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【不倫】プールの時間をサボっていたら[第3話]














それで全然関係ない話なんだけどさ、当時俺は毎週土曜に15km離れた店にチャリンコで買い物に行ってたの。






何かって?



普通俺らのとこってジャンプ月曜発売なのよ。



でも何でか知らないけどその店だけ土曜に売ってんの。コソコソと。



あれ多分いけないんだろうけどね。



それで俺の中学で噂になっちゃってさ、野郎ばかりチャリでこぞってそこに買いに行ってた。



ま~、今考えるとかなり遠くまで行ってたんだな~と思うんだけど、坂上ったり下ったり、高速の下のくぐって延々と炎天下の中、たかが少年誌1冊の為に買いに行ってた訳、馬鹿みたく。







先生の住むマンションが、その行く行程近辺にあるって事を知ったのは全くの偶然だった。



近くに住んでる奴が「◯◯先生あそこのマンションに住んでんだぜ」って言ってるのを、俺はそばで耳を立てて聞いてしまったのである。






(うっそ~ん!そんなん何でもっと早く言ってくれないの?)






つっても何ができるっつぅ訳でもないんだけどさ。






ちょうど先生と関係するようになった矢先に聞いた話だったから、中学生なりに仄かに萌えるもんがあったんだよね。



あ~、ストーカーとでも何とでも言ってくれよ。



俺はきっちり先生のマンション確認したさ。



しかも先生のマンションきっと旦那も安月給なんだろうな。



公営住宅っつぅの?セキュリティーとかも全然無くって、1階に各部屋のポストが有るから俺は先生が何号室に住んでんのかもチェックしちまった。



いや、中は見ねぇよマジ。



そこはやっていい事と悪い事の分別はついてるつもりだったから。



まぁポストに鍵かかってたつぅのもあるけどねw






俺は毎週土曜日になると少しだけ横道に逸れて、先生のマンションを外から確認してたわけ。






あ~洗濯物干してある・・・とか。



まぁあの・・・下着とかもね干してあった。



ゴメン萌えた。






しかし別に双眼鏡でのぞいたわけじゃねぇしさ、そんぐらいは有りだろう?有りだよな?キモイとか言うなよ。



で、先生が通らないかなぁとかドキドキしたりして・・・。



ま、いっぺんも逢わなかったけどね。






どんぐらい続けてたかなぁ・・・って、多分1ヶ月ぐらい?ごめん忘れちゃった。



で、何かそん年の夏って凄い夕立っていうのか、突発的に物凄い雨が何回か降った事があった。



それで、まぁだからってどうって話でもないんだが、俺はいつものごとく土曜にいそいそとジャンプ買いに遠出しようと思ったわけ。



が、前方に凄い暗雲が立ち込めてるわけよ・・・。






(こりゃ降るかな・・・。いや、全力で行けば間に合うか?)






・・・俺の中で葛藤した。






しかし真夏だしね。



ちょっとやそこら降られたからって凍えるわけでもなし、俺は若さも手伝って強行する事にしたわけ。






(あ~今日はせんせの所には寄れねぇな・・)とか思いつつ。






ガー!と、ものすっごい勢いでチャリを走らせた。



今にして思うと何でジャンプごときでんなエネルギー使ったんだろう?とか思うんだけど、あれって一種の中毒なのかな?



続きを誰よりも早く一刻も早く読まないと気が狂うというか、一週間をまともに暮らせないような錯覚に陥ってたんだよね。



ほんとアホみたい。






で、ぐんぐん坂を上り、下って高速の下を通って店に着いた・・。






(あったあった、よぉし、クリアしたぞ)






俺はハァハァと息を荒げながら店に入り店頭にあるジャンプを買うと表に出た・・。



すると、ん?・・ん?・・・ポツポツと顔を叩くヒンヤリとした冷たい感触。






(やばい!雨だ)






俺はチャリに飛び乗ると一気に今来た道を走りだした。



上見るとさ、映画のCGじゃねぇか?っつぅぐらいの真っ黒い雨雲が立ち込めてんのよ。



で、ピカピカピカ綺麗な稲光が何本を光ってんのよ、全面に。






ボタボタすげぇ大粒の雨がアスファルトにビシャビシャ叩きつけると、埃っぽかったアスファルトが特有のツンと饐えたような匂いがして、やばいこれはもうアウトだ・・・。



俺はもう天然シャワーを浴びる覚悟を既に決めた。



が、シャワーは甘んじて受けるが、怖かったのは雷だった。



いや、普通の雷ってさ、光ってから若干音が鳴るまでタイムラグがあるじゃん?あるよ今度確認してみ。



それがねぇの。



ピカ!ガーン!っつって、そりゃもう怖ぇ怖ぇ。



今は笑い話にしてるけど、俺・・・★ぬんだ・・・とか、思った記憶あるし。



けど、それだけじゃ済まなかったんだよね、結局。






確かその時の暴風雨っつぅの?



ニュースとかでも結構騒がれてたと思うんだけど、今まで何十年も決壊した事がない川とか決壊しちゃってさ、床上浸水とかしちゃったやつ。覚えてねぇ?



で、マンホールのフタとかポコポコ浮き上がっちゃてるし、高速の下とかもぅベルトの辺りまで水きてんの。



突破したけどね。



既に5キロぐらい走ってるとこでもう立ち往生っていうか、とりあえず雨脚が弱まるまで待たないと下手すると溺れ★ぬんじゃねぇか?って状態だったもんだから、俺はちょっと小高いとこにあるクリーニング屋の屋根の下で雨宿りすることにしたわけ。



が、普通はその類の突発的な豪雨って30分とかそんぐらいで止むだろ?



止まねぇんだよこれが。



2時間ぐらい待っても止まないから俺、怖くなっちゃってさ。



もう何が何でも家に帰りたくなっちゃったわけ。



やっぱ中学生なんだな。






俺は止まない豪雨の中を飛び出した・・・が、やばい・・・もう駄目。



川が完全に決壊してんだもん濁流になっちゃって一歩も前に進めない。



立ち尽くす俺だった。






が、ふとテンパった俺の脳裏にとある人の顔が浮かんだのである。






そう、先生だった。



先生のマンションまでもそこからまだかなりある状態だったが、迂回していけば何とか行けるような気がしたのだ。



俺はヨレヨレと先生のマンションに向かって迂回を始めた。



結局、先生のマンションに着いたのどんぐらいだったのかな・・。



普通だと5分チャリで行けば着くとこだったけど、1時間ぐらい掛かったかもしれん。






でも、ようやっと着いたは良いけど、もう既に普通の家庭じゃ夕餉の支度でもしてる時間だ。



俺は先生のマンションのドアを叩くかどうかメチャクチャ迷った。



とりあえずこのマンションの下でやりすごすって手もある。






雨全然やまねーけど・・・。






もし偶然先生に見つけてもらったらラッキーとか思ってたんだけどさ、人間どういうわけか暗くなると弱気になるんだよな。



凄く悲しい気持ちになってきちゃって、結局意を決して先生のマンションの部屋の前まで行ったわけ。



照明点いてるのが玄関のドアの上の小窓から分かる。






が、あ~もう!ピンポン鳴らすのメチャクチャ緊張する!



心は行こうとするんだけど指は硬直して全く動かないわけ。



で、そうしてるうちに他の部屋の人が出入りしたりしてさ、怪しまれそうだから今出てきた風にして一回外に出ちゃった。






(あ~!俺何やってんだ?)と思ったね。






で、俺も馬鹿なんだけど、いかにも哀愁を漂わす為に故意に表出て濡れ直しちゃったりなんかして・・・。



しかも泥つけちゃったりなんかして・・・w



今思うとほんと馬鹿。






(よし、これぐらいなら先生の所に逃げ込んでも大義名分あるよな?)とか思いつつ、再び先生の住む部屋の前まで来た。






そうこうしてるうちに雨足が弱まっても困る。



いや・・・、今思うと弱まってもらった方が良かったんだが。



行くと決意したら行かなきゃならないような気になっちゃってたんだよな。



で、俺はとうとう押しちゃったよ、ピンポーン!とね。



い~や~!






