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続・昔やったことがある女、早希









の続き



ホテルでの一夜を過ごした後、早希との距離はまた遠のいた。

所属する課も違うので、全くと言っていいほど接触が無い。

久しぶりの彼女以外とのHだったので、結構刺激的で面白かった。

という事で一応何度か誘うメールを送ってみるものの、それらも完全にシカト。

会社で顔を合わせても視線すら合わさなくなった。

そんなこんなで俺が久しぶりに早希を抱いてから、さらに1ヶ月くらい。

昨年の夏の終わりくらいだったかな。

別の方向から事態は進展した。



早希が所属する課にいる、俺の知り合いの女性社員。

仮にA子としよう。

俺の後輩にあたり、早希の先輩という位置づけになる娘。

この娘も以前何度か関係を持ったことがある。

早希とは違い、お互い交際相手がいるのをわかっていて、あくまで遊びとして割り切った関係。

とはいえ最後にA子としたのは2年ほど前で、それからは特に何も無い。

別に何かトラブルや喧嘩があったわけじゃない。

単純にお互い飽きてきただけだと思う。

毎日のように会社帰りに浮気Hしてたし。

今でも会社で顔を合わすと冗談言い合ったりする仲。

ちなみに会社内でした事あるのは、A子と早希だけ。



そのA子が言うには、早希の指導を任されたこともあり、今では早希とは随分と仲が良く、会社帰りに二人で飲みに行ったりするほど親交があるとのこと。

早希は随分とA子を信頼しているようで、徐々にプライベートの事も相談してくるようになったらしい。

そんなある日、突然俺のことを話題にしたそうだ。

勿論早希は俺とA子の関係を知らない。

早希は、最初は遠回りに、彼氏がいるのに他の男と一夜を過ごしてしまうという事をどう思うか?

