだと思ったのですしかしそれは他の男との、浮気の『男と女』の交わった汗やヨダレ、愛液、そして精液の匂いだったのです。
「西脇の家じゃ入れなかったのは分ったけど。ホテルで僕とする前もシャワーしなかったの、わざとなの?」
「わざとって言うほどじゃないけど。すぐしたかったんだもん。たーくん変な匂いだと思った?」
「いつもと違うとは思ったけど、シャワー浴びてないし。そんなことしてたなんて知らないもん」
「美歩、それすごいエッチな感じしたの。身体中、他の男の人の汁が付いてて精子であそこグチャグチャなのに、たーくんとセックスするの」
「そういうのしたかったの?」
「うん・・興奮した。なんか、まだ西脇君にいじめられてるみたいだった」
「いじめられたかったんだ・・」
「たぶん。おっぱいとか太腿とか、西脇君の精子たくさん付いたままのとこたーくんに舐められたり・・・。西脇君の大きいの生でフェラした口でキスして・・・。そういうのがすっごくエッチだったの」
「胸にも出されたんだ?」
「ううん。胸には出さなかった。全部、中か口」
「じゃあ胸って?」
「『あいつ絶対舐めるだろうから』って言って胸に、あそこから抜いたヌルヌルのおちんちんなすり付けられたの。胸だけじゃないよ。あそこから溢れた精子、指で色んな所に塗られた」
「色んなって・・」
「脇とかおへそとか腿とか・・。そういうのたーくんが舐めてるの、興奮した。『暗ければ、ばれない』って西脇君言ってた」
「分からなかった」
「うふ・・言った方が良かった?すごいエロかったよ。乾いてたけど、たーくんが舐めたらヌルヌルになって西脇君の精子の匂いがしてた。それだけですっごいやらしかった」
「・・・」
「そういうの、エッチでしょ?」
「・・・」
「変態君だもんね?」
「西脇の・・、僕に舐めさせたかったの?」
「うん・・。本当はあそこの精子舐めさせたかった。西脇君が、言ったの思い出しちゃうの。『浮気でガバガバになったあそこから精子垂れて来るの彼氏に舐めさせたら絶対興奮するぜ』って。『べろ入れて吸い出して貰えよ』って」
今聞けば、とてつもなく卑猥に感じるのはその通りです。
変態なのかも知れません。
しかし、妻がどういう気持ちで、男に抱かれたままの汚れた肉体を私に味わわせたのか・・・。
「ほんとに、その時のあそこ舐めさせたかったの?」
「うん・・。出来なかったけど」
「して欲しいの?」
「あそこから精子舐めさせたい・・・。中出しの後のあそこ・・・」
この言葉で限界でした。
舐められて気持ち良くなりたいだけではなく、精液で汚れたあそこを舐めさせたいのです。
「うううああぁ・・・また・・・いきそ・・・」
一回根元まで入れると、緩い膣にまた射精しました。
「ああん、まだダメだってぇ・・」
構わずドクドクと出ました。
2回目が嘘のようです。
腰がジンジンするような射精でした。
『まだダメ』という言葉とは裏腹に、とどめを刺すように膣が、狭くなって締めつけます。
私に舐めさせるために一滴でも多く搾り取ろうとしているかのようです。
それと同時に、妻を満足させることなく、私が勝手に射精してしまったのだと、確認するかのようでもあります。
せめてもの抵抗で膣壁を残った力で突き刺しますが、今度は1分も経たずに、簡単に柔らかくなってしまいました。
「もう出しちゃった?」
わざとらしく聞きます。
「ごめん」
「ウフフ・・興奮しちゃったんだね」
バックの体勢のまま、私は息を整えます。
バックから犯すはずだったのに、敗北感が漂います。
「全部出した?」
「うん・・・」
「2回分だね・・沢山入ってるよ」
悪戯っぽく微笑みます。
「ねえ、あそこ緩くしてあげたのに、こんな簡単にいっちゃって・・・。何がエロかったの?」
ペニスを押し出さないように緩めた膣で柔らかくなった私のモノをペチャペチャと出し入れして弄びます。
「んん・・精子とか・」
「ちゃんと言って」
「美歩が精子舐めさせたいって・・・」