スピーカーの所から返事が来る瞬間が超緊張したって。






「はい、どちら様ですか?」って野太い声。






あ、旦那だなと直感した。






(どうしよう?おっかねぇ人だったら。ピンポンダッシュで逃げるか?)とか、この期に及んで腰が引ける俺だった。






しかし「◯◯学校の◯◯ですけど、◯◯先生居ますか?」と、辛うじて答える俺だった。






いや、もう口んなかカラカラ。



ガチャとドアが開くと先生が姿を現した。



ジーンズにTシャツだった。



で、エプロン。確か・・。



美人はラフな格好でも似合うからいいね・・。



んな事はどうでもいい。






「ど、どうしたの!そんな格好で!!」と、俺の方がびっくりするような大声で先生が言った。






俺はシドロモドロに「ジャンプ買いに行こうと思ったら降られちゃって・・・ちょっと帰れそうにないから・・」とあらかじめ用意していた言い訳にも関わらず、なかなか呂律が回らない俺だった。






「今凄い雨でしょ?ニュースでもやってるわよ」って言って、先生は何も咎めず俺を中に入れてくれた。






(あ~、やっぱり先生は良い先生だ・・・俺が愛しただけの事はある。)






そう思った。






とりあえず洗面所で着替えるように促される俺。



3歳ぐらいのガキンチョが好奇心旺盛そうな目で「この人誰?」と先生に聞いている。






「お母さんの学校の生徒さんよ、コンニチハは?」と先生。






俺は「ドモ・・・」と子供に会釈すると、子供は恥ずかしいのか先生の後ろに隠れてしまった。






とりあえず旦那のものとおぼしきジャージに着替えさせられると居間に通される・・。






(旦那だ・・・。)






どうやら晩酌をしているようだった。






先生よりちょっと年上なんじゃねぇかな?



恰幅良くて、割と人懐こそうな人だったよ。



ちょっとキツめの先生には丁度いいかも、とか思った記憶がある。






「いやいや、大変だったねぇ、今ニュースでやってるよ。ここ◯◯公園だろ?」とか言って、あたかも前から知ってるかのように俺に話し掛ける旦那だった。






このへんが貫禄だな。



人見知りな俺にはできん。






「とりあえずお家に電話したら?」と先生。






そうだった、きっと心配してることだろう。



俺の親の方針はマンガは馬鹿になるから禁止なのだが、姉貴のチクリで俺が毎週土曜にはるばる遠くにジャンプを買いに行ってる事を知ってるのだ。



とりあえずジャンプだけはOKって事で。






とりもなおさず家に電話を入れると、お袋が先生に代われと言い、話し好きのお袋と長電話に・・・。






(あ~、何だか超居心地悪いな俺・・・。)






やっぱ好きな先生の家とはいえ、他人の家だと急に帰りたくなる俺だった。



小降りになってればと思いつつ、俺は席を立つと窓側に行ってみる。



先ほどまでの狂ったような降りではなく、かなり情勢は落ち着きつつあるようだ。






しかし、もう夜。



この豪雨で外の状況がどうなってるのかは予断を許さない。






「まだちょっと難しいんじゃないかな・・・」






俺の意図を察したのか、旦那が俺の隣に立ち外の様子を窺っている。






「はい」と小さく頷く俺・・。






と、先生もようやくお袋との電話が終わったようだ。






「今日は泊まって行った方が良いんじゃないかな」と先生。






いや・・・しかし・・・。



まだ寝る時間には相当早く、この気まずい状況下で寝る時間までもたすのは、例え危険を冒しても帰る選択肢の方が魅力的に思える俺だった。



だって言っちゃ悪いが、とにかく狭いんだもん。



まぁ、俺の家も相当狭いけどね。



身内だからもってるわけで、先生夫婦、子供と一緒に過ごすには思春期真っ盛りの気難しい年頃の俺にあっては相当居心地悪かったわけ。






「い、いや・・もう大丈夫なんじゃないかな。俺ちょっと下行って見てくる」と思わず言ってしまった。






「駄目よ!まだ降ってるじゃない。怪我でもしたら帰した私の立場ないじゃない」と先生。






「うん、無理しない方がいいよ」と旦那も同調した。






「う・・・うん、でも一応外見てくるよ」






俺はそう言いながら玄関の方へ向かった。






もし行けそうならこのまま強行突破しちゃえって気だった。



しっかし先生も勘が鋭い、俺の後ろにしっかりついて来てんの。



疑い深そうな目をして。






(あ~これを振り切るのはちょっと難しいかな・・)と思ったが、状況はそんな甘っちょろいもんではなかったのである。






俺と先生は下まで降りるとやはり気になってる人が何人かいたらしく、ザワザワと何やら話してる訳。



先生は知ってる人を見つけると「何だか凄かったですねぇ」と、ご近所さんに話し掛けてるようだ。






「◯◯川が氾濫してるらしいよ」とご近所さん。






あ、◯◯川っつっても小さな川ね。



用水路のちょっと大きい版みたいな。



だから俺は大したことないやと思ってたんだけど、ちょっと興味半分で「先生見に行ってみようよ」と俺は先生を誘ったわけ。






何だかこういうのってワクワクするじゃん?台風とかさ。



大人になると全然ワクワクしないけど。



先生は仕方ないわねと言う表情で同行することに。






川はすぐそば、たぶん50m前後ってとこだろう。



俺はいつもその川近辺の道路を利用してるからすぐ分かる。



が、10mも歩いたところで俺は驚愕した。






(嘘だろ?)






もうすぐ前は濁った水が暗闇の中を不気味な流れとなって溢れてんの。



凄ぇ・・・映画みたいじゃん。



俺はちょっとたじろいだね。






「こ、これは・・・」って、先生も絶句してるし。






後で知ったがやはり開発で地面を全てアスファルトで固められてしまったために、雨が地面に浸透せず、全部川に流れて決壊したらしい。



いやはや俺は生まれて十数年経つわけだが、この川が氾濫したって記憶はないよ。



台風とかでも無かったし。






「今日は留まりなさい」






先生が冷静な命令口調で言った。






「はい」






従順に従う俺だった。






部屋に戻ると一部始終を先生が旦那に話している。






「どれどれ、俺も見てこようかな」と旦那。






結構愛嬌がある人だと思ったw






「やめなさいよ」と先生は窘めるが、聞かずに出て行ってしまわれた・・・。






「ご飯まだでしょう」と言いながら、先生はテーブルに俺の夕飯を支度してくれている。






あ~、ジーンズ姿もいいな。



足腰の女らしさっていうの?曲線が絶妙に美しい。



その厭らしい視線を察したのか、ガキが用心深そうな目で俺を見ている。



ヤバ・・・俺は誤魔化すようにガキに笑いかけた。



先生のとこに逃げるガキ。






(チ・・可愛くないガキだ。)と思った。






まぁ、そんな事はどうでもいいのだが、しかし就寝まで時間が長かったこと。



話を途絶えさせちゃいけないと思ってるんだろうけど、先生も旦那も一生懸命話掛けてくれるのは良いんだけどさ、とにかく疲れたよ。






「何で私のとこ分かったの?」とかドキっとする事聞かれるしさ。






ま、正直に答えたけどね。



ジャンプ帰る道で友達からここに住んでるって聞いたって。






そしたら「そうなんだ、良かったね聞いてて」とか先生言ってた。






で、とにかく寝ようってことになったのが11時前後?



間がもたないってのもあったんだろうけど、大人が寝るにはいかにも早い時間だった。



しかし起きてるよりは俺的にはずいぶん楽だ。



何より話さなくて済む。






それがまた驚いたんだけどさ、結局そのマンション二部屋なんだけどね、居間は多分8畳でもう一つの部屋が6畳?・・・いや、もしかしたら四畳半かもしれん。



一応、PC部屋になってんだろうけど、クリアケースとか山積みになっていて、こりゃ大地震になったらえらいことになるなって状況なわけ。



しかし強引に一人寝ようと思えば椅子とかキッチンに退かせば何とか一人寝られるスペースが設けられる。






さて、質問です。



この部屋で寝るのは誰っつぅ話・・。






「じゃ俺ここで寝るわ」と旦那。






ちょ、ちょっと待って。



するってぇと俺が、先生と俺と子供の3人で川の字で寝るんですかぃ?



いや、そりゃまずいでしょ?まずいと思うよな?






