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【不倫】プールの時間をサボっていたら[第4話]














も~こうなるとね、いくら鈍ちんの俺だって、こんな関係を先生がいつまでも容認してくれるわけがない事は分かる。



プール日を待たずして俺は先生が最後通告をしてくるであろう事はわかっていた。






だからというわけでもないんだが、オナ禁も解禁。



っていうか、これからはマジに先生に抜いてもらわずともプールの授業に出れるよう俺は鍛えねばならないわけで、俺なりにかなり努力したよ。



市民プールで試してみたりしてね。



これがまぁ不思議なんだけど、どういうわけだか市民プールだとチンコ反応しないの。










正直女子中学生よか全然スタイルいくて綺麗なおねえちゃんいっぱい居たんだけど何でなんだろうな?



終いにゃオッパイ大きいおねぇちゃんとか、ケツが大きいおねえちゃんとかで無理にチンポ立てようとしたりして・・でも、やっぱ立たないのよ何故か。






今にして思えば起てたらいかんと思う気持ちが欲情の方向へ向かってたのかもしれない。



それともあの乳首透けスクール水着か?まぁでもとにかくプールには出ると決心した以上、金玉の中の精液をすっからかんにして行かねばならない。



俺は夜中、姉貴が寝静まった後もシコシコとせんずってた。



おかげで尿道が痛ぇ痛ぇ・・・。



もう出ないかな?いや・・・もっと出しておかねば・・っていうか、布団を掛けながらオナニーしてると中がホコホコして超熱い・・・。



汗びっしょだよ、サウナだなこれは、たまらん・・。



するといいかげん姉貴がうるさかったのか「うっせぇな、何してんだよもぅ」と、眠たげな声で言ってきた。






(まずい!)






即チンポをひっこめる俺。



途端にじっと静かにする俺だった。



すると「オナってんじゃねぇよバカ」と姉貴。



俺は耳を疑った。






100歩譲ってオナニーがバレてんのは良しとしても、それを何の躊躇もなく「オナってんじゃねぇよ」って言うのはいかにもデリカシーなさすぎじゃないっすか?






「うっせ明日プールだから抜いてんだよバカ」と、俺も必★デリカシー無さ返しだ!どうだ?!






「何でプールだと抜くんだよ?キモイから向こう行け、変態」と姉貴。






まぁ姉弟とは言え、思春期の男女をひとつ部屋に住まわすってのは無理あるわな。



ま、うち貧乏だったからしょうがないけど。






「テメーが行けよバカ。ズリネタにしたろか?あん?」と居直る俺だった。






もうこなったら恥らった方が負けなのだ。



ガンとして引く気のない俺。






「したら★す。マジ★す」と凄む姉貴。






うちの姉貴はうちの家系にしてはすこぶる頭は良い。



ルックスも悪くない。



が、気ぃだけは人一倍強かった。



まぁその性格の悪さが祟って彼氏が出来ないわけだが。






ざまーみろだ。






「あ!あぁ・・・姉ぇちゃん、そそんな事したらハァハァ」と言って、わざとこいてるフリをする俺。






「ゲ!テメ・・気持ち悪ぃんだよ!」と言って枕を俺に投げつけてきた。






俺はそれをヒョイと避けると「あ!姉ちゃん・・・イイよ・・・気持ちイイよ・・」と続ける。






(負けんぞ!絶対お前には弱みを見せん!)






そんな気持ちだった。






すると姉貴、すっくと立ち上がると俺に飛びかかってくんの。



こいつ本当に信じられん女だよ。



ぜったい結婚してもすぐ離婚するだろうな。



暴力姉貴は俺に掴みかかると、ガリガリ!と俺の横っ面を引っ掻いた。






「イテテ!」






たまらず俺は姉貴の両手首を掴む。



すると今度は鳩尾に蹴りだ。






「ゲフ!」






・・・イイ蹴りしてるな。



が、これ以上の攻撃を許してはいけない。



とにかく俺は体格の有利を利用して姉貴の体に一度自分の体を密着させた。






「キャ!」と犯されると思ったのか、姉貴が小さな悲鳴をあげる。






(バーカ!てめぇなんか犯すぐらいならメス犬犯すわ。生意気に女の声出してんじゃねぇよ。)って気持ちだ。






密着させつつ、前面だと攻撃が止まないので背後にポジショニングを変えていく俺。



羽交い絞め状態だ。






「落ち着けよ冗談だよ。な?」と姉貴を諭す俺。






いい加減疲れてきた。






「はな・・・して・・・よ・・・うぅ・・」と姉貴。






あれ?もしかして泣いてんすか?鬼の目にも涙?