などとA子に意見を求めていたらしく、それは段々と、昔のことも含め、俺との関係をA子に話していったらしい。

数年ぶりにA子から飲みに誘われた俺が、A子自身から聞かされたのはそういう話だった。

「びっくりしたんだから」

半裸で俺の上にまたがり、腰をゆっくり前後させながらA子は苦笑いでそう言った。

早希とは違い、その相変わらずの豊満な乳房は、はちきれんばかりにブラに締め付けられ、その中で行き場を彷徨うかのように揺れていた。

「勝君今は彼女いないって嘘ついたんでしょ?」

俺は無言で、A子を下から突き上げ続ける。

「早希ちゃんからそれが本当か聞かれたんだけど『知らない』って答えといたよ」

「それはどうも。で、早希はなんて?」

「彼女居ないのが本当なら、彼氏と別れて付き合いたいってさ」

俺はその言葉を聞いて、苦虫を噛み潰した表情を浮かべる。

なんであんな嘘をついてしまったのか。失敗だった。

「やっぱりそんなつもり無いんだ?」

くすくす笑いながら、上体を倒し唾液交換を要求してくるA子。

A子の唾液を租借しながら

「でもそれって本当か?メール送ってもシカトされたぞ?」と答える。

「まだ迷ってるんでしょ。で、一応勝君がどう思ってるのか確認したかったんだけどね。そういう事なら早希ちゃんには警告も込めて、正直に言っておこうかな」

「なんで?別にいいじゃん」

「だ?め。可愛い後輩を守るためです。それにどうせ遅かれ早かればれるでしょ」

「俺達がセフレだったって事も?」

「それは永遠に秘密」

二人でそんなやり取りを笑いながら、久しぶりに互いの身体を求めあった。

A子は早希とは違い、ややぽっちゃり気味で肉付きが良い。

俺は久しぶりのその抱き心地を楽しみながら、何度もA子と共に果てた。



何回戦か終えた俺達は、恋人のようにくっつきながらお風呂に入り、こんな会話をした。

「ね、ね。早希ちゃんってすっごいスタイル良さそうなんだけど」

「ん?ああ、細いっちゃ細いな」

「いいなぁ羨ましい」

「やってて気持ち良いのはお前の方だけどな」

「え?そんな事言っちゃ可哀想だよ」

「本当だからしょうがない」

「ふーん、たとえば?」

「締まり」

「ちょ、もうちょっとさ、何か言い方がさ」

「ああでもイク時だけ妙に締まるな。早希も」

「知らないから」

その後、ホテルを出てそれぞれの家路へと別れる際、俺はA子に一つのお願いを申し出た。

「どうせだったら俺からちゃんと早希に言うからさ、それまでは黙っててくんない?」

「へ?なんで?まぁちゃんと言うなら良いけど。もしかして最後に一回食べちゃおうとか考えてる?」

「どうだろう。よくわからん」

「欲求不満ならまたあたしが相手したげるよ?」

そう言いながらA子からキス、そして

「でも早希ちゃんで遊ぶのはやめたげなよ。あの子その辺かなり真面目っぽいし」と付け加えた。

「先輩として黙ってねーぞって感じ?」

「そうかも。まぁあの子の決めたことには口出すつもりないけどね。お互い大人なんだし」

そう言ってA子は

「じゃね」と帰っていった。



その後姿を見送ると、俺は早速携帯を取り出し、早希にメールを送った。

「真面目な話がある。気が向いたら、また今度メシ行こう」と。

するとすぐに返信が来た。

「電話やメールじゃ駄目なんですか?」

早希のこの一見俺と距離をおく態度は、A子によると彼氏を慮ってのものらしい。

俺への気持ちがありながらも、やはり罪悪感からか、彼氏を大事にしてあげたいという気持ちが、以前より強くなったとA子には話していたということだ。

「彼氏と別れてまで勝君と付き合いたいっていうのはあくまで理想の話で、実際には彼氏を裏切ることなんて考えられないって感じだったかな。だから一回だけでも浮気しちゃったのは、すんっごいショックだったらしいわよ。話してる途中でボロボロ泣き出しちゃったしね。特に彼氏より全然感じちゃったらしくってさ、それに強烈に自己嫌悪しちゃったみたい。普段飲みにいっても酔わないほうなんだけどね、その時はもうベロベロで困ったわ」とはA子談。