だから俺は「いや、俺がここで寝ますから」って言ったよ。当然ね。






先生も困った顔をしている。






「ごめんね、うち狭くて」だと。






そんなこと言われたら余計立場ないじゃん俺・・・。



再び無性に帰りたくなる俺だった。






「いや、客をここに寝かすわけにはいかんよ。君の先生なんだし別にいいだろ?悪いけど一緒に寝てよ」と旦那。






「いや、俺は客じゃなくて生徒だから、ここでいいっす」と俺もここは絶対に引けない。






引けないと言ったら引けないのだ。






で、粘った末の結論は4人で居間で寝るってことだった。



ま、それなら諦めもつくしね。



とりあえず布団引いて奥から旦那、子供、先生、俺っつぅ順。



先生の隣っつぅのもどうかと思ったよ。



一応、女なんだしさ。



旦那も見知らぬ男が隣だと俺が気を使うと思って気を利かしたのかもしれんが・・・。



思春期の俺にはちょっと逆効果・・・絶対眠れない予感があった。






とりあえず踏んだらいけないって事で、小さなオレンジの補助照明だけつけて寝る事に・・・。






(あ~・・・超眠れねぇ・・・。)






案の定・・・。



こういう時ってさ、時計のカチ、カチ、カチ・・・つぅ音とか、冷蔵庫のブィーンとか音とか気にならない?俺はすごい気になった。



何度も何度も寝返りをうつ俺・・・。



しかし、どうやら旦那も先生も寝付けないようだ。



だって寝息が立ってないんだもん、すぐ分かる。



やはり寝返りうったり、鼻すすったりしてんの。






(申し訳ない・・・。俺ごときの為に気を遣わしてしまって・・・。)






今にしてみりゃ泳いででも帰っておくんだった。



後悔する俺だった。






仕方がない、拙者が眠ったフリをしてしんぜよう・・。






俺はスースーと、いかにも寝てますよ~って感じに寝息を立てたわけ。



あぁ、俺って寝息たて名人になれるんじゃね?ってぐらいに上手かったよ。



自分で聞き惚れちゃったもん。






ほらほら・・・旦那がいびき立て始めた。



少しホッとする俺。






太ってる人って何でいびきかくのかな?



やっぱ喉に肉が詰まってるから?






何だかイビキが変だった。






「ガコッ!ガコッ!ンガッカッカ!」とか言ってんの。






先生よくこんなの毎日隣にして寝れんな・・・とか思った記憶がある。






どうやら先生もスースー寝息を立て始めた。



全くもぅ世話が焼けるんだから、みんな俺の寝息様さまだな・・・と、自画自賛する俺。






しかし、しかしだ・・・。



当の俺様はどうやって寝たらいい?



カチカチうるさい時計を見やると、まだたったの12時ちょい過ぎ・・。



嘘だろ?と思ったよ、俺的には2時・・。



いや、少なく見積もっても1時は完全に回ってると思ってたのにっ!



誰か助けてくれ!この時間地獄から俺を救ってくれ!と本気で思った。






先生の方を一瞥する俺・・・。



俺の方に背を向け、枕を抱っこするみたいな感じで寝てんの・・。



可愛いな・・・とか思った。



で、丸まって寝てるからさ、背中が出てんのよ、少し・・・腰の辺りとか。



それが補助照明のオレンジの薄明かりに照らされて妙な厭らしさを醸し出してんの・・・。



思わず勃起してしまう俺だった。






(そういや夜のオナニーまだしてなかったや・・・。)






この状況下でとんでもない事を思う、天性のオナニストな俺・・・。






(いや・・・駄目だ駄目だ、恩を仇で返すようなことはしては駄目だ・・・)






いくら俺でも若干の良心は持ち合わせてるつもりである・・・。



が、しかし・・・先生の背中の肉がモソモソ少し動くたびにムチムチっ震えるの・・・。






(あぁオナリてぇ・・・オナリてぇ・・超オナリてぇよ俺・・・。)






駄目?絶対駄目?



オナっちゃ・・・。



あ~、でもでも神様!ごめん!俺無理っす、オナリます。



だってもう我慢できないもん。



ほら、ピュッピュッて手早く出しちゃえばスッキリ眠れるし、一石二鳥じゃん?



自分で自分に言い訳をする俺だった。






あ~、そうだ・・。



て・・ティッシュはと・・・。






薄明かりの中、辺りを俺は探した。



あったあった、旦那の頭上のカラーボックスの上に発見!



が、俺が取りに行ったら起きてしまうだろうか?



ちょっと心配になった・・・。



このボロマンション歩くとちょっとミシミシ言うし・・・。



悩んだ末、ティッシュは無しって事で。






手の中に出して洗面所で洗えば良いやと思った。






さて・・・と、俺はこの異様な状況の中、妙な興奮を覚えチンポがもうギンギンに漲っている。



手を添えるとドックンドックンと熱く脈打ってるのが自分でもよく分かる。



人間の性欲っていうものは『禁断』という言葉に弱いらしい。






肌が露わになった先生の腰元を覗き込みながら、コスコスとチンポを擦りあげていく俺・・・。






(うぅ~!超気持ちいいっす!)






俺は先生に体を近づけながら上方からパジャマの中を覗き込む。



ギリギリ先生のお尻の凹みが見える。



あぁ軟らかそうだなぁ・・・触りたいなぁと思う俺。



もち触らないけどね。






しかし、しかしだ。



俺の手はいつしかおもむろに先生のパジャマの下を軽く摘み引っ張っている・・・。



ちょっと、ほんとマジちょっとだけだから・・・。






引っ張ると先生のミッチリとした大きなお尻がオレンジ色にぼんやりと見える。






(ひぃ~!もうエロ小僧とでも何とでも呼んでくれ。)






そんな気持ちだった。






その大きな尻に向かってコスコスコスと、バレないよう大きな体を小さくしてしごき続ける俺。






(あ~、このオレンジのライト超妖しい・・・。)






性的快感が盛り上がると反比例して倫理観が欠落していくのが分かる。



どんどん先生のパジャマの下をズリ下げていく俺。



もうお尻のパックリとした割れ目が完全に露わになっている・・・。



俺は自らのチンポを突き出しその薄明かりで漆黒の影になっている尻の割れ目に近づけた。






すると悪魔が囁きかけんのよ。






「ぶっかけろ」って。






先生のこの尻の割れ目に向かって「ぶっかけちまえ!」って言うの。






「したら凄ぇ気持ちイイぞ~」っつうの。






あ~もぅ!んな事言われなくても分かってらぃ!



しかし、俺は辛うじて良心を取り戻し、射精の予兆が始まると先端に手を当て精液を受けとめようとしたわけ。






が、その時だ俺の熱い吐息を感じたからなのか、先生がいきなりクルっと振り向いた!



やば!あんまり早いんでチンポしまうの間に合わなかった!



それと射精寸前でとっさの判断が遅れたのもあるだろう・・・。



んな事はどうでもいい。






「な!ななな・・・何してるのあなた!」と、ヒソヒソ声だが怒り口調で先生が言った。






無理もない・・・。






(あ~、どうしよ・・・。)






俺は恥ずかしいやら申し訳ないやらで、なかなか次の言葉が出てこねぇの。



っていうかあまりにもみっともなくも情けないこの状況下で、俺は何でか分からんが泣きそうになってしまった。



ちょっと無いよ、こんなにみっともない状況って。



これだったらまだ学校でクソ漏らした方がまだいいって思った。



親切にされてこれじゃあんまりだ・・・。






(悪魔のバカ!氏ね!)






言ってもしょうがないのを分かりつつ、誰かのせいにしてこのあまりにも非現実的な状況から現実逃避を図ろうとする俺だった。



で、辛うじて出た一言が・・・。






「れ・・練習?」






今思い出すとハァ?みたいな答え。



バカじゃね?っつぅ・・・。






「れ・・・練習って、あなた・・・ソレ・・・」






先生も俺のまりの掟破りな行為に二の句が継げないご様子。






クゥ~!重ね重ね面目ないっす。



今思い出しても恐ろしい・・・。






唯一の救いが先生の声にも旦那とガキが起きなかった事ぐらい?



不幸中の幸いっつぅのか、先生の声より旦那のイビキが勝ったのがよかった。



いや、ちっともよくないけど。






「だ・・・だって、保険の授業で、先生が精子は睾丸で造られて二週間(?)ぐらいで★ぬって言うから・・・」と俺。






苦しいよぉ、この状況苦しすぎ。



もうムリムリ言い訳なんかしようが無ぇもん。



だから俺って何言おうとしてんの?自分でもわけ分からない。






「ハァ?」と先生。






キョトンとしている・・・。



俺冷や汗タラタラ・・・。



チンポコシオシオ・・・。






(あ~夢だろ?これ悪夢だろ?もう覚めていいよ覚めろ!っていうか覚めてください!お願い!)