さすがにこうなって初めて(ちとやりすぎたかな?)と後悔する俺だった。



が、言ったところで始まらない。






「もう暴れない?」と俺は努めて落ち着いた声で言った。






「・・・」






何も言わない姉貴。






泣かれちゃぁしょうがないな・・・と手を離したその時だ。



ふっと振り向いたかと思うとパンチが飛んできたわけ、しかもグーパン。



辛うじてかわす俺。






再びタックルに入ると背後に回り、羽交い絞めにする俺だった。



姉貴は同体格で総合やらせたら相当強いんじゃね?とマジ思う。



が、いかんせん中学生にして180cmに届こうかという俺相手では相手が悪い。



あっけなくまた自由を奪われてしまった。






「もうやめろよ、やめるな?」と、俺。






が、超強気の姉貴はまた黙って返事をしない・・・。



こりゃまた離したら暴れるなと、鈍い俺でも分かる。






「乳揉むぞテメ」と俺。






もちろん脅しのつもりだ。



一瞬その言葉にビクン!と反応したが、やはり自尊心が許さないのか黙ってる。



こーなるとこっちも困るんだよね。



揉まないと俺の弱気が察知されちゃうし、さりとて揉むと本当に姉弟の仲が壊れそうだし・・・。






「ほんっとぅに揉むぞ?」と俺は最後通告したわけ。






が、姉貴頑として返事をしようとしない。



しょうがないな・・・揉みますか?



俺はぶしつけに姉貴の乳房を鷲掴みにすると揉み始めたわけ。






「アゥゥ!!ア!アゥ!チョ!・・アグ!・・ダメ!」と姉貴。






俺の手の動きにあわせて上下に頭がガクガク揺れてる。



まさか俺が本当に揉むと思わなかったんだろう、素っ頓狂な声を出してんの。






「姉貴が止めるんなら俺も止めるよ」と言いつつ、手を止めない俺だった。






実の姉貴だから欲情はしなかったけど、結構イイ乳してたよ。



先生ほどではないけどね。



先生のはもっと柔らかい感じだけど。



姉貴のはゴム製って感じで、弾力が強かった気がする。



が、姉貴はま~だ意地張って「止める」と言わないわけ。



どうしようもねぇな。






俺は姉貴の乳房の中心部に中指を這わしていく・・・。



コリっとした部分で止めると、そのまま指をメリ込ませていった。






「あふぅ・・・」と姉貴は気の抜けたような声を出すと、ブルブルと小刻みに体を震わせストンとそのまま前へ倒れてしまった。






あっけない陥落だった。



もう大丈夫だとは思うが、もう少し揉み続ける俺。






「ぁぅぅ・・・ぁん・・・ぁ・・ぁぁん・・」と、小さく声を漏らしながら猫のように左右に体をくねらせる姉貴。






(こうなると姉貴も女なんだなぁ)と、改めて思ったのを今でも覚えている。






とりあえず恐る恐る腕を離してみる・・・。



どうやら動かない・・・ようだ。






姉貴は俺の布団から動かないから、俺が姉貴の布団に潜り込み、そのまま寝てしまった。






気付くともう朝だ。



いよいよ今日は先生のヌキヌキなしにプールに挑まなければならない。



緊張で気が引き締まる俺だった。



階段を降りていくと姉貴がすでに起きてんの。






(うっ・・・。厳しい眼差しっす。)