早希の返信に対し、

「すごく真面目な話だから」と強調。

その晩はもう早希の返信は無かった。

それから返信を待っても一向に来る気配はない。

会社で顔を合わしても露骨に距離を取られる。

そんな日々が一週間ほど経っただろうか。

もう諦めかけていたところに、早希から勤務中の休み時間に

「前の話ですが、まだ有効ですか?」とメール。

「有効」

「わかりました。急で申し訳ないですが、今日仕事が終わってからはどうですか?」

俺はそれを了承して、加えて時間と場所を指定した。

業務が終了して、待ち合わせ場所に向かうと既に早希が居た。

声をかけると「あ、ども・・・お疲れ様です」と顔を伏せまま呟いた。いつものハキハキした姿とは全く別人。

「そんじゃ行こうか」と声をかけて車に乗せる。

車中はしばらく無言だったが、やがて早希の方から口を開いた。

「あの、お話って?この後用事あるんで・・・」

「ああそうなんだ?彼氏?」

「・・・はい」

後で早希本人から聞いた話なんだが、彼氏との約束直前で会うことで、自制と牽制を兼ねたという作戦だったらしい。

「わかった。単刀直入に言うわ。俺さ、実は今彼女いるんだ」

早希は黙って聞いていた。

でも横目にちらりと見えたその表情はショックを隠し切れておらず、両手も膝の上で固く握り締められていた。

車中は数秒無言だったが、早希は震える声で

「・・・だから何ですか?関係無いんですけど」と答えた。

「ん、だからそれ謝ろうと思ってさ」

「だから別にもう関係無いからいいです」

「そんでさ、別れようと思ってさ」

「・・・え?」

「いやだから彼女と別れようと思ってんだ」

「何でですか?」

「もっと好きな人が出来たから」

早希の両手は先ほどまでとは違い、落ち着かない様子でもじもじとし始めた。

俺が

「早希のことが・・・」とここまで口にし、続いて「好きだ」と言おうとした刹那、

「やめてください!」と慌てた口調で早希に遮られた。

またしばらく無言。再度早希が沈黙を破る。

「もう降ろしてください」

「駅まで送るから」

「ここで良いです」

決意が固そうな口調。

仕方が無いので降ろそうと路肩に停車する。

出て行こうとする早希の背中に

「俺マジだから」と声を投げかける。

早希は

「う・・・」と小さく呻くと、

「・・・彼氏・・・いますから」と出て行く。

更にその背中に声をかける。

「しばらくここで待ってるから。考えといて」

早希は一度足を止めたが、そのまま振り返らずに歩いていった。

もちろん早希への言葉は全て嘘だった。

早希と付き合うつもりも、彼女と別れるつもりも、これっぽちも無かった。

それなら何故仮に上手くいっても、ただ面倒臭くなりそうな事をしてしまっているのか。

自分の青さに辟易とするが、要は、恋愛ごっこがしたかったんだと思う。

長い間彼女と以外はそういう事がなかったから、久しぶりの刺激に酔っていた。

A子とは完全にお互い身体だけの割り切った関係なので違う。

早希に対しても、恋愛感情など今も昔もこれっぽちも持ってはいないが、早希が俺に対して向けるくすぐったい視線は、なんというか支配欲を掻き立てられる。

早希の彼氏に対しては、男としての嫉妬というよりは、父性の独占欲に近いだろう。

俺が処女を奪い、奉仕を教えたからだろうか。わからない。

とはいえ10分ほどだろうか、しばらく車の中で待っていると、流石に馬鹿らしくなってきた。

車を出して家に帰る。

振られたけど不思議と気分は悪く無かった。



それから数日後。

もう日付も変わろうかという真夜中。

風呂上りにケータイをチェックすると、早希からのメール。

「この間のあれって本当ですか?からかってるんですよね?本気にしてしまいそうで怖いです。」

すかさず

「本気だよ。早希が好きだ。今まで自分でも気づかなかった。」と返信。

「またそのうちでも良いんで、二人で会ってくれますか?」

「いつでも良いよ。今からでも。」

「本当ですか?あたしも会いたいです。でも迷惑ですよね。今日は我慢します。」

「俺が早希に会いたいんだけど。会ってほしい。駄目か?」

「やばいです。今あたし嬉しくて泣いてます。はい。会ってほしいです。」

早希が指定した場所へ車を飛ばす。

コンコン、と車を小さく叩く音。

外には早希が立っていた。

俺が中へ招く仕草をすると、早希は一瞬躊躇いを見せた後、車の中へ入ってきた。

頭を軽く手を乗せ引き寄せると、早希は何の抵抗もなくそれに従い、そして目を瞑った。

何度か軽く唇を交わすと、早希は目に涙を浮かべながら、

「あたし・・・です。好きでした。ずっと」と悲しそうな表情で言った。

しかしそう言いながらも、早希の身体は凍えるように震えていたし、その目には涙が溜まっていた。

それは表情や口調と相成って、とても心から幸せを感じている姿には見えなかった。

俺への想いと、彼氏への罪悪感がまだせめぎあっていたんだろう。

それをどれだけの覚悟で振り切り俺の元へきたのかはわからない。

ただ俺にとってはまさにただゲーム感覚で、涙を流しながら震える早希の肩を抱きながらも、

少々手強いボスを倒した程度の感慨しかわかなかった。

正直、その時点で早希への興味はだいぶ冷めていた。

そのまま俺の部屋に連れて行き、一晩中犯した。

早希はずっといきっぱなしで、もう無理、と歯を食いしばりながら何度も嘆願してきた。

ひいひい喘ぎ声をあげながらも、○ぬ、と連呼する早希をお構いなしにバックから犯し続けると、まるでスタンガンを喰らったかのように早希の身体は大きく飛び跳ねるよう痙攣して、ちんこを抜いた瞬間早希の陰部はも潮を吹いた。