フリチンで神に懇願する俺だった。






「つ、造られて二週間で★ぬって事は・・・その前に自分で出さないと大変な事になるんでしょ?」と俺。






わかんねぇよ・・・。



今思い出してもぜんっぜんわかんね。






「へぇ?」と先生。






すっとんきょうな返事しかできない。






「だから!俺自分でまだ出せないじゃん?このままだと俺の金玉腐った精液でいっぱいになっちゃうよ・・・」






やべ俺涙ぐんでる?



薄明かりだから先生には分からないだろうけど、俺の目尻に熱い物を感じる俺だった。






(バカ!泣いたってよけいみっともないだけだろ?)






努めて平常心を取り戻そうとする健気な俺。






あ~、ダメダダメダ・・・。



本当に泣けてきた、グスッとか言ってるし、ヤメテくれぇ止めてくれぇ・・。






辛うじて嗚咽を堪えようとする俺だったが、先生さすがに俺が泣いてるのに気付いたらしい。






「ぷっ、バカ。腐らないわよ、そんな事で泣いてるの?」だと。






先生どうやら俺のクソバカ詭弁を真に受けてくれたらしい。



そういうとこが鈍いんだよな。






(よ・・・よ~しここは何とか詭弁を通して・・・)






意外な事態打開の糸口を見出し、折れかけた心を建てなおそうとする俺だった。






「嘘だ、先生みんな出してるって言ったじゃん。あと少しで自分で出せそうだったのに・・・」






いかにも深刻な表情をして同情を引こうとする姑息な俺。



とにかくもう逃げたい一心だったよ。






「言ったけど・・・それは腐るからじゃなくて、単に気持ちイイから出してるだけよ」と、ごもっともな正論をおっしゃった。






そう言いつつ、また旦那を確認する先生。



確認せずとも凄まじいイビキで分かるだろうに・・・。






「じゃ、溜まった精子はどうなるんだよ?」とふて腐れたフリをして聞く俺。






今にして思うと本当にどうなってんだろうな?とか思う。



そんときは必★で思わなかったけど。



しかしこの素朴な疑問にもどうやら先生も言葉を窮する質問だったらしい。






「そ・・・それは・・・と、とにかくっ腐らないから・・」と言って先生は誤魔化した。






俺はそこを見のがさなかった。






「やっぱり腐るんだ」と俺は言った。






「腐らないってば」と先生。






ちょっと事態に余裕が出てきたのか、先生のパジャマからのぞく胸元が気になる。



大して開いてないのにちゃんと谷間が見えるのが立派だ・・・。



いやいやまだ油断しちゃダメだ!



ちゃんと事態を終着させねば。






「じゃ溜まった精子どうなるんだよ?絶対腐るんだ先生知ってるんだほんとは・・・」と俺。






「腐らないわよっ今度調べておくから心配しなくて大丈夫だってば」と、しっかり真に受け続ける先生だった。






「あ~あ・・・もう少しで初めて出せたのに・・・」と、いかにも残念そうに言う俺。






「何でお家だと出せないのに、ここだと出せそうなのよ」と、先生は旦那に声が聞き取られたくないのか、俺の方にモソモソと顔近づけて小声でしゃべりかけんの。






先生の生温い息が俺の顔にかかるとシオシオになりかけた俺のチンポに再び血流が注入されていく・・・。






俺は先生の質問には答えず「出せたらもぅ先生にしてもらわなくても良かったのに」と、自分のオナニーの正当性を図々しく説く俺だった。






ほんと図々しいヤツだな。



今思うと。






「ホントニデソウダッタ?」と、更に顔を近づけて超小声で先生が俺に言った。






「うん」と頷く俺。






何だか今度は先生の方が興味深そうだ。



何か言ったか?俺。






「ダセタラ、モゥ、シナクテイイノヨネ?」と先生、超ヒソヒソ声。






そりゃ出たらね。でも出せないって事にしないとまずいからね、悪いけど出せないよ。



と、密かに思う俺だった。






「ジャ、シテイイワヨ」と突拍子もない事を言う先生。






ワケが分からず「ハァ?」と、どうも相手が小声だと伝染するみたいで俺まで小声で聞き返す。






「オトタテナイデシテネ」だと。






で、どういう事なのか分かんないけど、自分は布団かけて寝ようとしてるの。



ほんとワケわかんね。






「ソンナンジャ、ダセルワケナイデショ、ナニシテンノ?センセ」と、寝ようとする先生に俺は言った。






ま、もう良いんだけどさ。



こんなんで出せる事にされちゃタマったもんじゃない。



どうも先生この家でコケばどんな状況下でも出せそうだと俺が言ったと解釈したらしい。



ちょっとズレてるな、やっぱ。






「ナンデ?」と先生は言って不満そうな顔で俺を見てる・・・オイオイ。






「センセのはみ出した背中みてたからデソウだったんだよ、闇の中でしたって出るわけないだろ?」と俺。






まぁここはこれでお開きって事で俺も寝ようとした。






すると、「背中で良いの?ハイ。これまでの事考えたら楽なもんだわ・・・」と言って先生、背中だけパジャマ持ち上げてプイとあっち向いちゃった。






オイオイまさか本気で抜かせる気っすか?そんなご無体な・・・。



もう良いじゃん、正直俺も過度の心労で即寝できそうだったし。






「もっと下降ろしてくれないと無理・・・」って言うか、ほんともういいって。






とにかく無理言ってここはやり過ごそうと俺は思った。






すると先生スルルと降ろして、中途半端にケツ出してんの・・・。



ウェストのゴムにムッチリとケツの肉が乗っている・・・。






ウゥ・・・。



オナニー小僧の虫が急に騒ぎ出した・・・。






しかし、ここで抜いてしまったらもう先生との保健室の行為はチャラになってしまう。



それにプールにはどのみち行けないのだ、立っちゃうから。






(うぅ・・・デモデモ・・・手がぁ・・手が・・・。)






俺のチンポによる強烈な引力で引きつけられていく。






(抜いちゃダメだ・・。抜いたらお終いだ・・・。)






もがく俺だった。






すると“どうしたの?”という風にクィクイって腰振ってんの。






(鬼だ!鬼!もぅダメ辛抱たまらん!)






俺は半ば自暴自棄になり、チンポをシコり始めたわけ。



ハァフゥ荒い息をしながら顔を近づけ、先生のパジャマの匂いを犬のようにクンクン嗅いでた。






俺はそのゴムに乗かった尻肉をムッチリと掴んだ。






俺は先生に拒絶されないように「あ~デソウ・・・キモチイイ」と言って、いかにも射精に向かってるように誤魔化した。



おかげで先生、ピクリとしただけで大人しい。






「ぅぅ~出るよぉ・・・デルデル」






そぅ言いながら実は必★空シゴキをする俺。



俺は先生の縦の割れ目に沿って、そ~っと指を這わせていく・・。






「アッアッ」腰を逃がす先生。






しかしサカリきった俺は逃がさないで、先生の腰をたぐり寄せていった。






「フゥ・・・もっもぅ出るから」とか言って。






そして先生のスゥーと指を差し込み、先生のマンコを撫でたわけ。






「バ・・・駄目・・・コラ」






当然怒る先生だった。



クイクイと腰を動かす仕草が思いっきり逆効果だ。






「さ、触るだけだから・・・もう少しだから」と言って、構わず手を進める俺。






「ね?触るだけ・・・これで出したら・・もぅ終わりだから」






先生もこの状況下では大声出させないのか、「ン!ング!」とか、くぐもった声を出してる。






ここで逃がしたら駄目だ。



そう思った俺はグイと片手で先生の腰を固定すると、中指でキュッキュと先生の割れ目をなぞる。



で、急所のクリを人差し指でシャシャシャと猛烈な勢いでシコる俺。






「さ、触るだけって・・・アグ!・・・グググ!・・・アガガ!」






先生、枕をきつく抱きしめながら超苦しそう。






チャプチャプチョプ・・・。






薄明かりの静けさの中、先生の粘液が俺の指に絡む音が響き始めた。



それを打ち消す旦那ののんきな高いびき。



俺はシコるのもおろそかしに、先生の弱点を突くのに必★だった。






先生、俺の手を股で挟んでギューっと締め付けんの。



ちょっと痛いぐらい。



しかしそこは堪えて俺は辛うじてクリを確保した。



確保しつつ剥きにかかる俺。



指で確認しつつ、若干皮の被ったクリを指で剥がしていく・・・。



そして奥のつぼみを摘んでクニクニと揉んだわけ。






「ヒィ!」小さな悲鳴が狭い部屋に響く。






先生の肉穴に俺の中指を潜り込ませていった・・・。



ヌメヌメと俺の指の形に押し開かれていく先生の肉穴。



ハァ・・・女のここはつくづく男にとっての天国だと思うわ。



男を迎えるにちょうどいい温かさっつぅの?