が、ここで弱気を見せるわけにはいかない。






俺はシカトを決め込み、トーストを頬張った。



姉貴のジト・・・っとした視線が痛くていつもより早めに家を出る俺だった。



登校の時間にはまだ相当早く、通学路を走っている連中はこれから朝練出る部活組だ。



皆ジャージ姿だった。



学生服着てんのは俺だけ。






これまで欲情しながら登校してたから気付かなかったが、いつもプール日早めに登校する時、周りには俺は目立ってたかも知れないと、ちょっと気になった。



まぁだからと言って先生との関係が誰かにバレるとも思えないが。






学校近くになるとちょっときつい坂があんの。



歩きでもちょっと息があがるくらいのきつい斜面だ・・・。



これが夏だと超だるいわけ。



朝だというのに上りきった時には大粒の汗が噴き出てんだもん。



俺はそれを拭いながら校門を抜け、下駄箱で靴を履き替えた。






さて、先生今日は何て言ってくるんだろうな?と思いながら。



最後通告を覚悟しつつ、保健室まで歩く俺。



別に緊張も何もなかったが、ただちょっと感慨深いものがあった。



これまでの事を考えるとちょっとね。






保健室のドアの前まで行くと大きく深呼吸をする。



やっぱ心の準備っていうのか、落ち着きたい気持ちだった。



トントンとノックをしてドアを開ける俺。



いつもの消毒アルコールの匂いがする。



先生の匂いだ。






先生の横顔が視界に入った。



相変わらず美人だな・・と関心する。



鼻筋がツーっと通ってて切れ長の目なんだよね、和風顔。



で、まつ毛が長い。



そして夏には似合わない真っ白な肌。



あれで海行ったりしたら日焼け大変だと思うよ、マジ真っ赤かになると思う。






どうやってあの旦那と知り合ったのか今でも気になる。



勿体無いとか思ったりしてw






んな事を思ってると「座って」と先生が言った。






黙って従う俺だった。






一呼吸おく先生・・・。



頼むからタメんのやめてくれ~!緊張してくるじゃん。



静寂の中、セミの声だけがミ~ンミンミン!と雨のように降ってくる。






「自分で出来るようになった?」と先生。






一瞬なんて答えようか迷ったが、とりあえず首を横に振ってみた。






「そう・・・」と、だけ言う先生・・。






だーかーら、タメないでよ、本題入ってよと思う俺だった。






「ごめん私もう限界だわ・・・」






ぼそっと先生がおっしゃった。






ミーンミンミン!と相変わらず蝉だけがのんきに鳴いている。






(やっぱりなぁ・・・)






覚悟は出来ていたが、改めてそう言われるとちょっと寂しいような、鼻がツンとするような、不思議な感覚だった。






しかしながら俺も男だ。



ここはこれまで先生がよくしてくれた恩を返さねばなるまい。






「うん、でも俺プール出るよ」と俺の覚悟を伝えたわけ。






「え?でも・・・」と先生。






もっと俺が駄々こねる思ってたんじゃないかな。



ちょっと拍子抜けしたような、びっくりした顔をしてた。



それとやっぱり俺がプールで立てちゃって苛められちゃったらと思ったのだろう、複雑な心境のようだ。






だから「俺もう立っても出るから、もう覚悟決めたから」と俺は言ってやった。






ここまでやってもらった以上、義理は立てないとな。






「え?でもやっぱり色々言われちゃったりしたら・・・」と先生。






あ~、やっぱり気にしてたようだ。






「大丈夫だって何とかするって、バレても恨んだりしないから」と俺は言った。






ま~、もともと恨めた義理じゃないんだけどね。






「無理しなくたって良いんだよ?先生上手く言って休ましてあげようか?」と、先生も長らく付き合ってちょっと情が湧いてきちゃったのかもしれん。






正直、先生自ら休んでも良いと言うとは俺も思わなかった。






「心配すんな先生!見事勃起したまま堂々と授業受けてやるからさ」と心配そうな顔をする先生の肩をポンポンと軽く叩く俺だった。






「こうなったら隠してもしゃーないだろ?どうだ!って感じでこう堂々・・」






そう言うと俺はわざと体を反らしてチンポを強調する仕草をしておどけて見せたわけ。






「やーめなさいよ!全く」と言って先生はやっと笑ってくれたようだ。






微妙に短い先生のスカートからスラリとした先生の足がのぞいていた。






「先生さ、そういう短いスカートやめた方が良いよ。思春期の男子には目の毒だから」と雰囲気が和んだところで言ってみた。






「え~?短くないよ?普通だよ・・・これ」と言ってスカートの裾で足を隠す先生。






「綺麗な足、自慢したいのは分かるけどさ」






悪戯そうに言う俺だった。






「じまっ!してないってば、やぁね・・もぅ」と先生。






が、やっぱり褒められて悪い気はしないようだ、明らかに嬉しそうだもん。



まぁ、実際綺麗な足だからね。



前述したけどスネがスゥっとこう・・長いのよ。



で、腿のあたりとかムッチリ好い肉が着いててさ。



今考えても勃起しそうw






「そんなとこばっかり見てるから大事な所で大きくなっちゃうのよ」と先生が今度は反撃する番だ。






(ごもっとも)