そこまで俺とのセックスに没頭しながらも、早希は時折辛そうな表情を浮かべ、

「彼氏が気になる?」と尋ねると、涙を流して無言で頷きながらも

「でも・・・好きだから・・・大好きだから」と俺のことを熱く見つめながら何度も囁いてきた。

やがて

「あっ!あっ!あんっあっ!」という甲高い喘ぎ声も変化していき、どれだけ激しいピストンを繰り返しても

「う・・・あ・・・すごい・・・」という呻き声を、涎と共に垂らすだけになった。

最終的には呼吸や意識はあるものの、声をかけても返事をしなくなり、耳を澄ますと

「は・・・あ・・・・う・・・・あ」と小さく呻いていた。

身体を小さく震わせさせながら横たわる早希の陰部は、早希とはまるで別の意志を持った生き物のようにひくひくと蠢いていた。

翌朝俺は普段通り出社して、早希は会社を休ませた。



その日の昼頃、早希からメール。

「このまま帰り待ってても良いですか?」

「良いよ。身体大丈夫?」

「まだちょっとぐったりしてるかも。でもなんとか動けますよ。晩御飯作って待ってますね。」

「ありがとう。昔より感度良くなったな。」

「えっちな話は嫌いです。」

「いや彼氏にもああだったのかって思うと嫉妬しちゃってさ。」

「正直彼氏とはいったことないです。いつも演技してました。安心した?」

「そっか。よかった。」

「てゆうか本当○ぬかと思ったんですからね。反省してください。」

「やだ。」

「意地悪。あ、あと今夜はえっちな事だめですからね。」

「なんで?」

「ちゃんと今後の事話したいし、まだ別れてないですよね?だから駄目です。」

そう言いつつも、その晩も早希が用意した晩飯を食べた直後から犯した。

片づけをしている早希の後ろから肩を抱き、一度キスをしてしまえば、その目はもう熱っぽくなる。

「・・・やぁん」と甘い声を漏らしながら、やけに腰の辺りをもじもしとさせてたので、

「キスで濡れちゃった?」と聞くと

「ばっ!・・・やだ」と顔を真っ赤にして伏せたので、図星だったようだ。

「だめですよ!?ちゃんとお話してからです!」と両手を顔に突きつけて抵抗するものの、自分のズボンとパンツを同時に下ろして、既に勃起したそれを見せ付けて、

「な?ちょっと先に良いじゃん」とお願いすると、

「・・・も?」と言いながらも自ら頭を下げ咥えこんできた。

その後は同じことの繰り返し。

ゆっくりと対面座位でやりながら、真面目なお話とやらをした。

「ちゃんと別れるから・・・先生も・・・ね?」

「ああ、わかってる」」

「あっあん!せんせ?・・・ね?いつ付き合える?」

「ちょっとわからん。早希はいつ頃までに別れられそう?」

「んっ、あっ。わっ・・・かんない。でも、んっ・・・く、先生がいうなら、あっ、いつでも、あっあん!」

「じゃあ今からメールしてみてよ」

「えっ?やぁっ、んっ!だ・・・めだよそんな・・・ああっ!」

「なんで?」

「だっ・・・てぇ、あっ・・・あっあっあっあん!しちゃっ・・・てるし、あっやぁん!」

その後、何だかんだで座位で腰を振らせながら別れの文章を作らせる。

「他の好きな人が出来たから」といった文面。

でも送らせなかった。本当に別れられると面倒だったから。



その後も、俺と早希の関係は続いている。状況は何も変わっていない。

彼女と別れるつもりなんて勿論無いし、早希と彼氏も別れていない。

早希は早く別れたがっているが、俺がそれを説得して止めている。

俺が彼女と別れられないのは、今彼女が闘病しているからと嘘をつき、だから早希だけに別れさせて精神的な負担を掛けるのは嫌だと、心にも無い嘘を並べた。

早希はそんな俺の言葉を信じ、俺を誠実な男だと心から勘違いしている。

通常時の早希なら、そんな馬鹿な話と一笑に付していただろう。