中指でピストン運動を繰り返す“ジュポジュポポ・・”と粘液の絡む音。



俺は我慢出来ず、体をピッタリと先生に張り付けていった・・・。






そして中指を退かし、それに代わって俺のチンポを潜り込ませようと目論む俺だった。






しかしながらさすがに旦那子供が隣で寝てるのにも関わらず、俺が挿入しようという意図を先生が察すれば間違いなく拒否されるに違いない・・・。



ていうかブチのめされる可能性大だ。






俺は「アッアッデッデル・・モウデルカラ・・・」と、小声で言って、すぐにでも射精に至るような声をあげたわけ。






そうしつつ、先生のマンコの位置を探る俺だった。






(う~ん・・・暗くてよく見えない。)






マジ焦る俺。



だって挿入は一発勝負なのだ。



俺が指を抜いた瞬間、俺のチンポにすり替えなければチャンスを逸する事は間違いないだろう。



とりあえず気配を感じさせないように俺は先生の体から上体を離す・・・。



離しつつ、チンポを先生の尻の谷間に近づけていく俺。



う~ん、谷間に入ると影で俺のチンポの先端がどの辺りに位置してるのか確認できないの。



オレンジの補助照明はギリギリ俺の腹筋の辺りまでは届いてるんだけど、先生の股間の辺りは真っ暗闇。






俺のチンポがどうなってて、先生のマンコがどうなってるのかも全然分からない訳。






一発勝負に超ドキドキする俺だった。



中指に加え、薬指も導入し、先生のマンコをキュポキュポと摩る俺。



太さ的にも二本入れておいた方が違和感ないかな?とか姑息な事を考える俺だった。






「だ、駄目だってば・・・も、もぅ・・・」






先生ハァハァと熱い吐息を洩らしながら俺の手を掴んで離そうとする。



しかし俺は頑なに拒否し、おろそかになりがちなクリを再びシコシコシコ・・・と刺激した。






「ダ!・・あ!・・アゥ!・・・や!ヤヤメ・・・アググゥ・・」






先生、また枕を抱っこして苦しそうに身を震わせている。



豊かな尻肉がモジモジと苦しそうだ。



そうそう時間をかけられないようだ。



どの道この暗がりの中じゃ正確性を求めてもしょうがない。



俺は一層身を反らせ、先生の股の間に俺のチンポを潜り込ませていく・・・。



丁度ビリヤードのキューを持つ要領だ。



マンコを撫でる指で先生の肉穴の入り口を左右にギュっと開き、侵入路を確保する俺。



ニッチョリと先生の粘液が指先に絡み付く・・・。






(は、入るかな・・。)






体勢が超微妙だ。



こんな中途半端な姿勢で入れた事ないもん。



無性にドキドキと緊張する俺だった。



旦那のいびきがグォーグォー!と暗がりの中を鳴り響く。






(い、行くか?もし暴れられたらどうする?悲鳴をあげたり泣かれたら?・・・)などと、この期に及んで急に弱気の虫が騒ぎ出す俺だった。






ハァハァ・・・と俺も過度の緊張で息が荒くなってきた。



と、その時だ。






「ま、まだ?もういい加減に・・・」と先生が言いかけた瞬間「ハァ?あ?え?・・・イヤ・・アッあ~!」と先生が素っ頓狂な悲鳴を上げた。






まさか俺がそんな掟破りな事をするとは思わなかったのだろう、無理も無い。



そう、先生の声で俺の萎えかけた心に勇気が湧き、チンポを挿入させてしまったのである。






俺は腰を鷲掴みにし、ぐっと先生の尻を手繰り寄せる。



そして先生を枕ごと背後からキツく抱きかかえ、先生の上に馬乗りになった。



声を出されないように枕にギュ~っと先生を押し付ける。



洗ったばかりの乱れた髪からシャンプーの香りがした。






「コラ!入れちゃダメだってば・・・ア!ッアグ!・・・アゥゥゥ・・・ダメ・・イヤ・・アン・・・」






枕に押し付けられ、苦しそうな先生の声が微かに聞こえる。



旦那はやはりグォ~グォ~!と咆哮のようないびきをかき続け爆睡中だ。






しかし気になるのはガキの方だ。



俺は隣のガキが起きないか、気が気じゃなかった。



真っ暗でよくわからないけど動かないって事は寝てんだろうなと思った。



その時は。






しかし、どっちかが起きたらただ事では済まされない。



俺はもし不測の事態で誰かが起きたときに備え、とりあえず自分のタオルケットを先生に重なる俺の背中にかけ、カムフラージュしたのだ。



で、俺はそのまま腰を掻き回し、ミッチミチにチンポを奥までハメ込んだわけ。






「モゥ・・・ダメダッテバ・・・ア!アッ・・・ハァ・・・ゥゥ・・」






先生の声が漏れる。






先生のマンコに自分のチンポの形を覚え込ませようと奥に当たってるのにも関わらず、更に突き進もうする俺。



中学生なので加減を知らない。






(あぁ、パジャマ姿の先生を抱く俺って・・・。)






この中学生離れした有様に身震いしたのを覚えてる。



パジャマの襟首あたりにかかる先生の乱れた黒髪がやけに厭らしい。



子供がイヤイヤするように左右に首を振る姿もやけに艶めかしいのだ。






「ォ、オネガィ・・・ヌ・・・ヌイテ・・・オネ・・ハァハァ・・・」






それでも先生は健気に圧し掛かる俺を退けようと体をもたげようとする。



しかしながら性獣と化した俺が容赦するわけもなく、先生の前に手を回し股の間に手を突っ込んだ。



そう、性懲りもなく俺は先生のクリを再び弄ろうしたわけ。



困った時のクリ頼みだ。






先生の柔らかな下腹部を指で探ると間もなくショリショリと陰毛の手触りが確認できる。



えっとえっとクリは・・・と。






(あっ、俺と先生の繋ぎ目だ・・・)






どういうわけは俺は今でも繋ぎ目を確認する癖がある。



確認すると嬉しいというか、妙な充足感を感じるのだ。



俺はヌットリと粘液が付着した自分のチンポを触り、次に先生のマンコを弄った。






(ふぅ・・・咥え込んでるわ、確実に。)






事実確認をし安心した後、繋がった先生のマンコの先っちょに軽く指を挿入させた。






(えっと・・・た、確か、こ・・・この辺だよな・・・あったあった)






俺は確認するとスリスリスリスリリリリリと速射シコリ攻撃を開始する。



もうこれに限るのだ。






「あ!あ!・・駄目!それ駄目!それ・・こ、声が出ちゃ・・・アググ!イヤ!イヤァ!」






ビクン!ビクン!と反応し、懸命にもたげようとしていた先生の体が再び枕に沈む。



俺は先生のパジャマをたくし上げ、さっきから気になってしょうがなかった先生の乳房にむしゃぶりついた。



先生の直の肌に自分の身を重ねると生暖かい温もりが超刺激的なわけ。






(う~!吸いてぇ超吸いてぇよ・・先生のビーチク。)






俺の体重で押し潰された先生の豊かな乳房に頭を潜り込ませ、チュゥチュゥと口内で転がす俺だった。






(う~ん・・コロコロとして超可愛いっす。先生の乳首。)