「でも絶対先生でオナニーしてる奴居るよ」と、俺。






「あんたじゃあるまいし」と先生が言った。






「マジだって修学旅行で先生でオナニーしてるって言ってる奴結構居たもん」と、俺。






これは実際言ってた奴は一人だったんだが、本当に居たw






「え~?嘘?スカート辞めようかな・・・」と先生キュっと膝を閉じて言ってんの。






「何で?オナペットにされるって事は、それだけ魅力的だって事なんだからいいことじゃん。名誉名誉」と笑いながら言う俺。






「そして、そんな先生とエッチできた俺は超名誉であります!」と胸を張る俺だった。






「ちょっとやめてよ!誰かに言ったら承知しないからね。真面目に!」と先生間に受け怒ってんの。






言うわけないじゃん?



俺の立場だって超やばいよ。まじ。






「ジョークだってせんせジャストジョーク。真に受けんなよ」と言いつつ、席を立つ俺だった。






「さて、そろそろ行くわ」と俺。






「本当に大丈夫なの?」と先生は立ち上がる俺に言った。






しかしポッテリしたいい唇してんなぁ・・・。



また咥えられたいっす・・。






(いかんいかん!また妄想に走りそうだ。)






妄想を振り払い「正直わかんね」と俺は言った。






ほんっとにー正直わかんねーんだもん、しょうがないだろう?しょうがないよな?



仮にチンポが立ったとして、それが周囲にバレたとして、周りがどんなリアクションをするのか、それとも無事隠し通せるもんなのか。



それとも辛うじて立てないで済むのか、俺にも分からなかったのである。






「分かんねってあなた・・・」






先生俺の無計画さに余計に心配になっちゃったみたい。ごめん。






とりあえずやってみない事には拉致があかないわけで、俺としてもこれ以上プールから逃げる自分が嫌だったのだ。



だって中二の俺には来年だってプールあるんだし、ここでこの障害を乗り越えておかんと引きずっちゃうだろ?後々。



それが嫌だったんだよね。






とりあえずドアまで歩くと先生の方へ振り返る俺だった。






「もし今日プールクリアできたらさ・・・」と俺は言った。






何を言おうとしてるんだ?俺。



自分にもわかんね。






「できたら?」と俺を見上げる先生。






「1回だけちゃんとした形でエッチさせてくれない?」






あっけらかんと言ってしまう俺だった。






「ハァ?ば~か!させません!何を言うのかと思ったら、ったくもぅ」と呆れてトタトタと席へ戻って行く先生。






(無理もない)






「今までが酷かったからさ・・・最後にちゃんと・・ね?」






食い下がる俺だった。






「知りません、させません」と先生、全く取り付く島もない。






「高速下の◯◯ってラブホ知ってる?クリアしたらあそこで土曜夕方5時に待ってるから」と先生の同意も関係なく俺は言っちゃったわけ。






が、正直言うと勿論先生が来るなんて思ってるわけではなかった。



そんなにめでたい奴でもないし。






ただ思春期っつぅのはちょっと脳がピンク色っていうの?



要するにまぁキモイ話だが、今にして言えば待ってる俺を演じたい。



演じてる自分に酔いたいみたいなもんが有ったのよ、確かに有った。



有ったんだからしょうがない。






当時の俺が書いた、書きかけのラブレターを偶然実家で発見して読み返した時、凄ぇハズかったし。



当時の自分を撲★したいと思った。そんな事ない?