しかしそれならば自分だけでも、と早希は彼氏と別れたがる。

その度に、俺が適当な理屈をつけてはそれを防いでいる。

正直他の男のモノでない早希には興味が無い。

早希は既に、俺以外の男に触れられるのが嫌で嫌で仕方無く、彼氏と一緒に居ても全く楽しくないそうだ。

それでも情は移っているし、何より真面目な性格ゆえの罪悪感からか、彼氏からの求められたら受け入れてしまうし、冗談を言われたら作り笑いを浮かべているらしい。

何度か彼氏と電話をさせながらや、彼氏の家の前でのカーSEXなどを試みてみたが、そういった類の行為は頑なに拒否をされる。

他の事なら頼めば受け入れてくれるが。

アナルも貫通済みだ。

準備も面倒くさいしあまり好みのプレイではないが、会社では生意気なほどに強気な早希が、ケツ穴にチンコを突っ込まれてひぃひぃ声を上げて姿は素直に興奮する。

それなりに開発してから突っ込んだものの、まだ不快感のが大きいらしいが、最近はほんの少しづつだが、時折甘い声を上げるようになってきた。

「最近は彼氏からキスされたら反射的に唇拭いそうになるんだって。Hの時も目を瞑って『早く終わって』ってずっと心の中で繰り返してるってさ」

早希から相談を受けているA子からはそう聞いた。

たまに夜中に早希から、辛そうな声で電話がかかってくる。

確認してはいないが、多分彼氏に抱かれる度に電話してきてるのだろう。

それでも彼氏に罪悪感を持ちながら、アンアンよがる表情は見ていてそそられる。

A子にも、俺の早希への気持ちが本気だと嘘をついた。勿論A子は嘘だとわかっていると思う。

しかしあくまで俺がそう言い切っているので、早希には何も言えないようだ。

ただ今後A子とやれることはもう無いだろう。それは少し勿体無い。

A子の身体は抱き心地が良いので、またいずれ相手をしてもらいたい。



そして今年の初め。早希が俺の子を孕んだ。

ずっと生で中出しをしていた。

「出来たら責任を取る」

俺はそう言い続けていた。

早希もその言葉を信じ、むしろそうなる事を望んでいただろう。

そうなれば、俺と結ばれると心から信じていたんだろう。

毎晩のように、何かを覚悟したかのように俺を見つめながら、俺の精液を中で受け止めていた。

早希は俺の気持ちを疑いつつも、そこにすがっていたと思う。

それで結ばれると。

当然堕ろさせた。

彼女の病気が悪化しているから、今はまだ別れられないと言って。

処置を受けた晩、早希は一晩中俺の腕の中でさめざめと泣いていた。

俺はそこでも、早希を優しく慰めながら

「いつか必ず幸せにするから」と偽りの約束をした。

手を握りながら、一晩中早希に

「愛している」と嘘をつき続けた。

早希は泣きじゃくりながら延々と

「産みたかった」「ごめんなさい」と鼻水を垂らしながら繰り返していた。

翌朝、ようやく泣き止み、目を真っ赤に腫らした早希に、

「図々しいけど、次出来たら、産んでくれるか?」と尋ねたら、またぽろぽろと大粒の涙を流しながら、大きくぶんぶんと何度も頷きながらしゃくり上げながら、声にならない声で何か言った。

聞き取れなかったし、聞き返さなかった。

それ以降生でのセックスをしていない。俺からも求めていない。

堕ろした後はしばらくやれなかったし。

でもいつか早希の傷が癒えたら、また孕ませたい。

すごい興奮したから。

勿論きちんと彼氏と付き合わせながらが理想。

でも堕ろした後、なんだかんだと理由をつけて彼氏とは会っていないらしい。

どんな顔して会えばいいのかわからないのだろう。

やってる最中に、喘ぎながらも何度か涙を流した。

理由を聞いてもわからないそうだ。

とりあえずこれで終わり。







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