舌先で乳輪の周りを舐め回すとブツブツとした感触が得られる。






「ソ、ソレ・・・ヤメ・・・ググゥ!・・・アグアグ!・・・コエガデルカラ・・・ヤメ・・」






クリを撫でる俺の手を退けようと先生が強く掴んだ。



しかし声を出さないよう先生はもう片方の手を噛んで堪えている。



プニプニ・・・ムギュギュゥ・・・と先生の尻肉を下腹部で味わいつつ、容赦なく刺激し続ける俺。






「カッ!ア!ア!グゥ・・・イグ!イグ!イグ!イグ!モゥ・・・イグゥ・・・イッチャウカラ・・・ヤメ・・・」






その時、俺は女のイクなる感覚が全く理解できなかった。



男は射精という極めて分かりやすい結果で最終的に終わるのだが、女にはそれが無い。



イク!って言うけどイク!って何だ?という摩訶不思議な女体の神秘を感じていたのを覚えている。



それ故に無知な俺はイッたにも関わらずクリを刺激し続けてしまったのである。






「アガガガ!・・・イッテル!イッテル!・・・ゥゥ・・・イッテル!タスケテ!ヒィ・・・」






しかし俺は止めなかったわけ。



あぁ随分と無鉄砲な事をしたなと今にして思うが、キュッキュッキュゥゥっと摘んでしまう俺だった。






俺が舐め回してる乳房の匂いが洗いたての石鹸の香りから俺のスッパイ唾液の匂いに変わっていく・・・。



それでもニチャニチャとしつこく口内で転がしてしまう俺だった。






(う~ん、このかぶってるタオルケット旦那のだな、だってタバコの匂いがするんだもん。)






今は愛煙家になってしまった俺だから他人のタバコ臭など気にもしなくなったが、今思えば当時は随分鼻が効いたらしい。



俺は少しでも深く先生と繋がりたくて既に最奥に達しているにも関わらず図々しく腰を進める。



中学生にワビサビなど求められても無理なのだ。



出し入れの「出し」がもったいなくて奥に入れたまんま、さらにグッグッ!とチンポを前に出そうとする俺。



そしたら尾てい骨なんだと思うんだけど、膀胱のあたりにゴツゴツ固い物が当たるの。



これが超邪魔だった。






前に前に腰を入れるもんだから先生は敷き布団からズリ落ちそうになってしまう・・・。



慌てて引き戻す俺。






「ウッ!ウッウ~!」って、さしもの先生も繋がってるとこを旦那息子には知られたくなかったんだろうな。






必★に声を出さないように堪えているわけ。



でも、やっぱり途切れ途切れにうめき声が漏れてしまう。



しっかしやっぱ膀胱痛いな・・・。



渋々一回、ニュ~・・・と先端まで引き抜き一呼吸する俺だった。



さっきまでぬるま湯のようなぬくもりに浸かってた分だけ、抜くとちょっとヒンヤリする。



チンポが濡れてるのもあるだろう。



すると先生、俺がちょっと呼吸を置いたのを分かったんだろう。






「おねがぃ・・・もぅ・・・許して・・・おねが・・ア!ぐっ!」






先生が俺に哀願するが性獣と化していた俺が聞き入れるはずもなく、俺はニュ~・・・と奥にチンポを戻していった。






「だ、だめよぉ~ダメダメ・・・こんなの・・・」と先生、山姥のように黒髪を振り乱している。






俺はクリから手を放し、前に手を入れ先生を四つん這いに引き起こした。



そして両手でたタップンタップンと揺れる両乳房をギュっと握り潰す俺。



ズリ落ちる俺のタオルケット。



先生の尻から背中にかけての肌がオレンジのライトに妖しく映し出されたわけ。



ん~、この照明、下手なエロビデオよりよっぽど厭らしいっす。






(ん・・・?今ガキが動かなかったか?)






一瞬、ふとガキの肩口のあたりが動いたように見えたのだが・・・。



う~ん、気のせいだったみたい。



俺は先生の肉付きのいい尻をぐっと引き寄せてみる・・。



すると俺のようやく男の筋肉が着きはじめた腹筋に潰され、柔らかい双臀部がぐっと苦しそうに歪んでいくわけ。






ちょっと右に捩ってみる・・・。



グニッっと先生の尻肉も歪む・・・。



次左・・・グニニニっとまた俺の動きに連動して、柔らかく呼応してくれる先生の大尻。






その二人の肉質の違いを見て、(あ~、俺と先生ってつくづく男と女なんだなぁ)と、うっとりしてしまう俺だった。






俺は体を仰け反らし、またしても大好きな繋ぎ目確認をしてしまう。



さっきは暗くて見えなかったが、離すと補助照明の光りが辛うじて二人の繋ぎ目に届き、俺のチンポが先生の中に没しているのが確認できた。



粘液がオレンジ色に光ってる。






(あ、濡れてる濡れてる・・・先生確実に濡れてるよ、俺が犯してるだけじゃないよな?)とかこの状況下で自分弁護する俺だった。






するとその時だ。






「も、もぅ分かったから・・・し、して良いから早くして・・」と先生が言った。






俺は意味がわからず「え、なに?」と小声で先生に聞いた。






「しても良いから。早く終わらして・・・」と先生。






「ほ、ほんと?」と俺。






しても良いも何も、もうしてるわけだが、本人から許可を得たのがやけに嬉しい。



さっきまでの行為が無かったかのようにトキメク俺だった。



先生はウンウンと二度頷いた。






俺は一回チンポを引き抜き、先生を仰向けに寝かせ直す。



やっぱり相互性があるならバックより正常位だ。



俺ははだけたかけた先生のパジャマを完全に脱がせ、上に覆いかぶさっていく・・・。



先生は旦那と子供を確認してから自分の布団を俺の上から被せた。






「声出さないでね」






先生は唇に指をあて小さく言った。






「うん」と俺は言った。






そして先生のマンコに俺のチンポの照準を合わせていったわけ。



俺のチンポの先端が先生の入口を探り当てると、先生は少し眉間にしわを寄せ顔を背けた。



俺は先生の背中に手を回し、ぐっとその柔らかい肢体を抱きしめる。






(う~、何て抱き心地のいい躰なんだよチクショー!)






ヌー・・・っとぶっきらぼうに入っていく俺のチンポ。



先生入った瞬間ピクッと顎を上げたが大人しく俺を受け入れている・・・。



また旦那の方を確認する先生。



意地悪く俺はその視界を遮るように俺の顔をもっていく。



イヤ!と言うように先生顔を背けた。



が、その顔を手で引き戻し、強引に唇を合わしていこうとする俺。



ヤダヤダと首を振る先生。






でもなぁ・・・やだって言われるとやりたくなっちゃうんだよなぁ・・・。






図々しくも俺は旦那のけたたましいイビキの中、先生の上にのしかかっていき、頭を固定すると強引に唇を奪っていった。



きつく閉じられた下唇を俺の唇で挟み吸い込んでいく・・・。






(う~、ポッテリしてて絶妙に柔らかいよ。)






チュ・・・ズチュ・・






引っ張るように吸引していく俺だった。






(下の穴も、上の穴も、俺の物だ。)






そんな気持ちだった。






しかし先生、鼻息だけでは苦しかったのだろう。



胸を膨らませるとハァ~と生暖かい吐息を漏らす先生。



が、俺はそのタイミングを見逃さず、自らの舌を先生の口内にねじ込んでいく。






「ん?ムグ!ムガガ・・・」と先生。






俺を拒絶するように身を固くし、俺の口を引き剥がそうとした。






(下の口はOKなのに、上の口はNOっていうのはどうなんだ?)と、矛盾を感じる俺だった。






逃げようとする先生の舌を軸に、とぐろを巻くようにネロネロと俺の舌を絡みつかせる・・・。



これがまたチンポをマンコに入れながらだと、上の口の行為が下の口に連動してるような錯覚に陥るわけ。






ん?先生の唾液が溢れてきたようだ・・・。



俺は勿体無いからジュ・・ジュジュゥ・・と吸い取っていく。



愛する人の液なら何でも吸収していきたいっす。



そんな気持ちだった。



戦隊モノだか何だか知らないが、カッチョイイ人形がカタカタ揺れている。






「あぐぅ・・・んっ・・・あっ・・ぅぅ」






先生、俺の肩を掴みながら上体を震わせて苦しそうに藻掻いている。



ふと下を見ると俺の体重に押し潰された先生の豊かな乳房が見える。



あ~、これ見るといやでも男と女を感じさせちゃうね。






少し体を離してみる俺・・・。



そしてまた体を合わせていくと乳房が苦しそうに潰されていく。



今度は体を左右に擦りつけてみた。



先生の乳首の感触がコリコリと俺の胸に残る。






ただでさえ暗い照明の中でも先生の乳房の中心部が辛うじて黒点になって乳輪の位置が判別できた。



俺は先生の乳房を下からグッと揉み上げると、その黒点を口に含んでいったわけ。



ん~・・・唇に伝わる微妙なブツブツ感がたまらんっ。



俺はそのブツブツを円を描くように舌先で舐め回していく。



すると明らかに黒点の中心部が隆起していくのが分かる。



いかにも「吸ってぇ・・」と言ってるみたいっす。






吸わいでか!