あの時代の自己陶酔は凶器だと思うよ。恐ろしい。



ってなわけで青臭い俺は、同じさよならでも余韻を残して終わろうとしたわけ。






「勝手に待ってれば?」と当然先生は超素っ気無い返事。






「じゃあ◯◯(俺の名)特攻隊員、只今から出陣いたします!」と俺は言うと、先生に敬礼をしてピシャリとドアを閉めたのである。






プールの授業が始まるのは4時間目。



もう3時間目の授業からドッキドキだった。



まーあれだけ大見得きって先生に言ってのけたんだから、今更授業バックレたんじゃ格好悪い事この上ないからね。



さりとて偉そうな事を言っておいて今更何だが、やはり起ってんのがバレれば俺の学生生活はどう考えても終わるしかないのは間違いないわけで・・・。



冷静に考えればせめて「努力するから」ぐらいに留めておけばよかったのに・・・と思う俺だった。



『後悔先に立たず』とはよく言うよな。






そうこうしている内にも時間は刻一刻と迫ってくるわけ。



あ~、時計が気になってしょうがない。






「時間よ止まれ!」とか、叶うはずのないことを願ったり、「突然大雨降らないかな」とか思って外を覗き込んだりしてた。






残酷な事にピーカンだった。



見事な日本晴れ。






あ、あと5分・・・。






ドックンドックン高鳴る鼓動。



これまで生きてきた中で最大の危機だったと言っても過言ではないだろう。



下を俯き、カタカタと落ち着きなく貧乏揺すりする俺だった。






キーンコーンカーンコーン・・・とチャイムの音。






あ~、まるで★刑宣告のようだった。



皆が立ち上がり、女子は更衣室へ。



男子はいそいそと水着に着替え始めた。






みんなのんきに笑いながら着替えてんの。



とりあず、俺も着替え始める。



ちょっとだけズボンをずらし、チンポを覗き込む俺・・・。






(た、頼むぞ、おい・・)






心の中でそう声をかける。






着替えが終わると皆の後について俺も教室を出た。



口の中がカラカラだ。



妙に日差しが暑い気がする・・・。



消毒用の水がはってある所で下半身を浸す俺、塩素臭いっす・・・。



で、プールへの階段を上がっていったわけ。






(あ~、見たくない見たくない。女子の方見たくない・・・。)






俺はずっと俯いてた。



思わず外を見る。






と、その時だ。



フェンス越しに白衣を着た人が目に入った。






先生だ・・。






心配そうな顔をしている・・・。



どうやら心配で見に来たらしい。






(めんぼくないっす)






しかし、そしたらど~した事か急に心が落ち着いてくんの。



あれ?あれれれ?さっきまでの心配事は何だったの?みたいな。



スー・・・と潮が引いてくみたいな。



あれはほんと不思議だったなマジ。






だって本当に女子の方見ても全然起ないっていうか、だから?みたいな悟りの心境になってんの。



今思うとあの瞬間、俺は青臭い性から一皮剥けたのかもしれん。






俺は先生の方を見ると(大丈夫っす!)って感じで、皆に悟られぬようさり気無く笑うと親指を立てたわけ。



すると先生も安心したのか軽く笑うと帰っていった。






いや~、その後のハッピーぶりったら無かったよ。



心のトゲが抜けた後っていうのは何でも可能になっちゃうような、何でも許せちゃうような気持ちになるよな?俺はなった。






もともと水泳得意だったしね。



水泳部の奴等に混じって上級組コースで泳ぎまくってた。



ま~、そんな感じで俺は無事宣言通りにプールをクリアしたわけで・・・。



だからって俺の一方的な先生とのラブホの約束を先生が容認してくれるとも思えなかったが、自分の中の物語として、とりあえずワクワク感を持って土曜日までは過ごせる事が嬉しかった。






何て言うのかな・・・土曜5時になった時の事を妄想するだけで十分なわけよ。



来るかな?来ないかな?と思いつつ、5時にラブホ前まで行く俺を想像するだけで良かったの。






(分からないかな?・・・分からないだろうな・・・。)






そうね、だいたいそこまで徒歩で30分弱の道のりだったから、だいたい1時間ぐらい前に出るだろ?