俺は唇で先端を挟むとズチュ!ズチュチュチュッ!と無茶な吸引を始めたのである。






「あぐ!あぅぅぅ~ちょ!んっくぅ・・やめっ・・」






先生の上体が思わず反り返った。



調子づき、弄ぶだけ弄ぼうとする図々しい俺だった。






その時だ。






「う~ん・・・」と横で寝ているガキの声。






うるさかったのか寝返りをうっている。






一瞬固まる二人。



静かにしてると先生の鼓動が伝わってきた。



先生既に胸元がグッショリと汗ばんでいるようだ。






そういえば豪雨のせいもあるのか今日はやけに湿気が多く暑苦しい。






「ンガガ~!・・・ガッ!・・・グゴォ!・・・」と相変わらず旦那のけたたましいいびきの声がする。






(・・・大丈夫・・・かな?)と俺が再び行為を開始しようかと思ったら「早く出してっ」と耳元で先生。






確かに長期戦はやばそうだ。






素直に「うん」と頷く俺だった。



すると「中に出してもいいから」と先生。






「へ?」






まさかの言葉に俺が聞き返した。






確かに、今までも中出しばっかりだったが意図したものではない。



もちろん外で出さなきゃいけないと思いつつ未熟な為に出してしまっていたのだ。



中学生でも中に出せばどういう結果になるのかぐらい分かる。






しかし「いいからっ」と先生は言うと俺のケツを掴み、グッグッと更に奥へと迎え入れていく・・。






も・・もぅミッチミチでこれ以上は絶対入らないっす。



天井届きすぎて先端痛いし・・・。



何で先生が中出しをOKしたのか、その理由は後で知る事になるのだが、その時の俺は馬鹿みたく(先生が俺の種を貰ってくれるんだ・・)みたいな超浮かれ気分で舞い上がってたのを覚えてる。



氏んだ方がいいな。






「ね?◯◯クン出して・・」






先生は耳元でそう囁くと、肉付き豊かな腿肉で俺の腰をギュゥ・・・っと挟み込んできたわけ。



アヒャァ!これやられちゃ男は堪らんよ・・・それに当時俺中学生だったし。






「アッ!ガ!・・・グゥ・・」






陥落寸前で必★に踏み止まろうとする俺だった。



肩ブルブル震わせて。



しかし更に先生はチンポを受け易いようにドテを擦り付けてくるの。






切な気に上下に揺する先生の腰。



ニュポ・・・ニュポ・・ニュルルって感じで、チンポをヒダヒダでしごき上げてくる。



擦れ合わさる陰毛の感触まで伝わってきてもう大変。



そしてギュゥギュギュゥ・・・っと膣肉が俺のチンポを絞りあげてきた・・。






たまらず何妙法蓮華経・・・。






呪文のようにお経を唱えて、俺は射精の呪縛から逃れようとする俺。



早く出しゃ良いのにと今になって思うのだが、何故だか分からないが、どうも俺イカされる事が嫌だったんじゃないかと思う。



いわゆる自分主導で終わらせたかったっていう。



今考えると中学生の癖にくそ生意気な奴だなw






で、先生は俺の背中に手を廻すと上体を突っ張っていた俺を自らの体に密着させるように引き寄せてきたわけ。



再びプニャ・・・といった先生の乳房の感覚が俺の胸部に伝わってくる。






で、腕を俺の首に絡めると、






「ね?ちょうだい・・・◯◯クンの。ここに・・いっぱいちょうだい」






そう囁きながら腰を揺すり入り口を擦り付けてくる。



その声がまた堪らなく艶っぽいのよ、蚊の泣くような小さな声なんだけど。






(あ~もう駄目駄目!どんな有り難いお経も呪文も通用しない!)






遂に俺の腰はビクン!ビクン!と痙攣すると、おびただしい精液を先生のお言葉通りに膣内にぶちまけていったわけ。



ビュゥ!ビュビュゥ!ビュビュビュ!・・・っておいおい!いつまで続くんだよ?ってぐらい止め処ない射精の快感に震え、俺は先生の体にしがみついてるしかなかった。






(あ~気持ちぇぇわぁ・・・)






今思うと頑張って我慢しまくって出す射精は、思いっきり喉を乾かしてから飲むビールみたいなもんなんだろうな。






全部出し切っても勿体無くて、尿道に若干残った精液を出そうと腰を掻き回して精子を出し切ろうとする俺。






(はふぅ・・・急に眠たくなってきたっす。)






俺はズルリとチンポを先生の中から引き抜くと、旦那のジャージに着替え眠りについた。



先生は旦那の頭の上にあるティッシュを取り出しているようだ・・・。



夢うつつにティッシュで拭うガサゴソという音を俺は聞いていた。






朝だ。



気づくとみんな起きており、俺の布団だけが残されている。



やばい!人んちなのに自分が最後に起きるっつぅのはいかにもみっともない。



俺は焦って自分の布団を畳み始める。






「ゆっくりしてていいのに」と先生。






「す、すみません」と言って、なぜだかわからんが謝る俺だった。






「おはよう、今日はいい天気だよ」と言って旦那が俺に挨拶してきた。






「お、おはようございます!」






いけね、挨拶もまだだったじゃん。



俺最悪だな・・・と思いつつ、促されるように外を見た。






「ほんとだ」思わず言う俺。






台風一過とはよく言うが、豪雨一過ってのもあるのかな?



外は抜けるような青空だった。






「トースト焼けたわよ、食べるでしょ?」と先生。






「あ、はい、すいません」と言って、またしても謝る俺だった。






俺は布団を畳み終えるとテーブルについた。






正直食べる気しなかったよ。



やっぱり人んちっていうのはバツが悪すぎるっつぅか、居心地悪いし。



が、まさか要らないですとも言えないだろう?



俺は喉の通りが悪いトーストをコーヒーで無理やり流し込んでいったわけ。






「あ!いただきます!」






食い始めてから慌てて言う俺。






「ぷっ」と旦那が吹き出している。






かっちょわりぃなぁ俺。



ますます喉の通りが悪くなってきた・・。



その時だ。






先生がガキに「お兄ちゃんにおはようございますは?」と挨拶を促した。






そんなんいいのに・・・と思いつつ、人生の先輩として挨拶しないわけにもいかず、先んじて「おはよう」と必★の笑顔を作って挨拶した。



思春期にガキ相手するのは難しいよ。



今は平気だけどね。






するとガキが「いやだ」と首を横に振ったの。






「何でぇ?ちゃんと挨拶しなさい」と先生はガキを少し怒った。






「いいっすよ」






内心可愛くないなと思いつつ先生に言う俺。






・・・が、「やだ!この人ママをいじめるからやだ!」とガキが言った。






瞬間空気が凍り付いたのは言うまでもない。






い~や~!ただでさえ喉を通り難かったトーストが、胃の中で逆流しそうになんの。



どうやってこの修羅場を潜り抜けたらいい?ええ?



経験値のない俺はただただ硬直するしか手がなかった。



もうね、ただひたすらチンポの馬鹿!と心の中で叫び続けてた。






「ママを苛めるって?誰がぁ?」と、先生。






先生だって内心相当やばいと思ってたんだろうに、その辺は俺との経験値の違いだな、極めて平静を装ってたよ。



まじ大人ってすごいと思った。






「こ、この人、昨日ママの上に乗って・・・」と言いかけるガキ!






まてまてまてっ!何を言う気だえー!?



ゲロ吐きたくなってきたよ、うぅ。






お母さん助けて!って、既にお袋にもタメ口な俺なのに、こういう時だけはやっぱり俺もガキだったんだな、真っ先に浮かんだのがお袋だった。



しかしこの状況お袋にだってどうしたって言い訳つかない訳だが・・・。






「◯◯!(ガキの名)駄目でしょそんな事言っちゃ!」と先生ガキが全部言い切る前に遮った。






ナイス!






「だって!だって!ママ苦しそうで・・・」と、ガキは先生に叱られてるのにも関わらず、まだ続けてようとするわけ。






ヒィ~!許して!もう許して!






俺の視界にはわずかに旦那の顔が入っているのだが、俺はそれを直視できず、俯く事で旦那を視界から消すしかなかった。



だって旦那がどんな表情してるのかなんかこの修羅場で確認できるわけないよな?俺は無理だった。



さっきからゲ!ゲ!と胃の中から熱いもんがこみ上げてくるし。



あぁこれがバチってもんなのかなぁと思ったね。






『後悔先に立たず』って言葉が何度も俺の脳裏を過ぎったのをよく覚えている。






見えてるものが全部ブロンズ色っていうの?自分に無関心な世界に見えるのよ。



全部が「私とは関係ありません」って、突き放してくるような感じ。






「◯◯っ!!」






ピシャ!っと間髪入れずに遮る先生。






「どうしちゃったのかしら、この子・・・」と、どうやら旦那に言ってるようだ。






どうしちゃったって、セックスしてるの見られちゃったわけで。



旦那の返答を待つ時間が異常に長かった。



俺は内心ガクブルなのにも関わらず、平静を装う為にコーヒーを飲むフリなんかしてた。



トーストを口に運んでね。



でも、もちろんフリだけ。



口には何も入れないっていうか、入んないもん。



カラッカラに口内は乾いてるし。






「うちに客来るなんて、珍しいからな。緊張してるんじゃないか?」と旦那。






まだガキの言うことの真意が分かってないらしい。



まぁそうだわな、旦那が寝ているすぐわきで行為に及んでいようとは夢にも思わないだろう。






俺はガキに「ごめんね?」と極めて優しく声をかけた。






それは旦那のふりに対するごめんねではなく、本当の意味でのごめんねでもあった。






「いいのよ謝らなくたって。悪いのはこの子なんだから」と先生。






女って怖ぇよ・・・。



どうしてこうシレーっとこういう事言えるのかね。



俺は今でもこの状況を迎えたら先生と同じ対応はできないと思うね。



そうです、悪いのは俺です。



申し開きのしようもありません。



シュンとしたチンポをジャージ越しに握り締めながら俯く俺だった。






「僕悪くないもん!ママ苛められてたもん!」とガキ。






「この人ママの上に乗ってママ裸にして・・・それで・・」



「こら!」と言うと、先生はゲンコで頭をゴツン!と小突いたわけ。






「う~わ~!」とガキは言うとドタドタと泣きながら隣の狭い部屋へ逃げて行ったわけ。






「こら!◯◯!」と後を追うフリをする先生。






が、もちろん深追いはしない。



ここの状況下での深追いはやぶ蛇だって事は先生だって分かっている。






「ごめんねぇ?あの子一人っ子だからつい甘やかしちゃって・・・」と、俺に謝る先生。






ま~、間もなく二人っ子になるんだけどね。






それはいいとして「すいません、俺食い終わっ垂らすぐに帰りますから」と言った。






とにかく逃げたい一心で。






「おいおい、気にしなくていいよ」と旦那。






「そうよ」と先生も言ったが、目は完全に(早く帰れ!)と言っている。






「いや、親も心配してると思うし」と、心にもない事を言う俺だった。






ハァ・・・あとのフォロー頼むね?先生。






「そう?」と先生も執拗に引き止めなかった。






「服、洗って乾かしてあるから」と言って、洗面所の洗濯機の方を指差して言う先生。






俺は「ご馳走様でした」と今度はちゃんと言うと、席を立ち着替えに向かったわけ。






ゴソゴソと乾燥機できちんと乾かされた服を着替える俺・・・。



そうすると微かだが先生と旦那が話す声が聞こえた。






「あんまり◯◯の寝てるとこでしない方がいいのかな・・・」と旦那の太い声。






「何が?」と先生が聞き返してるようだ。






「何って(なに)だよ」と悪戯そうな声で旦那が返す。






(なに)って・・・急にチンポがピーン!と反応して、着替える手を止めて耳を澄ましてしまう俺だった。






「ば!何言ってるの?こんなとこで・・・」と先生が旦那を窘めている。






「でも◯◯、きっと俺たちの(なに)見て、トラウマになってるんじゃないかな?それで急に若い男の子が来て夢でも見たんじゃ・・」






あ~、もう二人の会話はまぎれもなく“明るい家族計画”の話をしてるわけで。



一見いやらしさの欠片もないこんな普通の夫婦の中にも普通に性生活ってもんがあり、その一片を垣間見た若い俺のチンポは先ほどまでのシュンとした姿もどこへやら、ギンギンに漲ってきてしまったわけである。






「気にしすぎよ、それに他でどこでするのよ」と先生。






小さい声だが、意外とここ狭い分だけ声の通りがいいらしい。



ほとんど筒抜けで聞こえてくる。



胸をトキメかせて聞き入る俺だった。






「風呂とか?」と、旦那の声が聞こえた瞬間、俺の頭の中は先生と旦那が風呂でやってる姿が浮かび上がる。






若い分だけ性的想像力は豊かだ。






「バカ!終わり。この話終わり」と、言って先生一方的にトキメキ話を終了させてしまったわけ。






勿体無い・・・。



チンチンをビンビンにしながらそう思った。



とにかく若さっていうのは手に負えないわけで、一度ビンビンになっちゃうと抜かない事にはそうそう落ち着かないのである。



俺はそそくさと着替えると居間に一度戻った。






「ちゃんと乾いてる?」と先生俺の服を確認している。






その白い指が妙に艶かしいのよ。



さっきまでエッチぃ話をしていた旦那の方を見る俺。



骨太そうな四角い体をしている、色白な先生と違って陽に焼けて茶色い肌。



どうしたってその二人が風呂場で絡み合ってる姿が脳裏に浮かんできちゃうんだもん・・・もうこれはどうしようもなかった。






「ちょっと、トイレ」と言って、こらえきれなくなった俺はトイレへ行ったわけ。






(さっさと悪魔を抜いてしまわねば!)






そう思いながら漲るチンポを取り出す俺。



目を瞑り、風呂場を想像する・・。



で、白く肉感的な先生がタイル状の壁に手をつき、バックから旦那に責められている・・。






「あ!・・あん!・・あ~ん・・あなた・・」






俺としてる時とは違い奔放な声を出す先生・・・。



シュッシュ・・とチンポを優しくシコりながら、俺は次第に旦那の姿に俺をスライドさせていったわけ。



茶色い筋肉質な旦那の体と、白く細い先生の体が蛇みたく絡み合う。



タップンタップン揺れる乳房を肉厚な指で握り締めていった。



耐えかね小刻みに震える先生の体。



その口に俺の舌を差し込んでいく・・。



妄想の中で少しでも先生の奥に潜り込もうとする俺だった。






舌とチンポで上下の口を掻き回す俺。



屈強な体に弄ばれて自由に先生の柔肉が歪んだ。






「あっ!アン!あっアナタァ!・・・」






風呂場だから声にエコーがかかる設定w






(お~し、出そうだ・・・中に出すぞ。)






すかさずトイレットペーパーを先端に添える俺だった。



俺は先生の大きな尻をつま先立ちするまで引き上げると、自らの腰をせり出し射精を開始したわけ。



ビュ!ビュ!と射精が始まると俺の腹筋の小刻みな震え、それに応えて先生の柔らかい尻肉もプルプルと震えている。



ミッチリ咥え込む先生のマンコが俺の精液を飲み干していった。



射精が終盤に差し掛かるとようやく現実世界に戻る俺。






(先端を拭き拭きしなきゃ。)






イテテ!チンポにちょっと貼り付いちゃったテヘ。



ペリペリと亀頭に貼りついたトイレットペーパーを剥がすとそれを流し、俺は居間に戻って行ったわけ。






「お世話になりました」と言うと、そそくさと逃げるように先生の家を出た。






外に出ると水は完全に引いていたんだけど、家が半壊してたり、塀が崩れてたり、まぁ被害は凄まじかったよ。



いちいち人んちの被害を確認しながらトロトロ帰ったのを覚えてる。






























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