さて、行こうかみたいな感じで時計を確認して家を出る瞬間をまず想像してだね。



で、玄関のドアを開け、道のりの情景をゆっくり思い起こしつつ、その時の自分の心境を想像するわけ。



思春期の妄想狂は果てしないからね、いくらでも色んな展開想像できてたね。



で、家に帰ってもずっとそんな妄想してたわけ。






あ~、姉貴との一件も俺の脳内では全く無かったかのように、先生との妄想によって排除されていた。



が、向こうはそうじゃなかった。



しつけーし、あの女。



俺は椅子に座ってジャンプを読むでもなくペラペラページを捲ってた。






そしたら「よくそんなシレっとした顔してられんな、お前」だと。






俺は急に妄想から呼び戻されて「ハァ?」と聞いてしまった。






それが姉貴には余計面白くなかったのかもしれない。






「よく実の姉にあんなことしておいて平気な顔してられるなって言ってんの」とドスの利いた声で言う姉だった。






俺はようやく何の事を言ってるのか察し「あ~あの事?あの事なら誰にも言わないでやるから心配すんな」と言い返す俺だった。






だって俺悪くないもん。






「何が心配すんなだ馬鹿!お前みたいな変態と一つ部屋に居る私の気持ちにもなってみろ!性獣が!!」と姉貴。






「変態はお前だろ?実の弟に乳揉まれて濡れたくせに」とやり返す。






姉弟喧嘩っつぅのは不思議なもんで、より悪化する言葉を選択しちゃうんだよな。



とにかく俺はそう言って火に油を注いでしまったわけ。






「ぬれっ!ばっ!!・・・っぐぅ・・・このっ!!」






あまりの俺の返答に言葉に詰まる姉。



頭に血が昇って耳元まで真っ赤かになってんのw






それを見逃さない俺。






「ウソ!?まじ濡れてたの?こわ・・・引くわマジ」と続けた。






「~~~~~~~~!!!!!!!」






姉貴もう頭から湯気が出んばかり高潮してんだけど、二の句が告げない状態。



ま~、10中9割、口喧嘩で言い負かされてきた俺としてはとても気持ちよかったのもある。



あそこでやめておけばいいものを「じゅん!ってしちゃったの?うん?」と言って、すぐこれはやばいと思ったがもう遅かった。






激高した姉は「じゅん!って言うな!!!」と言うと、俺に飛び掛ってきたわけ。






しまった、この間の繰り返しじゃん。



アホだな俺・・・と思いつつ、顔面を攻められると思いガードを固める俺だった。



姉貴に力任せに押されると俺は椅子から落っこちた。






「や、やめろ!うそうそ!冗談!!ごめん」






もう遅いと分かりつつ謝る俺。






が、何と姉貴は俺の上半身を攻めるのではなく、なんと俺のジャージをずり下ろしにかかってんの?



ジャージだからね、俺が下半身無防備だったこともあってガードがら空き。



一気にずり下ろされた。






で、俺の体に向こう向きに跨ると「男だってなっ!男だって!・・・。ここをこうされたら無意識に大きくなるんだろうが!!」と言って、な・な・・何と俺のチンポを無造作にシコり始めたわけ。



しかも超下手糞。






「いててて!姉ちゃん痛いって!!大きくならねっての、姉ちゃんじゃあるまいし・・・」






(あっいけね!)






どうしてこう余計な事を言っちゃうかな・・・後悔する俺だった。



それにして何ちゅう体勢だよ・・・。



姉貴俺の顔を尻で踏み潰して弟のチンコ弄るって・・有り得ないだろ?



俺の言葉が効いたのか、幾分丁寧な感じでチンコをしごく姉貴。



片手でチンポを上に摘み上げつつ、萎えたチンポを上下に指先でしごいているらしい・・・。



このとき悟った。



姉貴は本当にいわゆる(じゅん)しちゃってたみたいなのである。






弟のチンポを起てない事には姉貴が立場が立たないって事らしい。



ちょっと悪いことをしたなと、その時になって初めて思う俺。



起てて治まるもんなら起ててやりたいところだが、相手が実の姉ではこの行為は逆に萎えシチュでしかない。



チンポを弄られ、藻掻くしかない俺だった。






(どうする?もう一回姉貴の乳揉んで逃げるか?あ~、でもますますトラウマ大きくなってもな・・・)と思いを巡らす俺。






と、その時だ。



急に俺のチンポがさっきまでと違う刺激に包まれたのである。






(ま・・・まさか、この湿った生暖かい感触は・・・。)






「うぅ・・・!」






思わずうめく俺。



恐る恐る顔に乗った姉貴のでっかいケツを退かして確認すると、な・・な、な、何と姉貴が俺のチンポを口に含んでいるではないか!






(あ~ぁ、お、終わった・・・何もかも・・・)






今後は俺がトラウマに悩まされる番になるだろう。



俺は脱力して上を向いたまま動かなくなった。






チャップ・・・チョプ・・チョプチャプ・・・チュパ・・と湿った音が狭苦しい部屋に響く。






あ~、確かにここまでされれば大きくなります、ハイ。



無意識でも気持ち萎えてても血流はチンポに向かいます、ハイ。






で?って言う。






頬を凹ませ、俺のチンポを唇で刺激を与える姉貴。



俺のチンポが隆起してきた事を確認すると体勢を変え、「ほら見ろ」と言わんばかりに口から見え隠れする俺のチンポを俺に見せようとするわけ。



勝ち誇った表情だ。






で、口からチンポをズルリと出すと、舌先でチロチロと先端を掻き回す姉貴。






「うわ!・・・やっべ!!」






思わず苦悶の表情を浮かべる俺だった。






実の姉貴のフェラで射精だけはしたくない!



俺は姉貴の頭を鷲掴みにすると引き剥がそうとした。



が、苦しむ俺を見て姉貴は嬉しそうにまた口内にチンポを咥え込んでいく。



姉貴ぜってーMだな。






苦しむ俺を見て征服意欲に燃えたんだろう。どうせ。






彼氏も居ないのに誰に教わったのか頬を思いっきり凹ませると思いっきりチンポを吸引していく・・・。



で、根元を小刻みに指先でしごかれたら・・ま~これは倫理観とかそんなものとは関係なく、男子の機能として射精に向かうのは止むを得ない。



これはマジほんとうにそうなんだからしょうがない。



あえなく姉貴の口内に射精を開始していく俺だった。



ビュウビュウと放出する俺の精液をご丁寧にも唇でヌラヌラと搾り出していく姉貴。



そしてキュッキュと指先で根元を撫でて、尿道に残った最後の精液まで放出させると誇らしげに手のひらに精液をボタボタと垂らしていく・・・。






「ほらな?言ったろ?」と姉貴。






勝ち誇った表情で見ろ見ろと手の平を差し出す。






俺は無気力な声で「それでいいのか?姉ちゃん」と言った。






「え?」と姉貴。






「姉ちゃんそりゃまずいだろ?」と俺。






「え?・・・あ・・・」と姉貴。






やっと頭から血が下がったのか、事態を把握してきたようだ。






「え?え?え?どどどどうしよ私・・・どうしよ?」と、急に動転してんの馬鹿が。






「どうしようもねぇよ、お前」とぶっきらぼうに言う俺だった。






「うわわわ!今のなし!今のなし!デリート!デリート!初期化!初期化!」と、訳のわからん事を言う姉貴。






どうやら事態が相当分かってきたようだ。






「どうでもいいけど、それ拭けよ」と差し出された手のひらを指して俺が言った。






紛れも無い残酷な現実である。






「うわ~ん!!!!」と泣きながらティッシュで実の弟の精液を拭うと「いや~!!うわ!うわわ~!!!」と大声を出して階段を降りていった。






で、玄関のドアがガチャン!と閉まる音がした。



無気力化した俺は天井を見上げながら、(氏ぬなよ姉ちゃん)と思っていたことだけを今でも覚えている。






後でお袋がその声を聞いてたらしく「どうしたの?あの子」と俺に聞いてきた。






「さぁ?気でも狂ったんじゃね?」と答えておいた。






結局、姉貴は夜11時頃に電話が掛かってきて、友達の所に泊まるからと言ってきた。



お袋はもっと早く電話して来いとか、ご迷惑じゃないの?とか言ってたけど、正直俺としては助かった。



ちょっとすぐに顔を会わせたくなかったしね。






心の中で(お~、そうしろ、そうしろ)と思ってた。






ま~、姉貴も気が短い分だけ切り替えも早い方だからね。



お互いその事には触れないで、風化するのを待つしかないかなと・・・。



























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